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公開番号2025034205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140451
出願日2023-08-30
発明の名称押出しブロー成形容器及び押出しブロー成形方法
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】底部に設けられた凸部が適度な肉厚を有する押出しブロー成形容器及び当該押出しブロー成形容器を成形可能な押出しブロー成形方法を提供することである。
【解決手段】筒状の口部10と、口部10の下端に一体に連なる胴部11と、胴部11の下端を閉塞する底部12とを一体に備えた合成樹脂製の押出しブロー成形容器1であって、底部12が、パーティングライン30に沿って延びるピンチオフ部31と、ピンチオフ部31の長手方向の端部側に配置されるとともに底部12の表面から突出する凸部26と、を有し、凸部26のピンチオフ部31に隣接する部分に、凸部26の他の部分よりも肉厚が厚い肉溜まり部28が形成されていることを特徴とする押出しブロー成形容器1及び当該押出しブロー成形容器を成形可能な押出しブロー成形方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の口部と、前記口部の下端に一体に連なる胴部と、前記胴部の下端を閉塞する底部とを一体に備えた合成樹脂製の押出しブロー成形容器であって、
前記底部が、
パーティングラインに沿って延びるピンチオフ部と、
前記ピンチオフ部の長手方向の端部において前記底部の表面から突出する凸部と、を有し、
前記凸部に、前記底部の他の部分よりも肉厚が厚い肉溜まり部が形成されていることを特徴とする押出しブロー成形容器。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記凸部に前記ピンチオフ部の長手方向の端部が配置されている、請求項1に記載の押出しブロー成形容器。
【請求項3】
前記底部が、前記ピンチオフ部の長手方向の一方の端部と他方の端部に配置された一対の前記凸部を有する、請求項1または2に記載の押出しブロー成形容器。
【請求項4】
前記底部が、下方に向けて凸の湾曲形状である、請求項1または2に記載の押出しブロー成形容器。
【請求項5】
請求項1に記載の押出しブロー成形容器を成形する押出しブロー成形方法であって、
左右分割側の金型の第1型と第2型との間に押出し機から溶融状態の合成樹脂材料により形成された円筒状のパリソンを下方に向けて押し出す押出し工程と、
前記パリソンの下端を前記第1型と前記第2型との間で挟んで食い切ることで前記ピンチオフ部を形成する食切り工程と、
前記パリソンの上端に挿入したブローノズルから前記パリソンの内部に加圧媒体を供給して前記パリソンを前記金型のキャビティに沿った形状にブロー成形するブロー工程と、を有し、
前記金型として、前記凸部を成形するための凹部が前記キャビティの前記ピンチオフ部の長手方向の端部に隣接して設けられたものを用いることを特徴とする押出しブロー成形方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂製の押出しブロー成形容器及び押出しブロー成形方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばハンドソープなどを内容物として収容する容器として、筒状の口部と、口部の下端に一体に連なる胴部と、胴部の下端を閉塞する底部とを一体に備えた合成樹脂製の押出しブロー成形容器が知られている。
【0003】
このような押出しブロー成形容器は、溶融状態の合成樹脂材料を押出し機から下方に向けて押し出して円筒状のパリソンを成形し、このパリソンを左右分割型の金型で挟んでその下端を食い切り、上端から加圧エアーなどを吹き込んで金型のキャビティに沿った形状にブロー成形する押出しブロー成形(EBM:Extrusion Blow Molding)により形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-083452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような押出しブロー成形容器として、接地面を備えたキャップを口部に装着することで、底部を上方に向けた倒立姿勢で使用されるものが知られている。このような押出しブロー成形容器においては、容器をキャラクターの形状とし、キャラクターの頭頂部となる底部に耳となる凸部を設けた形状とするなど、その形状の多様化が求められている。
【0006】
しかし、上記形状の押出しブロー成形容器のように、底部から凸部が部分的に突出した形状とすると、パリソンをブロー成形する際に、パリソンが凸部の部分において底部の他の部分よりも大きく引き延ばされ、成形後の凸部の肉厚が極端に薄くなって容器としての肉厚を確保することができなくなる、という問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、底部に設けられた凸部が適度な肉厚を有する押出しブロー成形容器及び当該押出しブロー成形容器を成形可能な押出しブロー成形方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の押出しブロー成形容器は、筒状の口部と、前記口部の下端に一体に連なる胴部と、前記胴部の下端を閉塞する底部とを一体に備えた合成樹脂製の押出しブロー成形容器であって、前記底部が、パーティングラインに沿って延びるピンチオフ部と、前記ピンチオフ部の長手方向の端部において前記底部の表面から突出する凸部と、を有し、前記凸部に、前記底部の他の部分よりも肉厚が厚い肉溜まり部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の押出しブロー成形容器は、上記構成において、前記凸部に前記ピンチオフ部の長手方向の端部が配置されているのが好ましい。
【0010】
本発明の押出しブロー成形容器は、上記構成において、前記底部が、前記ピンチオフ部の長手方向の一方の端部と他方の端部に配置された一対の前記凸部を有するのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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