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公開番号
2025033342
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139007
出願日
2023-08-29
発明の名称
電子制御装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人サトー
主分類
H01M
10/48 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】低温環境下であっても電池の充電効率を高められる電子制御装置を提供する。
【解決手段】電力管理装置11は、並列接続された複数の電池23a~23cを個別に電流制御する。電流制御部11aは、複数の電池23a~23cをそれぞれ電流制御する。温度取得部11bは、複数の電池23a~23cのそれぞれの温度を取得する。電流制御部11aは、温度取得部11bによる温度が所定温度よりも低温の電池23aを電流制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
並列接続された複数の電池を電流制御する電子制御装置であって、
前記複数の電池をそれぞれ電流制御する電流制御部(11a)と、
前記複数の電池のそれぞれの温度を取得する温度取得部(11b)と、を備え、
前記電流制御部は、前記温度取得部による温度が所定温度よりも低温の電池を選択的に電流制御する電子制御装置。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記電流制御部が、電流制御の対象とする前記電池に流れる電流が最大電流値に達するものの電流制御するためのトータルの所定の最大制御電流量に達していないと判定した場合、
前記電流制御部は、前記最大制御電流量に達するまで前記電流制御の対象の電池の次に前記温度の低い電池に同時に電流制御する請求項1記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記電流制御部は、前記複数の電池の温度に応じて制御電流を分配する請求項1記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記電流制御部は、前記複数の電池の中で最も低温の電池を選択的に電流制御する請求項1から3の何れか一項に記載の電子制御装置。
【請求項5】
前記電流制御部は、前記電池の中で最も低温の電池を対象として目標温度になるまで電流制御を行い他の電池の電流制御を実行せず、前記電池の温度が前記目標温度に達したらその次に低温の電池が前記目標温度になるように電流制御し、さらにその次の低温の電池を対象として電流制御を繰り返す請求項1から3の何れか一項に記載の電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、直流給電システムが電池を充電するときに、電池の寿命のばらつきを低減するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術によれば、電池の容量を平準化し、並列接続した電池ごとの充放電サイクル数のばらつきによる劣化ばらつきを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2019/145997号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
他方、発明者らは、電池が低温環境下に晒されたときの電池性能について鋭意検討している。電池の性能を考慮したとき、電池の充電効率が低温環境下では比較的低くなり、充電に多くの時間を要してしまう。電池の環境温度を上げるため、ヒータ等を使用するとシステムを複雑化すると共に、余分な部品を要してしまうことになり好ましくない。
【0005】
本発明の目的は、低温環境下であっても電池の充電効率を高められる電子制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明によれば、並列接続された複数の電池を個別に電流制御する電子制御装置を対象としている。電流制御部は、複数の電池をそれぞれ電流制御する。温度取得部は複数の電池のそれぞれの温度を取得する。電流制御部は、温度取得部による温度が所定温度よりも低温の電池を選択的に電流制御する。
【0007】
電流制御部が、並列接続された電池を選択的に電流制御するときに、所定温度よりも低温の電池の通電電流を優先的に大きくできる。この結果、並列接続された電池をそのまま電流制御するよりも全ての電池を早期に昇温でき、低温環境下に晒されたとしても電池の充電効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態におけるシステムの電気的構成ブロック図
第1実施形態における動作を示すフローチャート
第1実施形態における電流制御の流れを説明するタイムチャート
第1実施形態における電流制御方法の違いによる充電電力の説明図その1
第1実施形態における電流制御方法の違いによる充電電力の説明図その2
第2実施形態における動作を示すフローチャート
第2実施形態における電流制御の流れを説明するタイムチャート
第3実施形態における動作を示すフローチャート
第3実施形態における電流制御の流れを説明するタイムチャート
第4実施形態における動作を示すフローチャート
第4実施形態における電流制御の流れを説明するタイムチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、電子制御装置について幾つかの実施形態を説明する。各実施形態の間で同一機能を奏する部分については同一符号を付して説明を省略することがある。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図5を参照しながら説明する。図1にシステム10の構成例を示す。システム10は、電力管理装置11を主として構成される。システム10は、DC/DCコンバータ12とその負荷機器13、パワーコンディショナ31と発電装置32、電池23a~23c、コンタクタ21a~21b、及び、双方向DC/DCコンバータ22a~22cを備える。電力管理装置11は電子制御装置として構成される。図1には、直流電源線L1を太線で示し、制御線L2を破線で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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