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公開番号2025034437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140824
出願日2023-08-31
発明の名称錘取付機構
出願人株式会社ヤマリア
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A01K 95/00 20060101AFI20250306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】疑似餌の沈下速度を高めつつ、獲物の生息域では疑似餌の本体の適切な姿勢を維持することが可能な錘取付機構を提供することを目的とする。
【解決手段】錘取付機構11は、錘81が配置される錘配置部132が設けられたロッド13と、ロッド13を支持する軸部材14と、を備える。軸部材14は、エギ1の本体2とロッド13とが互いに対して回転可能となるようにロッド13を支持する。錘取付機構11は、ロッド13に対するエギ1の本体2の回転を、ロッド13とエギ1の本体2の長手方向軸線L1とが成す角度がθ1となる第1位置と、ロッド13と長手方向軸線L1とが成す角度がθ1よりも小さいθ2となる第2位置と、の間に規制する回転規制部をさらに備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
疑似餌の本体に錘を取り付けるための錘取付機構であって、
錘が配置される錘配置部が設けられたロッドと、
前記ロッドを支持する軸部と、を備え、
前記軸部は、前記疑似餌の本体と前記ロッドとが互いに対して回転可能となるように前記ロッドを支持し、
前記ロッドに対する前記疑似餌の本体の回転を、前記ロッドと前記疑似餌の本体の長手方向軸線とが成す角度が第1角度となる第1位置と、前記ロッドと前記長手方向軸線とが成す角度が前記第1角度よりも小さい第2角度となる第2位置と、の間に規制する回転規制部をさらに備えている、錘取付機構。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記ロッド及び前記軸部が配置される溝部をさらに備え、
前記回転規制部は、前記溝部の近傍に設けられ前記ロッドと当接する面である、請求項1に記載の錘取付機構。
【請求項3】
前記軸部は、前記ロッドのうち一端部と他端部との間の部位を支持し、
前記錘配置部は、前記ロッドのうち前記軸部よりも前記一端部側に設けられ、
釣糸が接続される釣糸接続部が、前記ロッドのうち前記軸部よりも前記他端部側に設けられている、請求項1に記載の錘取付機構。
【請求項4】
前記釣糸接続部は、前記疑似餌の本体が前記第1位置に配置されているときに前記疑似餌の本体から離れる方向に突出するように形成されている、請求項3に記載の錘取付機構。
【請求項5】
前記釣糸接続部は、前記ロッドに曲げ加工を施すことにより形成されている、請求項4に記載の錘取付機構。
【請求項6】
前記ロッドの長さは、前記疑似餌の本体が前記第2位置に配置されているときに、前記錘配置部から前記疑似餌の本体までの鉛直方向距離が5センチから15センチの範囲となるように設定されている、請求項1に記載の錘取付機構。
【請求項7】
前記疑似餌の本体に対して着脱自在に接続される接続部材を備え、
前記軸部及び前記回転規制部は、前記接続部材に設けられている、請求項1,2及び6のいずれか一項に記載の錘取付機構。
【請求項8】
前記接続部材は、開口部が形成されており、
前記開口部は、前記疑似餌の本体に設けられ釣糸が接続される釣糸接続部を挿通させるように構成されている、請求項7に記載の錘取付機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、疑似餌の本体に錘を取り付けるための錘取付機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
釣りに用いられる疑似餌が広く普及している。例えば、「エギ(餌木)」と称される疑似餌を使用し、イカを獲物(捕獲対象)とする釣りでは、ユーザは、釣糸に取り付けた疑似餌を揺動させてイカを誘引し、疑似餌を掴んだイカを針に引っ掛けて釣り上げる。
【0003】
特許文献1で提案されているエギ9を図15に示す。エギ9は、主にイカ釣りに用いられ、プラスチック材料により形成される本体91と、金属材料により形成される棒状部材92と、を備えている。棒状部材92は本体91を貫通しており、その一端部92aと他端部92bは本体91の外部に配置されている。一端部92aには釣糸93が接続され、他端部92bには錘94が取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7321587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、海底面の近傍で生息するイカを獲物とする場合、ユーザは、海面に投げ入れたエギ9を海底面の近傍まで沈下させる必要がある。この際、エギ9は、図15に示すように錘94が下端に位置する姿勢で、矢印A15で示す方向に沈下し、本体91の下面91aにおいて水の抵抗を受ける。このため、エギ9は、沈下速度が低下し、獲物の生息域に迅速に到達できないという課題があった。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、疑似餌の沈下速度を高めつつ、獲物の生息域では疑似餌の本体の適切な姿勢を維持することが可能な錘取付機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本発明は、疑似餌の本体に錘を取り付けるための錘取付機構であって、錘が配置される錘配置部が設けられたロッドと、ロッドを支持する軸部と、を備え、軸部は、疑似餌の本体とロッドとが互いに対して回転可能となるようにロッドを支持し、ロッドに対する疑似餌の本体の回転を、ロッドと疑似餌の本体の長手方向軸線とが成す角度が第1角度となる第1位置と、ロッドと長手方向軸線とが成す角度が第1角度よりも小さい第2角度となる第2位置と、の間に規制する回転規制部をさらに備えている。
【0008】
この構成によれば、疑似餌は、ロッドの錘配置部に配置された錘が下端に位置する姿勢で沈下する。疑似餌が沈下を開始する際、疑似餌の本体は、水の抵抗を受けてロッドに対して回転し、第1位置に配置される。第1位置は、ロッドと疑似餌の本体の長手方向軸線とが成す角度が第1角度となる位置であり、この第1角度は、後述する第2角度よりも大きい。このため、疑似餌が沈下する際に疑似餌の本体が受ける水の抵抗を軽減し、疑似餌の沈下速度を高めることが可能になる。
【0009】
一方、疑似餌が獲物の生息域に到達した後は、疑似餌の本体は、その自重により第1位置とは反対の方向に回転し、第2位置に配置される。第2位置は、ロッドと疑似餌の本体の長手方向軸線とが成す角度が第2角度となる位置であり、この第2角度は、第1角度よりも小さい。このため、疑似餌が獲物の生息域に到達した後は、疑似餌が沈下する際と比べて疑似餌の本体の長手方向軸線が水平に近い姿勢とし、獲物を誘引する際に疑似餌の本体の適切な姿勢を維持することが可能になる。
【0010】
本発明において、好ましくは、錘取付機構は、ロッド及び軸部が配置される溝部をさらに備え、回転規制部は、溝部の近傍に設けられロッドと当接する面である。
(【0011】以降は省略されています)

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