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公開番号2025035168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142033
出願日2023-09-01
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 21/56 20130101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】 ウイルス検出処理の実施を制御できない場合でも、ファイルを利用するユーザの利便性を損なわないようにすることを目的とする。
【解決手段】 ファイルを受信する受信手段と、受信した前記ファイルを保管する保管手段と、前記ファイルに対してウイルス検出処理を実施するウイルス検出手段と、前記ウイルス検出処理の結果、前記ファイルがウイルスに感染している疑いがあると判定された場合、またはウイルス検出処理がエラーになった場合であっても、前記ファイルが正常ファイルであると保証される場合は、前記ファイルを正常ファイルとして判定するウイルス検出結果判定手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ファイルを受信する受信手段と、
受信した前記ファイルを保管する保管手段と、
前記ファイルに対してウイルス検出処理を実施するウイルス検出手段と、
前記ウイルス検出処理の結果、前記ファイルがウイルスに感染している疑いがあると判定された場合、またはウイルス検出処理がエラーになった場合であっても、前記ファイルが正常ファイルであると保証される場合は、前記ファイルを正常ファイルとして判定するウイルス検出結果判定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記受信手段は、前記ファイルが正常ファイルであると保証されるか否かを示す正常保証情報を受信し、
前記ウイルス検出結果判定手段は、前記正常保証情報に基づいて、前記ファイルが正常ファイルであると保証されているか否かを判定すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ファイルの送信元情報を管理する管理手段をさらに備え、
前記ウイルス検出結果判定手段は、前記管理手段が管理する送信元情報に基づいて、特定の送信元から送信されたファイルを正常ファイルであると判定すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ウイルス検出結果判定手段は、前記保管手段により特定の保管領域に保管されたファイルを正常ファイルであると判定すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記正常保証情報は、前記ファイルに付与されるタグに含まれること、
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記正常保証情報は、前記ファイルに埋め込まれるメタデータ情報であること、
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ウイルス検出手段は、前記保管手段が前記ファイルを保管した場合に、前記ファイルに対してウイルス検出処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ウイルス検出手段は、外部サービスの機能を用いて、前記ファイルに対してウイルス検出処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
ファイルを受信する受信工程と、
受信した前記ファイルを保管する保管工程と、
前記ファイルに対してウイルス検出処理を実施するウイルス検出工程と、
前記ウイルス検出処理の結果、前記ファイルがウイルスに感染している疑いがあると判定された場合、またはウイルス検出処理がエラーになった場合であっても、前記ファイルが正常ファイルであると保証される場合は、前記ファイルを正常ファイルとして判定するウイルス検出結果判定工程と、
を有することを特徴とする情報処理装置の処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1から6のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関し、特にウイルス検出処理に基づいた処理の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザが撮像装置で撮影した画像や外部サービスの画像を、情報処理装置を用いて保管する方法が普及している。ユーザがネットワークを介して撮像装置内に格納された画像や外部サービスに保管された画像を情報処理装置へ送信し、情報処理装置は受信した画像を保管する。ユーザは端末を介して、情報処理装置に保管された画像の閲覧や、別ユーザやサービスへの転送といった操作が可能になる。
【0003】
また、セキュリティの確保を目的として、情報処理装置にアップロードされた画像に対してウイルス検出処理を行う方法が普及している。これにより、ウイルスに感染していないことを確認した上でユーザに画像を利用させることが可能になる。
【0004】
ウイルス検出処理は、ユーザの撮像装置や外部サービス側でも実施される場合がある。その場合は情報処理装置にアップロードする際にもウイルス検出処理が実施され、重複してウイルス検出処理が実施されることになる。そのため、撮像装置や外部サービス側でセキュリティが確保された画像であっても、情報処理装置側でウイルスが検出された場合、または検出処理のエラーにより正しく判定できなかった場合には、画像が隔離され、ユーザが画像を利用できなくなることがある。
【0005】
ウイルスが検出される画像には誤検出の場合も含まれ、上記のように既にセキュリティが確保されている画像に対してウイルスが検出されるのは、誤検出の場合も多くあると想定される。しかし、情報処理装置では誤検出であるか否かを確認できないため、ユーザは画像を利用できず機会損失になる。
【0006】
ウイルス検出処理の重複を避けることを目的として、特許文献1ではプリントサーバでウイルス検出処理を実施済みである場合には、後段の画像形成装置においてウイルス検出処理を実施しない技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-38685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、情報処理装置がウイルス検出処理の実施を制御できない場合は重複処理をせざるを得ないという課題があった。ウイルス検出処理の実施を制御できない場合とは、例えばウイルス検出処理に外部ベンダが提供するクラウドサービスやソフトウェア、OSに組み込みのアプリケーション等を利用しており、実施タイミングを制御できない場合などである。例えば、画像が情報処理装置に保管されたタイミングで自動的にウイルス検出処理が開始される場合などがある。
【0009】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ウイルス検出処理の実施を制御できない場合でも、ファイルを利用するユーザの利便性を損なわないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の情報処理装置は、ファイルを受信する受信手段と、受信したファイルを保管する保管手段と、ファイルに対してウイルス検出処理を実施するウイルス検出手段と、前記ウイルス検出処理の結果、ファイルがウイルスに感染している疑いがあると判定された場合、またはウイルス検出処理がエラーになった場合であっても、正常ファイルであると保証される場合は正常ファイルとして判定するウイルス検出結果判定手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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