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公開番号
2025034380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140719
出願日
2023-08-31
発明の名称
湯水混合栓
出願人
株式会社タカギ
代理人
個人
,
個人
主分類
F16K
11/074 20060101AFI20250306BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】水漏れを抑制しうる湯水混合栓の提供。
【解決手段】湯水混合栓10は、固定弁体52と、流路形成凹部100を有しており固定弁体52上を摺動する可動弁体50と、ハンドル14と、レバー軸46とを備えている。可動弁体50は、固定弁体52に当接する可動盤82と、可動盤82の上側に配置された上側部材80とを有している。上側部材80は、可動盤82に固定されつつレバー軸46と係合するディスクカバー88であってもよい。可動盤82は、当該可動盤82を貫通しない凹部を有しており、この凹部が流路形成凹部100を構成していてもよい。可動盤82において、流路形成凹部100径方向外側の領域が外側領域S1とされるとき、ディスクカバー88が、下側に突出しており外側領域S1を下側に押圧する押圧凸部102を有していてもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、
流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動する可動弁体と、
操作により前記可動弁体を動かすハンドルと、
前記ハンドルに連動するレバー軸と、
を備えており、
前記可動弁体が、前記固定弁体に当接する可動盤と、前記可動盤の上側に配置された上側部材とを有しており、
前記上側部材が、前記可動盤に固定されつつ前記レバー軸と係合するディスクカバーであり、
前記可動盤が、当該可動盤を貫通しない凹部を有しており、この凹部が前記流路形成凹部を構成しており、
前記可動盤において、前記流路形成凹部よりも径方向外側の領域が外側領域とされるとき、前記ディスクカバーが、下側に突出しており前記外側領域を下側に押圧する押圧凸部を有している湯水混合栓。
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【請求項2】
前記押圧凸部が、前記外側領域のみを下側に押圧している請求項1に記載の湯水混合栓。
【請求項3】
前記流路形成凹部の径方向最外位置よりも径方向外側の領域が最外周領域とされるとき、
前記押圧凸部が、前記最外周領域のみを下側に押圧している請求項1に記載の湯水混合栓。
【請求項4】
湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、
流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動しうる可動弁体と、
操作により前記可動弁体を動かすハンドルと、
を備えており、
前記可動弁体が、前記固定弁体に当接する可動盤と、前記可動盤の上側に配置された上側部材とを有しており、
前記可動盤が、前記上側部材によって下側に押圧される被押圧部を有しており、
前記流路形成凹部よりも径方向外側の領域が外側領域とされるとき、前記被押圧部が前記外側領域のみに形成されている湯水混合栓。
【請求項5】
前記可動盤が、当該可動盤を貫通する貫通孔を有しており、
前記貫通孔が上側から前記上側部材で塞がれることで、前記可動弁体において前記流路形成凹部が構成されている請求項4に記載の湯水混合栓。
【請求項6】
前記可動盤が、当該可動盤を貫通しない凹部を有しており、この凹部が前記流路形成凹部を構成している請求項4に記載の湯水混合栓。
【請求項7】
前記流路形成凹部の径方向最外位置よりも径方向外側の領域が最外周領域とされるとき、
前記被押圧部が、前記最外周領域のみに形成されている請求項4に記載の湯水混合栓。
【請求項8】
前記上側部材が、可動盤側に突出する複数の位置決め凸部を有しており、
前記可動盤が、前記複数の位置決め凸部のそれぞれと係合する複数の位置決め凹部を有しており、
前記位置決め凸部の径方向最内位置よりも径方向外側の領域が周縁領域とされるとき、前記被押圧部が、前記周縁領域のみに配置されている請求項4から7のいずれか1項に記載の湯水混合栓。
【請求項9】
前記上側部材が、下側に突出しており前記外側領域を下側に押圧する押圧凸部を有しており、
前記押圧凸部に押圧されている部分が、前記被押圧部である請求項8に記載の湯水混合栓。
【請求項10】
前記可動盤がセラミックスで形成されている請求項1から7のいずれか1項に記載の湯水混合栓。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、湯水混合栓に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2023-35061号公報に示されるように、固定弁体と可動弁体とを備えた湯水混合栓が知られている。この湯水混合栓では、可動弁体は、ハンドルの操作によって固定弁体上で摺動する。可動弁体の移動に伴い、可動弁体と固定弁体との位置関係が変化する。この変化に起因して、吐出量及び湯水混合比率が変化する。
【0003】
固定弁体の上面は平滑面を有しており、可動弁体の下面も平滑面を有している。これらの平滑面同士が理想的に当接すると、シール性が確保され、水漏れが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-35061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現実には、固定弁体と可動弁体との間から水漏れが生じうる。この水漏れが抑制されるのが好ましい。
【0006】
本開示の目的の一つは、固定弁体と可動弁体との間からの水漏れを抑制しうる新規な構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの態様では、湯水混合栓は、湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動する可動弁体と、操作により前記可動弁体を動かすハンドルと、前記ハンドルに連動するレバー軸と、を備えており、前記可動弁体が、前記固定弁体に当接する可動盤と、前記可動盤の上側に配置された上側部材とを有している。前記上側部材が、前記可動盤に固定されつつ前記レバー軸と係合するディスクカバーである。前記可動盤が、当該可動盤を貫通しない凹部を有しており、この凹部が前記流路形成凹部を構成している。前記可動盤において、前記流路形成凹部よりも径方向外側の領域が外側領域とされるとき、前記ディスクカバーが、下側に突出しており前記外側領域を下側に押圧する押圧凸部を有している。
【0008】
他の態様では、湯水混合栓は、湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動しうる可動弁体と、操作により前記可動弁体を動かすハンドルと、を備えている。前記可動弁体が、前記固定弁体に当接する可動盤と、前記可動盤の上側に配置された上側部材とを有している。前記可動盤が、前記上側部材によって下側に押圧される被押圧部を有している。前記流路形成凹部よりも径方向外側の領域が外側領域とされるとき、前記被押圧部が前記外側領域のみに形成されている。
【発明の効果】
【0009】
一つの側面では、新規な構造により、固定弁体と可動弁体との間からの水漏れが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態の湯水混合栓の斜視図である。
図2は、図1の湯水混合栓に用いられているバルブ組立体の斜視図である。
図3は、図2のバルブ組立体の断面図である。
図4は、図3の円内の拡大図である。
図5は、図4と同じく、バルブ組立体の断面図の部分拡大図である。図5は、図4とは断面方向が異なる。
図6は、固定弁体の平面図である。
図7は、可動弁体の斜視図である。
図8(a)はディスクカバーを斜め上側から見た斜視図であり、図8(b)はディスクカバーを斜め下側から見た斜視図である。
図9(a)はディスクカバーの底面図であり、図9(b)は図9(a)のb-b線に沿った断面図であり、図9(c)は図9(a)のc-c線に沿った断面図である。
図10は、可動盤の平面図である。
図11は、可動盤の底面図である。
図12(a)から(f)は、各局面における可動盤と固定弁体との位置関係を示す図である。
図13は、前記可動弁体の平面図である。
図14は、図13と同じく、前記可動弁体の平面図である。
図15は、第2実施形態に係る可動弁体の断面図である。
図16は、第3実施形態に係る可動弁体の断面図である。
図17は、第4実施形態に係る可動盤の平面図である。
図18は、図13及び図14と同じく、第1実施形態に係る可動弁体の平面図である。
図19(a)は比較例1に係るディスクカバーの底面図であり、図19(b)は比較例2に係るディスクカバーの底面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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