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公開番号
2025033539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139312
出願日
2023-08-29
発明の名称
繰り出し容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
40/04 20060101AFI20250306BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】内容物収容部の付け替えの際、周壁部に対する内容物の相対回転位置を傾斜部の方向が合う目標位置に維持し易い繰り出し容器を提供する。
【解決手段】繰り出し容器1は内容物2aと保持部2bとを有する内容物収容部と周壁部3a、スライド部3b、操作部3c及び変換機構3dを有する本体部3とを備え、周壁部は繰り出し口部3a1を、スライド部は着脱部3b1を有し、回転規制状態で移動可能に周壁部に保持され、操作部は移動規制状態で回転可能に周壁部に保持され、変換機構は操作部の一方側への回転をスライド部の繰り出し方向への移動に変換し、操作部の他方側への回転をスライド部の繰り入れ方向への移動に変換し、周壁部の繰り出し口部の端面と内容物の繰り出し方向の端面とは傾斜部3a2、2a1を有し、本体部への内容物収容部の装着の際に周壁部に対する内容物の相対回転位置を傾斜部の方向が合う目標位置に合わせる位置合わせ部4を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物収容部と前記内容物収容部を装着される本体部とを有し、
前記内容物収容部は、内容物と前記内容物を保持する保持部とを有し、
本体部は、周壁部、スライド部、操作部及び変換機構を有し、
前記周壁部は、前記内容物を繰り出す繰り出し口部を有し、
前記スライド部は、前記保持部を着脱できる着脱部を有し、前記周壁部に対して回転規制状態で繰り出し方向及び繰り入れ方向へ移動できるように前記周壁部に保持され、
前記操作部は、前記周壁部に対して前記繰り出し方向及び前記繰り入れ方向への移動規制状態で周方向一方側及び周方向他方側へ回転できるように前記周壁部に保持され、
前記変換機構は、前記周壁部に対する前記操作部の前記周方向一方側への回転を前記周壁部に対する前記スライド部の前記繰り出し方向への移動に変換し、前記周壁部に対する前記操作部の前記周方向他方側への回転を前記周壁部に対する前記スライド部の前記繰り入れ方向への移動に変換し、
前記周壁部の前記繰り出し口部の端面と前記内容物の前記繰り出し方向の端面とはそれぞれ、前記繰り出し方向に対する垂直面に対して傾斜する傾斜部を有し、
前記本体部への前記内容物収容部の装着の際に前記周壁部に対する前記内容物の周方向の相対回転位置を前記周壁部及び前記内容物の前記傾斜部の方向が合う目標位置に合わせる位置合わせ部を有する繰り出し容器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記位置合わせ部は、前記周壁部に対する前記内容物の前記周方向の前記相対回転位置を前記目標位置に合わせるように前記保持部を嵌合できる前記スライド部の嵌合部によって構成され、
前記保持部を前記嵌合部に嵌合することで前記着脱部への前記保持部の装着が許容され、
前記着脱部は、前記周方向に伸び径方向に弾性変形でき、前記保持部を前記着脱部の内周面に装着され、
前記スライド部の前記嵌合部は、前記保持部を受け入れる前記着脱部のスリットによって構成される、請求項1に記載の繰り出し容器。
【請求項3】
前記繰り出し口部の端面は、前記位置合わせ部を構成する傾斜部を有し、
前記内容物収容部は、前記内容物に被さるキャップを有し、
前記キャップは、前記保持部が前記着脱部に装着され前記キャップが前記繰り出し口部の前記端面に接触した状態で、前記周壁部に対して前記保持部が前記繰り入れ方向へ移動することで前記内容物から離脱し、また、
前記キャップは、前記本体部への前記内容物収容部の装着の際において、前記周壁部に対する前記内容物の前記周方向の前記相対回転位置が前記目標位置に合っていない場合に、前記繰り出し口部の前記端面の前記傾斜部へ押し付けられることで、当該相対回転位置を前記目標位置に合わせる方向に前記内容物を伴って回転する、請求項1に記載の繰り出し容器。
【請求項4】
前記キャップは、前記繰り出し口部の前記端面の前記傾斜部へ押し付けられた際に前記キャップに対する前記保持部の前記周方向の回転を規制する回転規制部を有し、前記回転規制部は前記保持部に嵌合する、請求項3に記載の繰り出し容器。
【請求項5】
前記着脱部は、前記周方向に伸び径方向に弾性変形でき、前記保持部を前記着脱部の内周面に装着され、
前記着脱部は、前記着脱部が前記周壁部内に位置する状態で、前記保持部が前記着脱部から離脱することを前記周壁部の内周面からの前記着脱部の外周面への支持によって抑制でき、
前記保持部は離脱位置にある前記スライド部の前記着脱部から離脱でき、
