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公開番号2025034170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140388
出願日2023-08-30
発明の名称オーバーキャップ付き吐出容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 41/62 20060101AFI20250306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】オーバーキャップを着脱する際の操作感を高めることが可能なオーバーキャップ付き吐出容器を提供することである。
【解決手段】内容液を収容する容器本体11、容器本体11の口部11aに装着された装着キャップ12及び装着キャップ12に支持された吐出具13を有する吐出容器本体10と、装着キャップ12に着脱自在に装着されて吐出具13を覆うオーバーキャップ20と、装着キャップ12の外周面に設けられた凸部14と、周壁22の内周面22aに周方向に全周に亘って延びて設けられ、凸部14がアンダーカット係合する係合溝23と、を有するオーバーキャップ付き吐出容器1であって、周壁22の内周面22aに、それぞれ装着キャップ12の外周面に当接する複数本の縦リブ30が周方向に間隔を空けて設けられていることを特徴とするオーバーキャップ付き吐出容器1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容液を収容する容器本体、前記容器本体の口部に装着された装着キャップ及び前記装着キャップに支持された吐出具を有する吐出容器本体と、
頂壁と筒状の周壁とを備えた有頂筒状であり、前記装着キャップに着脱自在に装着されて前記吐出具を覆うオーバーキャップと、
前記装着キャップの外周面に設けられた凸部と、
前記周壁の内周面に周方向に全周に亘って延びて設けられ、前記凸部がアンダーカット係合する係合溝と、を有するオーバーキャップ付き吐出容器であって、
前記周壁の内周面に、それぞれ前記装着キャップの外周面に当接する複数本の縦リブが周方向に間隔を空けて設けられていることを特徴とするオーバーキャップ付き吐出容器。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記周壁が、前記周壁の下端に開口するとともに周方向に全周に亘って延びる環状溝を有し、
前記係合溝が、前記周壁の前記環状溝が設けられている部分における内周面に設けられている、請求項1に記載のオーバーキャップ付き吐出容器。
【請求項3】
前記装着キャップが、外径が一定の円筒形状の下側部分と、前記下側部分の上方に一体に連なるとともに上方に向けて外径が徐々に小さくなる縮径形状の上側部分と、を備えた外周壁を有し、
前記凸部が、前記下側部分の外周面に設けられ、
複数本の前記縦リブが、前記下側部分の外周面に当接している、請求項1または2に記載のオーバーキャップ付き吐出容器。
【請求項4】
前記周壁の内周面に、複数本の前記縦リブが周方向に等しい間隔を空けて設けられている、請求項1に記載のオーバーキャップ付き吐出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器本体にオーバーキャップが装着されたオーバーキャップ付き吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、香水や化粧水等の液体を内容液として収容する容器として、内容液を収容する容器本体と、容器本体の口部に装着キャップを用いて装着されたポンプ付きスプレーなどの吐出具を有する吐出容器が知られている。
【0003】
このような吐出容器は、不使用時に吐出具が不意に作動することを防止するために、装着キャップに吐出具を覆うオーバーキャップが装着されてオーバーキャップ付き吐出容器として構成されるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-250148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来のオーバーキャップ付き吐出容器では、装着キャップの円筒状の外周面に凸部を設け、この凸部をオーバーキャップの周壁の内周面に周方向に全周に亘って延びて設けた係合溝にアンダーカット係合させることにより、オーバーキャップを装着キャップに対して抜け止め保持しつつ着脱自在とした構成とするのが一般的である。
【0006】
しかし、上記従来のオーバーキャップ付き吐出容器では、オーバーキャップの内周面と装着キャップの外周面との間に隙間が設けられているため、オーバーキャップを装着キャップに装着する際にオーバーキャップが装着キャップに対してがたつきを生じ、オーバーキャップを着脱する際の操作感が低下することになる。
【0007】
これに対し、オーバーキャップの周壁の内周面を小さくして当該内周面を全周に亘って装着キャップの外周面に嵌合させた構成とすることが考えられる。しかし、この構成では、オーバーキャップを装着キャップに装着する際、オーバーキャップと装着キャップとの間に適度な摩擦抵抗が生じるようにオーバーキャップの周壁の内径を設定することが困難であり、オーバーキャップと装着キャップとの間に生じる摩擦抵抗が大きくなり過ぎてオーバーキャップを着脱する際の操作感が低下してしまうことになる。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するために開発されたものであり、その目的は、オーバーキャップを着脱する際の操作感を高めることが可能なオーバーキャップ付き吐出容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のオーバーキャップ付き吐出容器は、内容液を収容する容器本体、前記容器本体の口部に装着された装着キャップ及び前記装着キャップに支持された吐出具を有する吐出容器本体と、頂壁と筒状の周壁とを備えた有頂筒状であり、前記装着キャップに着脱自在に装着されて前記吐出具を覆うオーバーキャップと、前記装着キャップの外周面に設けられた凸部と、前記周壁の内周面に周方向に全周に亘って延びて設けられ、前記凸部がアンダーカット係合する係合溝と、を有するオーバーキャップ付き吐出容器であって、前記周壁の内周面に、それぞれ前記装着キャップの外周面に当接する複数本の縦リブが周方向に間隔を空けて設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明のオーバーキャップ付き吐出容器は、上記構成において、前記周壁が、前記周壁の下端に開口するとともに周方向に全周に亘って延びる環状溝を有し、前記係合溝が、前記周壁の前記環状溝が設けられている部分における内周面に設けられているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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