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公開番号2025060193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170760
出願日2023-09-29
発明の名称ポンプ付き容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 83/00 20060101AFI20250403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】略水平な肩部を備えた容器本体を用いつつ、当該肩部がポンプ使用時に変形しにくい、ポンプ付き容器を提供する。
【解決手段】ポンプ付き容器は、液体を収容可能な収容空間が形成された容器本体2と、容器本体2の口部21に取り付けられるとともに前記液体を外界に噴射可能なポンプと、を備える。容器本体2は、略水平な肩部23を備える。肩部23は、一対の段差26を備える。前記一対の段差26の一方は、肩部23の片側一方領域に配置されている。前記一対の段差26の他方は、肩部23の片側他方領域に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
液体を収容可能な収容空間が形成された容器本体と、
前記容器本体の口部に取り付けられるとともに前記液体を外界に噴射可能なポンプと、
を備える、ポンプ付き容器であって、
前記容器本体は、略水平な肩部を備えており、
前記肩部は、一対の段差を備えており、
前記一対の段差の一方は、前記肩部の片側一方領域に配置されており、
前記一対の段差の他方は、前記肩部の片側他方領域に配置されている、ポンプ付き容器。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
前記一対の段差は、前記口部を挟んで対向する位置に配置されている、請求項１に記載されたポンプ付き容器。
【請求項３】
前記段差は、前記肩部の肩面よりも勾配の大きな段差底面を有する、請求項１又は２に記載されたポンプ付き容器。
【請求項４】
前記段差の前記段差底面は、前記容器本体の軸線の周りで周方向に傾斜するスロープ面である、請求項３に記載されたポンプ付き容器。
【請求項５】
前記段差は、前記容器本体のネック部と胴部との間の、前記肩部の軸直方向全体に形成されている、請求項１に記載されたポンプ付き容器。
【請求項６】
前記一対の段差は、前記容器本体の軸線方向視において、対角線上に位置に配置されている、請求項２に記載されたポンプ付き容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ポンプ付き容器に関する。
続きを表示（約 920 文字）【背景技術】
【０００２】
従来のポンプ付き容器には、ポンプが取り付けられる容器本体の肩部が略水平なものが知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－１０５６９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、容器本体の肩部の傾きが水平に近くなればなるほど、当該肩部がポンプ使用時に変形しやすくなる。
【０００５】
本発明の目的は、略水平な肩部を備えた容器本体を用いつつ、当該肩部がポンプ使用時に変形しにくい、ポンプ付き容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）本発明に係る、ポンプ付き容器は、液体を収容可能な収容空間が形成された容器本体と、前記容器本体の口部に取り付けられるとともに前記液体を外界に噴射可能なポンプと、を備える、ポンプ付き容器であって、前記容器本体は、略水平な肩部を備えており、前記肩部は、一対の段差を備えており、前記一対の段差の一方は、前記肩部の片側一方領域に配置されており、前記一対の段差の他方は、前記肩部の片側他方領域に配置されている。
【０００７】
（２）上記（１）のポンプ付き容器において、前記一対の段差は、前記口部を挟んで対向する位置に配置されていることが好ましい。
【０００８】
（３）上記（１）又は（２）のポンプ付き容器において、前記段差は、前記肩部の肩面よりも勾配の大きな段差底面を有することが好ましい。
【０００９】
（４）上記（３）のポンプ付き容器において、前記段差の前記段差底面は、前記容器本体の軸線の周りで周方向に傾斜するスロープ面であるものとすることができる。
【００１０】
（５）上記（１）～（４）のいずれか１つのポンプ付き容器において、前記段差は、前記容器本体のネック部と胴部との間の、前記肩部の軸直方向全体に形成されていることが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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