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公開番号2025035047
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141809
出願日2023-08-31
発明の名称軸付き容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類A45D 34/00 20060101AFI20250306BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】容器本体の内部に残った少量の内容液を容易にすくい取ることができる、軸付き容器を提供する。
【解決手段】軸付き容器1は、口部21を備える容器本体2と、口部21から容器本体2の内部に挿入可能な塗布軸41を備えるとともに当該口部21の外周部に着脱可能なキャップ3と、を備える。容器本体2は、口部21に連なるとともに容器本体2の軸線方向に伸縮可能な蛇腹部22と、蛇腹部22に連なる膨らみ部23とを備える。膨らみ部23は、キャップ3の内周面に接触するように容器本体2の軸直方向外側に膨出している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
口部を備える容器本体と、前記口部から前記容器本体の内部に挿入可能な軸部を備えるとともに当該口部の外周部に着脱可能なキャップと、を備える、軸付き容器であって、
前記容器本体は、前記口部に連なるとともに前記容器本体の軸線方向に伸縮可能な蛇腹部と、前記蛇腹部に連なる膨らみ部とを備えており、前記膨らみ部は、前記キャップの内周面に接触するように前記容器本体の軸直方向外側に膨出している、軸付き容器。
続きを表示（約 220 文字）【請求項２】
前記膨らみ部の、前記容器本体の軸線を含む断面でみたときの断面輪郭形状が湾曲形状である、請求項１に記載された軸付き容器。
【請求項３】
前記容器本体は、合成樹脂によって形成された一体成形品である、請求項１に記載された軸付き容器。
【請求項４】
前記キャップは、当該キャップの内周面に、前記膨らみ部に取り外し可能に嵌合する突起部を備える、請求項１～３のいずれか一項に記載された軸付き容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、軸付き容器に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の軸付き容器には、容器本体に装着されるキャップ部材に、塗布具を備える操作筒と、当該操作筒が回転可能に取り付けられた装着筒とを備える、塗布具付き容器が知られている（例えば、特許文献１参照。）。この従来の軸付き容器によれば、キャップ部材の操作筒を装着筒に対して回転させることによって塗布具を、容器本体の内部に延伸させることができる。これによって、従来の軸付き容器によれば、容器本体の内部に残った少量の内容液をすくい取ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１０３７４８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記従来の軸付き容器は、内容液をすくい取るための、キャップ部材の操作が煩雑であった。
【０００５】
本発明の目的は、容器本体の内部に残った少量の内容液を容易にすくい取ることができる、軸付き容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）本発明に係る、軸付き容器は、口部を備える容器本体と、前記口部から前記容器本体の内部に挿入可能な軸部を備えるとともに当該口部の外周部に着脱可能なキャップと、を備える、軸付き容器であって、前記容器本体は、前記口部に連なるとともに前記容器本体の軸線方向に伸縮可能な蛇腹部と、前記蛇腹部に連なる膨らみ部とを備えており、前記膨らみ部は、前記キャップの内周面に接触するように前記容器本体の軸直方向外側に膨出している。
【０００７】
（２）上記（１）の軸付き容器は、前記膨らみ部の、前記容器本体の軸線を含む断面でみたときの断面輪郭形状が湾曲形状であることが好ましい。
【０００８】
（３）上記（１）又は（２）の軸付き容器において、前記容器本体は、合成樹脂によって形成された一体成形品であることが好ましい。
【０００９】
（４）上記（１）～（２）のいずれか１つの軸付き容器において、前記キャップは、当該キャップの内周面に、前記膨らみ部に取り外し可能に嵌合する突起部を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、容器本体の内部に残った少量の内容液を容易にすくい取ることができる、軸付き容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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