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公開番号
2025030233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135346
出願日
2023-08-23
発明の名称
混合容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
81/32 20060101AFI20250228BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】第1容器内で第1剤および第2剤を混合して均質な混合剤を得るまでの操作性を向上させる。
【解決手段】第1剤X1が収容されるとともに、弾性変形可能な胴部11dを有する有底筒状の第1容器11と、第2剤X2が収容されるとともに、第1容器内に連通する連通口12aが形成された収容部14を有し、第1容器の口部11bに装着された第2容器12と、第1容器内と連通口との連通を遮断する閉塞部材13と、を備え、連通口は下方に向けて開口し、閉塞部材は、収容部に破断可能な弱化部13aを介して連結され、連通口を開放可能に閉塞する、表裏面が上下方向を向く蓋板13bと、蓋板の下面から下方に向けて突出し、第1容器の胴部内に位置する被押圧突起13cと、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1剤が収容されるとともに、弾性変形可能な胴部を有する有底筒状の第1容器と、
第2剤が収容されるとともに、前記第1容器内に連通する連通口が形成された収容部を有し、前記第1容器の口部に装着された第2容器と、
前記第1容器内と前記連通口との連通を遮断する閉塞部材と、を備え、
前記連通口は下方に向けて開口し、
前記閉塞部材は、
前記収容部に破断可能な弱化部を介して連結され、前記連通口を開放可能に閉塞する、表裏面が上下方向を向く蓋板と、
前記蓋板の下面から下方に向けて突出し、前記第1容器の胴部内に位置する被押圧突起と、を備えている、混合容器。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第1容器の胴部の外周面において、前記被押圧突起と径方向に対向する部分に、径方向の内側に向けて窪む凹部が形成されている、請求項1に記載の混合容器。
【請求項3】
前記第1容器の胴部は、上下方向から見た平面視において、前記第1容器の中心軸線上で互いに交差する長軸と短軸とを有する扁平形状を呈し、
前記凹部は、前記第1容器の胴部のうち、前記短軸に沿う短軸方向を向く部分に設けられている、請求項2に記載の混合容器。
【請求項4】
前記収容部は、
前記第1容器の口部の上方に設けられ、内径が前記第1容器の口部の内径以上の第1収容筒と、
前記第1容器の口部内に挿入された第2収容筒と、を備え、
前記第2収容筒の下端開口が、前記連通口となっている、請求項1から3のいずれか1項に記載の混合容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、混合容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、第1剤が収容される有底筒状の第1容器と、第2剤が収容されるとともに、第1容器内に連通する連通口が形成された収容部を有し、第1容器の口部に装着された第2容器と、第1容器の口部に着脱可能に螺着され、第2容器の上端開口を覆うキャップと、第1容器内と連通口との連通を遮断する閉塞部材と、を備え、連通口は下方に向けて開口し、閉塞部材は、上下方向に延びるとともに、収容部に破断可能な弱化部を介して連結され、閉塞部材の上端部が、キャップの天壁部に対して周方向の相対回転が規制された状態で連結されている、混合容器が知られている。
この混合容器では、キャップを第1容器に対して緩み側に回転させると、閉塞部材が供回りして弱化部が破断され、連通口が開放される。これにより、収容部の第2剤が、連通口から第1容器内に向けて落下し、第1剤と混合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-58010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、第1容器内において、得られる混合剤が均質になるように第1剤と第2剤とを撹拌する場合には、再度、キャップを第1容器の口部に装着する必要があった。
【0005】
本発明は、第1容器内で第1剤および第2剤を混合して均質な混合剤を得るまでの操作性を向上させることができる混合容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る混合容器は、第1剤が収容されるとともに、弾性変形可能な胴部を有する有底筒状の第1容器と、第2剤が収容されるとともに、前記第1容器内に連通する連通口が形成された収容部を有し、前記第1容器の口部に装着された第2容器と、前記第1容器内と前記連通口との連通を遮断する閉塞部材と、を備え、前記連通口は下方に向けて開口し、前記閉塞部材は、前記収容部に破断可能な弱化部を介して連結され、前記連通口を開放可能に閉塞する、表裏面が上下方向を向く蓋板と、前記蓋板の下面から下方に向けて突出し、前記第1容器の胴部内に位置する被押圧突起と、を備えている。
【0007】
閉塞部材が、連通口を閉塞する蓋板の下面から下方に向けて突出し、第1容器の胴部内に位置する被押圧突起を備えているので、弾性変形可能に形成された第1容器の胴部を径方向の内側に向けて押圧すると、弾性変形した胴部の内周面により被押圧突起が径方向に押込まれて弱化部が破断され、連通口が開放される。これにより、第2容器内の第2剤が、連通口から第1容器内に向けて落下し、第1剤と混合される。
以上の過程において、第1容器内を外部に開放しなくても、第1容器内で第2容器内の第2剤が第1剤と混合されることから、この混合後に、他の操作を行わず速やかに、例えば混合容器を振るなどして、第1容器内において、得られる混合剤が均質になるように第1剤と第2剤とを撹拌することができる。したがって、第1容器内で第1剤および第2剤を混合して均質な混合剤を得るまでの操作性を向上させることができる。
【0008】
前記第1容器の胴部の外周面において、前記被押圧突起と径方向に対向する部分に、径方向の内側に向けて窪む凹部が形成されてもよい。
【0009】
第1容器の胴部の外周面において、被押圧突起と径方向で対向する部分に、径方向の内側に向けて窪む凹部が形成されているので、被押圧突起を径方向に押込む際、および第1容器内から混合剤を注出する際に、凹部を径方向の内側に向けて押込むことが可能になり、弱化部を確実に破断することができるとともに、注出態様の安定化を図ることができる。
第1容器の胴部の外周面に凹部が形成されていることから、第1容器内の被押圧突起の位置を凹部により容易に特定することができるとともに、第1容器の胴部の内周面を、被押圧突起に近付けることが可能になり、被押圧突起を径方向に押込むときに、第1容器の胴部に加える押圧力を低く抑えることができる。
【0010】
前記第1容器の胴部は、上下方向から見た平面視において、前記第1容器の中心軸線上で互いに交差する長軸と短軸とを有する扁平形状を呈し、前記凹部は、前記第1容器の胴部のうち、前記短軸に沿う短軸方向を向く部分に設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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