前記スライド部は、前記保持部によって押し込まれることで前記離脱位置から前記着脱部が前記周壁部内に位置する押し込み位置まで前記周壁部に対して前記繰り入れ方向に移動できる、請求項1~4の何れか1項に記載の繰り出し容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は繰り出し容器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
内容物収容部と内容物収容部を装着される本体部とを有し、内容物収容部は、内容物と内容物を保持する保持部とを有し、本体部は、周壁部、スライド部、操作部及び変換機構を有し、周壁部は、内容物を繰り出す繰り出し口部を有し、スライド部は、保持部を着脱できる着脱部を有し、周壁部に対して回転規制状態で繰り出し方向及び繰り入れ方向へ移動できるように周壁部に保持され、操作部は、周壁部に対して繰り出し方向及び繰り入れ方向への移動規制状態で周方向一方側及び周方向他方側へ回転できるように周壁部に保持され、変換機構は、周壁部に対する操作部の周方向一方側への回転を周壁部に対するスライド部の繰り出し方向への移動に変換し、周壁部に対する操作部の周方向他方側への回転を周壁部に対するスライド部の繰り入れ方向への移動に変換する、繰り出し容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-120803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような繰り出し容器は、内容物の繰り出し方向の端面が傾斜部を有し、そのために周壁部の繰り出し口部の端面も傾斜部を有する場合、内容物収容部の付け替えの前後を通じて、周壁部に対する内容物の周方向の相対回転位置を、周壁部及び内容物の傾斜部の方向が合う目標位置に維持する必要がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、内容物収容部の付け替えの前後を通じて周壁部に対する内容物の周方向の相対回転位置を周壁部及び内容物の傾斜部の方向が合う目標位置に維持し易い繰り出し容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
内容物収容部と前記内容物収容部を装着される本体部とを有し、
前記内容物収容部は、内容物と前記内容物を保持する保持部とを有し、
本体部は、周壁部、スライド部、操作部及び変換機構を有し、
前記周壁部は、前記内容物を繰り出す繰り出し口部を有し、
前記スライド部は、前記保持部を着脱できる着脱部を有し、前記周壁部に対して回転規制状態で繰り出し方向及び繰り入れ方向へ移動できるように前記周壁部に保持され、
前記操作部は、前記周壁部に対して前記繰り出し方向及び前記繰り入れ方向への移動規制状態で周方向一方側及び周方向他方側へ回転できるように前記周壁部に保持され、
前記変換機構は、前記周壁部に対する前記操作部の前記周方向一方側への回転を前記周壁部に対する前記スライド部の前記繰り出し方向への移動に変換し、前記周壁部に対する前記操作部の前記周方向他方側への回転を前記周壁部に対する前記スライド部の前記繰り入れ方向への移動に変換し、
前記周壁部の前記繰り出し口部の端面と前記内容物の前記繰り出し方向の端面とはそれぞれ、前記繰り出し方向に対する垂直面に対して傾斜する傾斜部を有し、
前記本体部への前記内容物収容部の装着の際に前記周壁部に対する前記内容物の周方向の相対回転位置を前記周壁部及び前記内容物の前記傾斜部の方向が合う目標位置に合わせる位置合わせ部を有する繰り出し容器。
【0008】
[2]
前記位置合わせ部は、前記周壁部に対する前記内容物の前記周方向の前記相対回転位置を前記目標位置に合わせるように前記保持部を嵌合できる前記スライド部の嵌合部によって構成され、
前記保持部を前記嵌合部に嵌合することで前記着脱部への前記保持部の装着が許容され、
前記着脱部は、前記周方向に伸び径方向に弾性変形でき、前記保持部を前記着脱部の内周面に装着され、
前記スライド部の前記嵌合部は、前記保持部を受け入れる前記着脱部のスリットによって構成される、[1]に記載の繰り出し容器。
【0009】
[3]
前記繰り出し口部の端面は、前記位置合わせ部を構成する傾斜部を有し、
前記内容物収容部は、前記内容物に被さるキャップを有し、
前記キャップは、前記保持部が前記着脱部に装着され前記キャップが前記繰り出し口部の前記端面に接触した状態で、前記周壁部に対して前記保持部が前記繰り入れ方向へ移動することで前記内容物から離脱し、また、
前記キャップは、前記本体部への前記内容物収容部の装着の際において、前記周壁部に対する前記内容物の前記周方向の前記相対回転位置が前記目標位置に合っていない場合に、前記繰り出し口部の前記端面の前記傾斜部へ押し付けられることで、当該相対回転位置を前記目標位置に合わせる方向に前記内容物を伴って回転する、[1]又は[2]に記載の繰り出し容器。
【0010】
[4]
前記キャップは、前記繰り出し口部の前記端面の前記傾斜部へ押し付けられた際に前記キャップに対する前記保持部の前記周方向の回転を規制する回転規制部を有し、前記回転規制部は前記保持部に嵌合する、[3]に記載の繰り出し容器。
(【0011】以降は省略されています)
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