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公開番号
2025034812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141443
出願日
2023-08-31
発明の名称
スクイズ容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/32 20060101AFI20250306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ねじ締めトルクを印加しても胴部にねじれ変形が生じにくいスクイズ容器を提供する。
【解決手段】本開示のスクイズ容器1は、口部11、胴部13及び底部14を備え、胴部13が平面視において扁平形状であるとともに押圧により変形して内容物を絞り出し可能に構成されている合成樹脂製のスクイズ容器1であって、胴部13は、上端部と下端部の間の高さ位置において扁平形状が長軸15方向に最大径となる最大径位置13Mを有し、胴部13の最大径位置13Mには厚み方向内側に凹む凹リブ21が設けられており、凹リブ21は、最大径位置13Mから高さ方向の上下にそれぞれ胴部13の高さ寸法Hに対して10%以上の高さ範囲に延在し、凹リブ21は、スクイズ容器1を長軸15方向が左右方向となる正面視及び背面視において、右上から左下に向かって傾斜する単方向傾斜部23を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
口部、胴部及び底部を備え、前記胴部が押圧により変形して内容物を絞り出し可能に構成されている合成樹脂製のスクイズ容器であって、
前記胴部は、上端部と下端部の間の高さ位置において正面視における左右方向幅が最大となる最大径位置を有し、
前記胴部の前記最大径位置には厚み方向内側に凹む凹リブが設けられており、前記凹リブは、前記最大径位置から高さ方向の上下にそれぞれ前記胴部の高さ寸法に対して10%以上の高さ範囲に延在し、
前記凹リブは、前記スクイズ容器を正面視及び背面視の少なくとも一方において、右上から左下に向かって傾斜する単方向傾斜部を有する、スクイズ容器。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記凹リブは、前記正面視及び前記背面視の少なくとも一方において、左右方向端部から左右方向中央部に向かって下方又は上方に傾斜するV字状傾斜部を有する、請求項1に記載のスクイズ容器。
【請求項3】
前記単方向傾斜部は、水平方向に対して30度以上80度以下の範囲で傾斜している、請求項1又は2に記載のスクイズ容器。
【請求項4】
前記凹リブは、前記胴部の上端部から下方に前記胴部の高さ寸法に対して20%の高さ範囲よりも下方に設けられている、請求項1又は2に記載のスクイズ容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、胴部が押圧により変形して内容物を絞り出し可能に構成されている合成樹脂製のスクイズ容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、おろしワサビ(練りワサビ)、おろしにんにく、おろし生姜、マヨネーズ、ケチャップなどの練り状ないしペースト状の内容物を収容する用途に用いられる容器として、スクイズボトルやチューブ容器などの、胴部が押圧により変形して内容物を絞り出し可能に構成されている合成樹脂製のスクイズ容器が広く用いられている。
【0003】
例えば特許文献1には、低密度ポリエチレンを主材とした合成樹脂材料を押出ブロー成形(EBM:Extrusion Blow Molding)することにより、口部、肩部、胴部及び底部を備えたボトル形状を成し、胴部が口部の軸線上で互いに交差する長軸と短軸とを有する扁平形状であるとともに押圧により変形して内容物を絞り出し可能に構成されている合成樹脂製のスクイズ容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-119477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、内容物をスクイズによって吐出するスクイズ容器では、スクイズ感の向上を目的に容器の胴部を柔らかく形成することが求められる。また、これらのスクイズ容器においては、首部の形状や充填ライン設備などの制約によって、容器本体を治具などに挿入して、胴部を固定した状態で、ねじキャップを装着する方法を用いることがある。
【0006】
しかし、このようなスクイズ容器に対して、例えば、内容物の熱充填を行った場合や、近年の環境への配慮により更に樹脂量の削減を行った場合など、容器の胴部剛性が低下する要因が発生すると、口部にねじキャップを装着したときに、容器がねじキャップの装着トルクに負けてねじれ変形してしまう場合があったため、この点において改善の余地があった。
【0007】
本開示は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、ねじ締めトルクを印加しても胴部にねじれ変形が生じにくいスクイズ容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するために、本開示のスクイズ容器は、
[1]
口部、胴部及び底部を備え、前記胴部が押圧により変形して内容物を絞り出し可能に構成されている合成樹脂製のスクイズ容器であって、
前記胴部は、上端部と下端部の間の高さ位置において正面視における左右方向幅が最大となる最大径位置を有し、
前記胴部の前記最大径位置には厚み方向内側に凹む凹リブが設けられており、前記凹リブは、前記最大径位置から高さ方向の上下にそれぞれ前記胴部の高さ寸法に対して10%以上の高さ範囲に延在し、
前記凹リブは、前記スクイズ容器を正面視及び背面視の少なくとも一方において、右上から左下に向かって傾斜する単方向傾斜部を有することを特徴とする。
【0009】
また、本開示のスクイズ容器は、
[2]
上記[1]に記載の構成において、前記凹リブは、前記正面視及び前記背面視の少なくとも一方において、左右方向端部から左右方向中央部に向かって下方又は上方に傾斜するV字状傾斜部を有することが好ましい。
【0010】
また、本開示のスクイズ容器は、
[3]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記単方向傾斜部は、水平方向に対して30度以上80度以下の範囲で傾斜していることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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