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公開番号
2025034819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141458
出願日
2023-08-31
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】部品の予期せぬ離脱を抑制する。
【解決手段】吐出容器10は、装着口部28を有する容器本体11と、装着口部28に配置された下支持部12と、下支持部12に配置されるとともに内部が容器本体11内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダ14と、シリンダ14に配置されるとともに吐出孔49を有する押下ヘッド15と、を備え、装着口部28には、上方に延び押下ヘッド15内に配置されるガイド筒27が設けられ、ガイド筒27の上端には、径方向の外側に突出する第1係止部27b、27cが設けられ、第1係止部27b、27cは、上下方向に複数設けられ、押下ヘッド15の下端には、第1係止部27b、27cに下方から係止可能な第2係止部56aが設けられている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物が収容されるとともに装着口部を有する容器本体と、
前記装着口部に配置された下支持部と、
前記下支持部に配置されるとともに内部が前記容器本体内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダと、
前記シリンダに配置されるとともに吐出孔を有する押下ヘッドと、を備え、
前記装着口部には、上方に延び前記押下ヘッド内に配置されるガイド筒が設けられ、
前記ガイド筒の上端には、径方向の外側に突出する第1係止部が設けられ、
前記第1係止部は、上下方向に複数設けられ、
前記押下ヘッドの下端には、前記第1係止部に下方から係止可能な第2係止部が設けられている、吐出容器。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記第1係止部は、上下方向に2つ設けられ、
上側の前記第1係止部の径方向の突出量は、下側の前記第1係止部の径方向の突出量よりも大きい、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
上下方向において上側の前記第1係止部と下側の前記第1係止部との間に前記第2係止部が位置する第1状態では、上側の前記第1係止部と、前記第2係止部と、の間に上下方向の隙間が設けられ、
上下方向において下側の前記第1係止部に対する下方に前記第2係止部が位置する第2状態では、下側の前記第1係止部と、前記第2係止部と、の間に上下方向の隙間が設けられる、請求項2に記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1に記載の吐出容器が知られている。この吐出容器は、内容物が収容されるとともに装着口部を有する容器本体と、装着口部に配置された下支持部と、下支持部に配置されるとともに内部が容器本体内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダと、シリンダに配置されるとともに吐出孔を有する押下ヘッドと、を備えている。下支持部が装着口部に嵌合されることで、押下ヘッドがシリンダおよび下支持部を介して装着口部に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-105724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来の吐出容器では、例えば、使用時などにおいて吐出容器の落下などにより強い力が加わった際、下支持部と装着口部との間の嵌合が外れてしまうことによって、装着口部から押下ヘッドなどが脱離してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、部品の予期せぬ離脱を抑制することができる吐出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
<1>本発明の一態様に係る吐出容器は、内容物が収容されるとともに装着口部を有する容器本体と、前記装着口部に配置された下支持部と、前記下支持部に配置されるとともに内部が前記容器本体内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダと、前記シリンダに配置されるとともに吐出孔を有する押下ヘッドと、を備え、前記装着口部には、上方に延び前記押下ヘッド内に配置されるガイド筒が設けられ、前記ガイド筒の上端には、径方向の外側に突出する第1係止部が設けられ、前記第1係止部は、上下方向に複数設けられ、前記押下ヘッドの下端には、前記第1係止部に下方から係止可能な第2係止部が設けられている。
【0007】
押下ヘッドの下端に第2係止部が設けられている。よって、第2係止部が第1係止部に下方から係止することで、押下ヘッドがガイド筒に対して上方に離脱することが抑えられる。その結果、例えば、落下時などにおける部品の予期せぬ離脱を抑制することができる。
しかも、第1係止部が上下方向に複数設けられている。よって、第2係止部が、複数の第1係止部に対して係止できる。その結果、部品の予期せぬ離脱を効果的に抑制することができる。これにより、例えば、個々の第1係止部の突出量を小さくしても、部品の離脱の抑制効果を確保することができる。
ここで、前述のように第1係止部の突出量が小さくなると、以下に示す効果が奏される。すなわち、押下ヘッドをシリンダに配置して吐出容器を組み立てるとき、押下ヘッドの第2係止部が、ガイド筒の第1係止部を上方から下方に乗り越える必要が生じる。この場合において、第1係止部の突出量が小さくなると、第1係止部に対する第2係止部の乗り越えが容易になる。これにより、吐出容器の組み立てを容易にすることができる。
【0008】
<2>上記<1>に係る吐出容器では、前記第1係止部は、上下方向に2つ設けられ、上側の前記第1係止部の径方向の突出量は、下側の前記第1係止部の径方向の突出量よりも大きい構成を採用してもよい。
【0009】
上側の第1係止部の径方向の突出量が、下側の第1係止部の径方向の突出量よりも大きい。よって、上側の第1係止部による抜け止め抑制の効果を高めることができる。
【0010】
<3>上記<2>に係る吐出容器では、上下方向において上側の前記第1係止部と下側の前記第1係止部との間に前記第2係止部が位置する第1状態では、上側の前記第1係止部と、前記第2係止部と、の間に上下方向の隙間が設けられ、上下方向において下側の前記第1係止部に対する下方に前記第2係止部が位置する第2状態では、下側の前記第1係止部と、前記第2係止部と、の間に上下方向の隙間が設けられる構成を採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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