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公開番号
2025035030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141772
出願日
2023-08-31
発明の名称
インサート成形品
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
45/14 20060101AFI20250306BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】下面視での良好な意匠効果を得易く成形品本体がインサート部材から剥離し難いインサート成形品を提供する。
【解決手段】インサート成形品1は、インサート部材1a及び成形品本体1bを有し、インサート部材1aは、上面壁2と上面壁2の外周縁から垂下する側面周壁3と、上面壁2の上面、側面周壁3の外周面及び側面周壁3の下端面3aにおいて凹状をなし、上面壁2の上面から側面周壁3の外周面を通って側面周壁3の下端面3aの内周縁まで伸びる凹部4とを有し、上面壁2は、凹部4まで上面壁2を上方に貫通するゲート孔部5を有し、成形品本体1bは、ゲート孔部5及び凹部4に充填され、且つ、上面壁2の上面、側面周壁3の外周面及び側面周壁3の下端面3aにおいて凹部4に隣接する部分を覆わない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インサート部材及び成形品本体を有し、
前記インサート部材は、上面壁と前記上面壁の外周縁から垂下する側面周壁と、前記上面壁の上面、前記側面周壁の外周面及び前記側面周壁の下端面において凹状をなし、前記上面壁の前記上面から前記側面周壁の前記外周面を通って前記側面周壁の前記下端面の内周縁まで伸びる凹部とを有し、
前記上面壁は、前記凹部まで前記上面壁を上方に貫通するゲート孔部を有し、
前記成形品本体は、前記ゲート孔部及び前記凹部に充填され、且つ、前記上面壁の前記上面、前記側面周壁の前記外周面及び前記側面周壁の前記下端面において前記凹部に隣接する部分を覆わない、インサート成形品。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記インサート部材は、複数組の前記ゲート孔部及び前記凹部を有し、
前記凹部は前記インサート部材の露出部によって仕切られ、
前記露出部は、前記上面壁の前記上面、前記側面周壁の前記外周面及び前記側面周壁の前記下端面に設けられる凸部の頂面であり、
前記上面壁の下面は、2つ以上の前記ゲート孔部に連通する連通凹部を有し、
前記成形品本体は前記連通凹部に充填される、請求項1に記載のインサート成形品。
【請求項3】
口部を有する容器本体と、前記口部を開閉する蓋とを有し、
前記蓋は、請求項1又は2に記載のインサート成形品からなる外キャップと、天壁及び外周壁を有する内キャップとを有し、
前記蓋の下端面は、前記インサート成形品の前記下端面と、前記内キャップの下端面とで構成される、容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はインサート成形品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
インサート部材及び成形品本体を有するインサート成形品が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7278925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなインサート成形品を、インサート部材は、上面壁と、側面周壁と、上面壁の上面及び側面周壁の外周面において凹状をなし、上面壁の上面から側面周壁の外周面の下端まで伸びる凹部とを有し、成形品本体は、凹部に充填され、且つ、上面壁の上面及び側面周壁の外周面及び側面周壁の下端面において凹部に隣接する部分を覆わないように構成することが要求される場合がある。上記構成によれば、インサート成形品の上面及び外周面において凹部に充填される成形品本体の色と凹部に隣接する部分を含むインサート部材の色とを組み合わせた意匠効果を得ることができる。しかしこの場合、インサート成形品は、側面周壁の下端面の内周縁にインサート部材からなる環状部を形成するので、下面視において意匠効果上好ましくない場合がある。また、成形品本体はインサート部材から剥離し難いことが好ましい。
【0005】
そこで本発明の目的は、下面視での良好な意匠効果を得易く成形品本体がインサート部材から剥離し難いインサート成形品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
インサート部材及び成形品本体を有し、
前記インサート部材は、上面壁と前記上面壁の外周縁から垂下する側面周壁と、前記上面壁の上面、前記側面周壁の外周面及び前記側面周壁の下端面において凹状をなし、前記上面壁の前記上面から前記側面周壁の前記外周面を通って前記側面周壁の前記下端面の内周縁まで伸びる凹部とを有し、
前記上面壁は、前記凹部まで前記上面壁を上方に貫通するゲート孔部を有し、
前記成形品本体は、前記ゲート孔部及び前記凹部に充填され、且つ、前記上面壁の前記上面、前記側面周壁の前記外周面及び前記側面周壁の前記下端面において前記凹部に隣接する部分を覆わない、インサート成形品。
【0008】
[2]
前記インサート部材は、複数組の前記ゲート孔部及び前記凹部を有し、
前記凹部は前記インサート部材の露出部によって仕切られ、
前記露出部は、前記上面壁の前記上面、前記側面周壁の前記外周面及び前記側面周壁の前記下端面に設けられる凸部の頂面であり、
前記上面壁の下面は、2つ以上の前記ゲート孔部に連通する連通凹部を有し、
前記成形品本体は前記連通凹部に充填される、[1]に記載のインサート成形品。
【0009】
[3]
口部を有する容器本体と、前記口部を開閉する蓋とを有し、
前記蓋は、[1]又は[2]に記載のインサート成形品からなる外キャップと、天壁及び外周壁を有する内キャップとを有し、
前記蓋の下端面は、前記インサート成形品の前記下端面と、前記内キャップの下端面とで構成される、容器。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、下面視での良好な意匠効果を得易く成形品本体がインサート部材から剥離し難いインサート成形品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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