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公開番号
2025033897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139919
出願日
2023-08-30
発明の名称
クリーニング装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】像担持体の表面より除去した付着物を収容する収容部材における付着物の封止性能を向上させること。
【解決手段】クリーニング装置108は、クリーニングスクレーパー185により除去された付着物を収容し、長手方向において境界部181cを横切ると共に長手方向の中央部に向けて鉛直方向に傾斜し、クリーニングスクレーパー185によって除去された付着物を長手方向の中央部に向けて案内する傾斜部186hを備える収容部材186と、クリーニングスクレーパー185の長手方向の両端部において収容部材186とクリーニングスクレーパー185との間の隙間を封止するスクレーパー封止シール189a、189bと、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能な像担持体の表面の付着物を前記像担持体より除去して収容するクリーニング装置であって、
前記像担持体より前記付着物を除去する第一クリーニング部材と、
前記第一クリーニング部材の前記像担持体の回転方向の下流側に設けられると共に、前記像担持体より前記付着物を除去する第二クリーニング部材と、
前記第二クリーニング部材により除去された前記付着物を収容する収容部材と、
前記第二クリーニング部材の前記像担持体の軸線方向と平行な長手方向の両端部において前記収容部材と前記第二クリーニング部材との間の隙間を封止する封止部材と、
を有し、
前記第一クリーニング部材は、
前記長手方向の両端部側の第一領域と、前記第一領域よりも前記長手方向の中央部側の第二領域と、を備えると共に、前記第一領域と前記第二領域との境界部に段差を有し、
前記収容部材は、
前記長手方向において前記境界部を横切ると共に前記長手方向の中央部に向けて鉛直方向に傾斜し、前記第二クリーニング部材によって除去された前記付着物を前記長手方向の中央部に向けて案内する傾斜部を備える、
ことを特徴とするクリーニング装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記封止部材は、
前記長手方向において前記第一クリーニング部材の外側に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記傾斜部は、
前記収容部材の前記第二クリーニング部材により除去された前記付着物が堆積する内底面との間に隙間を有する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記第一領域は、
硬化処理が施されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記収容部材は、
前記第一クリーニング部材を支持する支持板に保持されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項6】
前記傾斜部の傾斜角度は、40度以上である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項7】
前記傾斜部は、
前記鉛直方向から見た場合に、前記第一領域の前記長手方向の中央部側の端部より前記長手方向の中央部に向けて8mm以上に亘って設けられる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置と、
画像を形成する画像形成部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転可能な像担持体の表面の付着物を像担持体より除去して収容するクリーニング装置及びこのクリーニング装置を備えた電子写真方式の複写機、プリンタ又はファクシミリ等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電子写真方式の画像形成装置は、感光体又は中間転写ベルト等の像担持体上のトナー像が中間転写ベルト又は記録シート等に転写された後に像担持体の表面に付着している残トナーを除去(クリーニング)するクリーニング装置を備えている。このようなクリーニング装置は、像担持体の表面に当接して残トナーを除去するクリーニング部材を有しており、残トナーの他に像担持体の表面に付着しているトナーに外添されている外添剤及び記録シートから剥離した紙粉等もクリーニングする。
【0003】
しかしながら、クリーニング装置によって外添剤及び紙粉を十分に除去できない場合には、像担持体の表面の帯電電位が低下して転写不良等が発生し、画像欠陥の原因となる。また、クリーニング部材と像担持体との当接部に紙粉が突入した場合には、クリーニング部材と像担持体との当接部に紙粉が挟まり、紙粉が挟まった部分をトナーがすり抜けるクリーニング不良が発生してしまう。
【0004】
これに対して、特許文献1は、像担持体に当接するシート状のクリーニング部材によって像担持体上の紙粉を除去し、除去した紙粉を収容部に収容する画像形成装置を開示している。
【0005】
また、従来、クリーニング装置においては、像担持体より除去した残トナー等の除去物を収容する収容部からの除去物の漏れを防止するためのシール部材を備える構成が一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-089770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来のクリーニング装置においては、収容部は除去物を収容部外に排出する機能を有していない。従って、従来のクリーニング装置においては、収容部における除去物の収容量又は収容状態によってシール部材の封止能力を超えて収容部に除去物が溜まり、除去物の収容部からの漏出が生じ易くなるという課題を有する。
【0008】
本発明の目的は、像担持体の表面より除去した付着物を収容する収容部材における付着物の封止性能を向上させることができるクリーニング装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るクリーニング装置は、回転可能な像担持体の表面の付着物を前記像担持体より除去して収容するクリーニング装置であって、前記像担持体より前記付着物を除去する第一クリーニング部材と、前記第一クリーニング部材の前記像担持体の回転方向の下流側に設けられると共に、前記像担持体より前記付着物を除去する第二クリーニング部材と、前記第二クリーニング部材により除去された前記付着物を収容する収容部材と、前記第二クリーニング部材の前記像担持体の軸線方向と平行な長手方向の両端部において前記収容部材と前記第二クリーニング部材との間の隙間を封止する封止部材と、を有し、前記第一クリーニング部材は、前記長手方向の両端部側の第一領域と、前記第一領域よりも前記長手方向の中央部側の第二領域と、を備えると共に、前記第一領域と前記第二領域との境界部に段差を有し、前記収容部材は、前記長手方向において前記境界部を横切ると共に前記長手方向の中央部に向けて鉛直方向に傾斜し、前記第二クリーニング部材によって除去された前記付着物を前記長手方向の中央部に向けて案内する傾斜部を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、像担持体の表面より除去した付着物を収容する収容部材における付着物の封止性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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