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公開番号2025034355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140676
出願日2023-08-31
発明の名称泡生成器、及び泡生成容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 47/06 20060101AFI20250306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】目の細かい泡をより簡易的な機構で発生させることができる泡生成器、及び泡生成容器を提案する。
【解決手段】内容液を収容する容器3に取り付けられる泡生成器1であって、容器3の内側に位置する泡生成部1aと、容器3に対して泡生成部1aを不動に保持する保持部1bとを備え、泡生成部1aは、一端側に容器3に収容した内容液を導入する液導入口1cを有し他端側に液通過口1dを有する筒状壁1eと、筒状壁1eの内面に設けられ筒状壁1eの軸線O回りに延在する溝部1gと、液通過口1dを通過した内容液が通過するメッシュ2bと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容液を収容する容器に取り付けられる泡生成器であって、
前記容器の内側に位置する泡生成部と、該容器に対して該泡生成部を不動に保持する保持部とを備え、
前記泡生成部は、
一端側に前記容器に収容した内容液を導入する液導入口を有し他端側に液通過口を有する筒状壁と、
前記筒状壁の内面に設けられ該筒状壁の軸線回りに延在する溝部と、
前記液通過口を通過した内容液が通過するメッシュと、を備える泡生成器。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記筒状壁は、前記液導入口から前記液通過口に向けて縮径した形状をなす請求項1に記載の泡生成器。
【請求項3】
前記溝部は、前記液導入口から前記液通過口に向かいつつ前記軸線回りに延在して螺旋状をなす請求項1に記載の泡生成器。
【請求項4】
前記保持部は、前記メッシュを通過した内容液を前記液導入口が位置する側に戻す帰還口を備える請求項1に記載の泡生成器。
【請求項5】
前記容器と、請求項1~4の何れか一項に記載の泡生成器と、注出キャップとを備える泡生成容器であって、
前記容器は、上側開口を有する口部を備え、
前記泡生成器は、前記上側開口側に前記メッシュが位置する状態で前記容器に保持され、
前記注出キャップは、前記上側開口に通じる注出口と、前記口部に保持される装着部と、を備える泡生成容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、泡生成器、及びこの泡生成器を備える泡生成容器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、化粧水等の内容液を目の細かい泡(時に、ナノバルブと称されることもある)にする際に用いられる撹拌球が既知である(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この種の撹拌球は、内側に空間を有する中空体状に形作られ、この内側空間を区画する壁部には、複数の貫通孔が設けられている。そして内容液とともにこの撹拌球を容器内に収容して容器を振ると、容器内で撹拌球が移動して内容液を撹拌し、またその際に上述した貫通孔や内側空間を内容液が通過することによって目の細かい泡が生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-128240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでこのような撹拌球は、中空体状であるが故に製造時に難がある。具体的に説明すると、例えば球殻状になる撹拌球を従前からの射出成形により製造するにあたっては、撹拌球を二つ割りにした半球殻状の部材を射出成形によって形成し、その後、これらの部材を嵌合させたり固着させたりして一体化させる作業が必要になる。また3Dプリンターにより製造するにあたっては、下方から上方に向かって順次材料を積層させていく必要があることから、製造に時間を要することになる。
【0006】
このように、特許文献1の如き撹拌球が抱える製造時の問題は、その形状に起因する根本的なものである。このため、目の細かい泡をより簡易的な機構で発生させるには、撹拌球とは異なる別の技術的思想が必要となる。
【0007】
このような点に鑑み、本発明は、目の細かい泡をより簡易的な機構で発生させることができる技術を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、内容液を収容する容器に取り付けられる泡生成器であって、
前記容器の内側に位置する泡生成部と、該容器に対して該泡生成部を不動に保持する保持部とを備え、
前記泡生成部は、
一端側に前記容器に収容した内容液を導入する液導入口を有し他端側に液通過口を有する筒状壁と、
前記筒状壁の内面に設けられ該筒状壁の軸線回りに延在する溝部と、
前記液通過口を通過した内容液が通過するメッシュと、を備える泡生成器である。
【0009】
前記筒状壁は、前記液導入口から前記液通過口に向けて縮径した形状をなすことが好ましい。
【0010】
前記溝部は、前記液導入口から前記液通過口に向かいつつ前記軸線回りに延在して螺旋状をなすことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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