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公開番号2025033168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023138699
出願日2023-08-29
発明の名称検品装置、検査システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/393 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 検品において、送り方向の最小サイズの検査をする時に、検査の為のリソース確保や初期設定などが原因となり、次のページの検査開始までに前のページの検査が間に合わなくなる。
【解決手段】 第1画像を受信する受信手段と、前記受信した第1画像が所定の条件を満たす場合に、前記第1画像に基づいて第1画像が連なる第2画像を作成し、見本画像として登録する登録手段と、画像形成手段がシートに画像を形成した印刷物を読取部が読み取った読取画像と、前記見本画像とに基づいて前記印刷物の検査を行う検査手段と、を備えることを特徴とする検査装置。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1画像を受信する受信手段と、
前記受信した第1画像が所定の条件を満たす場合に、前記第1画像に基づいて、第1画像が連なる第2画像を作成し、見本画像として登録する登録手段と、
画像形成手段がシートに画像を形成した印刷物を読取部が読み取った読取画像と、前記見本画像とに基づいて前記印刷物の検査を行う検査手段と、
を備えることを特徴とする検査装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2画像は、前記第1画像に基づいて、第1画像が複数枚連なるよう画像合成を行い生成された画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記シートはロール紙であり、
前記読取部は、搬送される前記ロール紙に対して、前記第2画像のサイズを読み取る
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
前記所定の条件は、前記第1画像のサイズが、前記検査装置で検査手段により検査可能な最小サイズを下回ること
である請求項1に記載の検査装置。
【請求項5】
前記登録手段は、前記受信した第1画像が前記所定の条件を満たさない場合に、前記第1画像を前記見本画像として登録する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項6】
前記登録手段は、前記受信した第1画像が所定の条件を満たす場合に、前記第1画像に基づいて前記第1画像が複数含まれ、かつ前記第2画像とは異なる第3画像を作成し、前記第2画像および前記第3画像を見本画像として登録し、
前記検査手段は、前記読取画像と、前記第2画像および前記第3画像とに基づいて、前記印刷物の検査を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項7】
前記第3画像は、前記印刷物の最終ページの見本画像として登録される
ことを特徴とする請求項6に記載の検査装置。
【請求項8】
表示部に画面を表示する表示制御手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記検査手段で前記印刷物の検査を行う際の検査登録画面には、前記第1画像を表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項9】
表示部に画面を表示する表示制御手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記検査を実行している画像が表示される画面には、第2の画像のサイズで読み取られた読取画像が表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項10】
表示部に画面を表示する表示制御手段と、
を有し、
表示制御手段は、前記検査手段での検査結果を表示する画面には、前記検査手段で欠陥が見つかった前記読取画像が、前記第1画像のサイズで表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検品装置、検査システム、検品装置の制御方法及びプログラムに関わるものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
印刷業界を中心に、プリントオンデマンドと呼ばれる電子写真技術やインクジェット技術等を用いたデジタル印刷機がオフセット印刷代替の生産設備として一般的になってきた。デジタル印刷機では、オフセット印刷機の高品質を継承し、効率的に印刷物を生産することが求められている。印刷品質の保証と生産性を両立するため、近年では、印刷中に印刷物の画像品質検査を行う検品装置が考案されている。
【0003】
検品装置では、事前に印刷物をスキャンした画像、又は印刷時のRIP画像を見本画像とし、本番印刷時にスキャンした画像を検査画像として作成する。
【0004】
検査を実施する際、同じ1ページ分の見本画像と検査画像をそれぞれ生成して比較し、差分があればユーザーインタフェイスへの通知、不良が発見された印刷物のページをヤレ紙として排除、不良目印の添付などを行う。
【0005】
検品装置では、検査画像のスキャン後、1000mm程度後の搬送路上に排除/目印添付装置が付いている事が多い。よって、検品装置による検査時間を短縮し、検品装置にて欠陥発見後、印刷物が排除/目印添付装置を通り過ぎてしまう前に通知する、リアルタイムな検査が必要不可欠となる。
【0006】
尚、連続紙を用いたロールラベル印刷の場合は、1ページ分の画像にアイマークとよばれる検知マークを付加し、これをトリガー信号として絵柄を区切って、アイマーク毎に欠陥検査を行う方法が利用されている(特許文献1)。
【0007】
検査時は、複数部を印刷して、全てを検査する必要がある。検査装置は複数部全ての印刷物に対し、欠陥検査プログラムが画像比較を行い、ページ毎に何度も判定する必要がある。よって、リアルタイムな検査を実行する為のリソース(メモリー、GPUなどの資源)は、次のページの検査を始める前に、前のページの検査を終了させる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2011-158421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来の方法を用いた場合、画像サイズが小さ過ぎる(アイマークの間隔が短い)と、検査の為のリソース確保や初期設定などが原因となり、次のページの検査開始までに前のページの検査が間に合わなくなる。何故なら、欠陥検査プログラムの初期設定(記憶領域取得、画像データ転送、並列演算用のスレッド取得など)は、画像サイズが小さくても短くならない。そのため、画像サイズが小さい場合に検査画像が読み読まれてから次のページの検査画像が読み込まれるまでの時間のうちこの初期設定にかかる比率が上がることで、検査に必要な演算時間が足りなくなるためである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の検査装置は、第1画像を受信する受信手段と、前記受信した第1画像が所定の条件を満たす場合に、前記第1画像に基づいて第1画像が連なる第2画像を作成し、見本画像として登録する登録手段と、画像形成手段がシートに画像を形成した印刷物を読取部が読み取った読取画像と、前記見本画像とに基づいて前記印刷物の検査を行う検査手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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