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公開番号
2025035470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142525
出願日
2023-09-01
発明の名称
コネクタ基板及び通信ケーブルアッセンブリ
出願人
平河ヒューテック株式会社
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
H01R
12/72 20110101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ケーブルの接続作業性が良好なコネクタ基板を提供する。
【解決手段】コネクタ基板200Aは、通信ケーブル1の端末に電気的に接続されるコネクタ基板であって、通信ケーブル1は、中心の導体と、導体を被覆する絶縁層とを備えた2本の信号線から構成された差動対2A、2Bを有し、通信ケーブル1の信号線又は差動対は、シールド層を備え、コネクタ基板は、基材201と、基材201の一方の面201aに形成され、信号線の導体が接続される一対の端子と、基材201の一方の面201aに形成され、シールド層が接続される端子であって、一対の端子の通信ケーブル1側に配置されたシールド端子231f、232fとを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
通信ケーブルの端末に電気的に接続されるコネクタ基板であって、
前記通信ケーブルは、中心の導体と、前記導体を被覆する絶縁層とを備えた2つの信号線から構成された差動対を有し、
前記通信ケーブルの前記信号線又は前記差動対は、シールド層を備え、
前記コネクタ基板は、
基材と、
前記基材の一方の面に形成され、前記信号線の前記導体が接続される一対の端子と、
前記基材の前記一方の面に形成され、前記シールド層が接続される端子であって、前記一対の端子の前記通信ケーブル側に配置されたシールド端子と、
を備えたコネクタ基板。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記通信ケーブルは、2つの前記差動対を有し、
前記一対の端子は、前記基材の表面に形成され、前記2つの差動対のうち一方の前記差動対の前記導体が接続される一対の表面端子と、前記基材の裏面に形成され、前記2つの差動対のうち他方の前記差動対の前記導体が接続される一対の裏面端子とを備え、
前記シールド端子は、前記基材の前記表面に形成され、前記一対の表面端子の前記通信ケーブル側に配置された表面シールド端子と、前記基材の前記裏面に形成され、前記一対の裏面端子の前記通信ケーブル側に配置された裏面シールド端子とを備えた、
請求項1に記載のコネクタ基板。
【請求項3】
前記通信ケーブルは、プラグの表裏の向きを検出するためのコンフィギュレーションチャネル線を有し、
前記基材の前記表面又は前記裏面に形成され、前記コンフィギュレーションチャネル線が接続されるコンフィギュレーションチャネル端子、
をさらに備えた請求項2に記載のコネクタ基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ基板
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コストの低減及び伝送特性の向上を図ることが可能な伝送ケーブルが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
インターフェース規格の一つのUSB(Universal Serial Bus)規格は、現在までに様々策定され、最大転送速度が向上してきている。例えば、USB1.0及びUSB1.1では12Mbps、USB2.0では480Mbps、USB3.0では5Gbps、USB3.1では10Gbps、USB3.2では20Gbpsとなっている。一方、コネクタについては、Type-AとType-Bが規定されていたが、USB3.1以降はコネクタがリバーシブルなType-Cが規定されている。
【0004】
また、USB用のケーブルは、1本のケーブルで様々な通信ができるようになってきており、このために芯線の構成が複雑化し、芯線数が増加してきている。例えば、USB2.0では4芯、USB3.0では8芯、USB Type-Cでは15芯が推奨されている。
【0005】
特許文献1に記載された伝送ケーブルは、USB Type-C規格に準拠した伝送ケーブルであり、8本の同軸線(10Gbps伝送用)と、4本の信号線(第1のSBU線、第2のSBU線、CC線及びVconn線)と、1本の電源線と、2本のグランド線と、一対の撚り対線とを含む17芯のケーブルである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-10747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のUSB Type-C規格に準拠した伝送ケーブルは、スマートフォン用充電ケーブルとして、多くの国で主流を占めている。さらに、スマートフォンに限らず、PCや他の通信機器、画像機器についても、USB Type-C規格を電源ケーブルや通信ケーブルとして採用する動きが出ている。これはケーブルの特性を統一化するためではなく、コネクタのプラグ(嵌合部)及び接続対象機器のレセプタクルを統一化して利便性を高めるためと考えられる。一方、USB Type-C規格では、ケーブル及びコネクタのそれぞれについて仕様を定めている。このUSB Type-C規格に準拠した伝送ケーブルによると、芯線数が多いためにコネクタ基板のパッド数が多くなる。そのため、基板サイズの制約からパッドの面積が小さくなり、ケーブルの接続作業性が悪いという問題がある。
【0008】
本発明の課題は、ケーブルの接続作業性が良好なコネクタ基板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
[1]通信ケーブルの端末に電気的に接続されるコネクタ基板であって、
前記通信ケーブルは、中心の導体と、前記導体を被覆する絶縁層とを備えた2つの信号線から構成された差動対を有し、
前記通信ケーブルの前記信号線又は前記差動対は、シールド層を備え、
前記コネクタ基板は、
基材と、
前記基材の一方の面に形成され、前記信号線の前記導体が接続される一対の端子と、
前記基材の前記一方の面に形成され、前記シールド層が接続される端子であって、前記一対の端子の前記通信ケーブル側に配置されたシールド端子と、を備えたコネクタ基板。
[2]前記通信ケーブルは、2つの前記差動対を有し、
前記一対の端子は、前記基材の表面に形成され、前記2つの差動対のうち一方の前記差動対の前記導体が接続される一対の表面端子と、前記基材の裏面に形成され、前記2つの差動対のうち他方の前記差動対の前記導体が接続される一対の裏面端子とを備え、
前記シールド端子は、前記基材の前記表面に形成され、前記一対の表面端子の前記通信ケーブル側に配置された表面シールド端子と、前記基材の前記裏面に形成され、前記一対の裏面端子の前記通信ケーブル側に配置された裏面シールド端子とを備えた、前記[1]に記載のコネクタ基板。
[3]前記通信ケーブルは、プラグの表裏の向きを検出するためのコンフィギュレーションチャネル線を有し、
前記基材の前記表面又は前記裏面に形成され、前記コンフィギュレーションチャネル線が接続されるコンフィギュレーションチャネル端子、をさらに備えた前記[2]に記載のコネクタ基板。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明によれば、ケーブルの接続作業性が良好になる。
請求項2に係る発明によれば、コネクタ基板を小型にすることができる。
請求項3に係る発明によれば、レセプタクルに対して表裏逆でも差し込みが可能なリバーシブルなプラグを使用できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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