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公開番号
2025034338
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140654
出願日
2023-08-31
発明の名称
詰替えキャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/32 20060101AFI20250306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】詰替え作業中における内容液の漏れ、液だれ又は泡立ちを抑制し、内容液の詰替え作業をスムーズに行える詰替えキャップを創出すること。
【解決手段】内溶液Pを詰替え容器40から注出する注出筒14を有して詰替え容器40の口部41に装着される注出部材10と、注出筒14を封止するシール部28と内容液Pを被詰替え容器50内に注入する注入筒25とを有して被詰替え容器50に連結可能とされた連結補助部材20と、を備え、注出部材10が連結補助部材20に対して回転及び上下動可能に組み付け、詰替え容器40を開栓方向に回すと、詰替え容器40が被詰替え容器50から離れる方向に移動し、注出部材10が開放されて注出筒14と注入筒25との間に内容液Pを流動させる液路Lと、外部の空気eを詰替え容器40内に取り込む外気導入路Dとが形成される構成とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
詰替え容器(40)内に収容されている内溶液(P)を被詰替え容器(50)に詰め替えるための詰替えキャップであって、
前記内溶液(P)を前記詰替え容器(40)から注出する注出筒(14)を有して前記詰替え容器(40)の口部(41)に装着される注出部材(10)と、
前記注出筒(14)を封止するシール部(28)と前記内溶液(P)を前記被詰替え容器(50)内に注入する注入筒(25)とを有して前記被詰替え容器(50)に連結可能とされた連結補助部材(20)と、を備え、
前記注出部材(10)が前記連結補助部材(20)に対して回転及び上下動可能に組み付けられており、
前記詰替え容器(40)を開栓方向に回すと、前記詰替え容器(40)が前記被詰替え容器(50)から離れる方向に移動し、前記注出部材(10)が開放されて前記注出筒(14)と前記注入筒(25)との間に前記内溶液(P)を流動させる液路(L)と、外部の空気(e)を前記詰替え容器(40)内に取り込む外気導入路(D)とが形成されることを特徴とする詰替えキャップ。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
被詰替え容器(50)を固定した状態で前記詰替え容器(40)を回転させるときに、注出部材(10)の回転を許容し、連結補助部材(20)の回転を規制する規制手段が設けられている請求項1記載の詰替えキャップ。
【請求項3】
規制手段は、連結補助部材(20)の左右両側の位置に対向配置されたフラットな面から成る一対の固定壁(23)が、被詰替え容器(50)の胴部(54)に設けられたフラットな面から成る一対の側壁(54A)を挟み込む構成である請求項2記載の詰替えキャップ。
【請求項4】
詰替え容器(40)の口部(41)の外周面に、注出部材(10)を構成する下側壁部(11)が装着され、該下側壁部(11)の外周面に連結補助部材(20)を構成する外筒部(21)が装着されており、
外気導入路(D)は、前記下側壁部(11)と前記外筒部(21)との間に形成される第1隙間(S1)と、前記下側壁部(11)に形成された横孔(15)と、口部(41)の外周面に形成された通気溝(41c)と、中心部に注出筒(14)を有して前記下側壁部(11)の内周面に水平に設けられた内フランジ(12)の内面と前記口部(41)の上端面との間に形成される第2隙間(S2)と、で形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の詰替えキャップ。
【請求項5】
注入筒(25)及び該注入筒(25)が設けられた頂壁(22)に、被詰替え容器(50)内の空気を外部に押し出す排気溝(29)が形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の詰替えキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、詰替えキャップに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
トイレ洗浄剤や消臭剤等の内容液は、時間の経過と共に容量が減少していくことから、内容液の残量が少なくなった場合には、別途市販されている詰替え容器から新たな内容物を移し替えて被詰替え容器(詰替えるべき容器)を再利用することが行われるが、この際には詰替え容器に取り付けた詰替えキャップを利用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-159249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の詰替えキャップでは、詰替え容器を倒立姿勢にして被詰替え容器と連結する際に内容液が漏れ出したり、液だれによって床等を汚してしまったり、あるいは詰替え中に内容液が泡立ってしまったり、といった問題が起こっていた。
【0005】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、詰替え作業中における内容液の漏れ、液だれ又は泡立ちといった問題の発生を抑制し、内容液の詰替え作業をスムーズに行えるようにした詰替えキャップを創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の手段は、
詰替え容器内に収容されている内溶液を被詰替え容器に詰め替えるための詰替えキャップであって、
前記内溶液を前記詰替え容器から注出する注出筒を有して前記詰替え容器の口部に装着される注出部材と、
前記注出筒を封止するシール部と前記内容液を前記被詰替え容器内に注入する注入筒とを有して前記被詰替え容器に連結可能とされた連結補助部材と、を備え、
前記注出部材が前記連結補助部材に対して回転及び上下動可能に組み付けられており、
前記詰替え容器を開栓方向に回すと、前記詰替え容器が前記被詰替え容器から離れる方向に移動し、前記注出部材が開放されて前記注出筒と前記注入筒との間に前記内容液を流動させる液路と、外部の空気を前記詰替え容器内に取り込む外気導入路とが形成されることを特徴とする、と云うものである。
本発明の第1の手段では、詰替え容器を開栓方向に回すまではシール部が注入筒を封止しているため、注入筒からの液漏れ又は液だれを抑制できる。注入筒の開放と同時に、液路及び外気導入路が形成されるため、詰替え作業中における内容液の泡立ちを抑制でき、内容液を確実に被詰替え容器に移し替えることができる。
【0007】
また本発明の第2の手段は、上記第1の手段に、被詰替え容器を固定した状態で前記詰替え容器を回転させるときに、注出部材の回転を許容し、連結補助部材の回転を規制する規制手段が設けられている、との手段を加えものである。
上記手段では、注出部材を連結補助部材から離れる方向に移動させることができるため、液路及び外気導入路を確実に形成することができる。
【0008】
また本発明の第3の手段は、上記第1又は第2の手段に、規制手段は、連結補助部材の左右両側の位置に対向配置されたフラットな面から成る一対の固定壁が、被詰替え容器の胴部に設けられたフラットな面から成る一対の側壁を挟み込む構成である、との手段を加えものである。
上記手段では、規制手段を簡単な構成とすることができる。
【0009】
また本発明の第4の手段は、上記いずれかの手段に、詰替え容器の口部の外周面に、注出部材を構成する下側壁部が装着され、該下側壁部の外周面に連結補助部材を構成する外筒部が装着されており、
外気導入路は、前記下側壁部と前記外筒部との間に形成される第1隙間と、前記下側壁部に形成された横孔と、口部の外周面に形成された通気溝と、中心部に注出筒を有して前記下側壁部の内周面に水平に設けられた内フランジの内面と前記口部の上端面との間に形成される第2隙間と、で形成されている、との手段を加えものである。
上記手段では、外気導入路を、詰替え容器の口部、注出部材及び結補助部材の間に形成するこができ、詰替え作業中における内容液の泡立ちを抑制するこが可能となる。
【0010】
また本発明の第5の手段は、上記いずれかの手段に、注入筒及び該注入筒が設けられた頂壁に、被詰替え容器内の空気を外部に押し出す排気溝が形成されている、との手段を加えものである。
上記手段では、被詰替え容器内の空気を外部に押し出すことができるため、詰替え作業中における被詰替え容器内での泡立ちを抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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