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公開番号
2025033027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138486
出願日
2023-08-29
発明の名称
光学機器およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
5/06 20210101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】撮影範囲をシフトさせる際の物体面の倒れを自動的に抑える。
【解決手段】光学機器100は、光軸に直交する方向に移動可能な第1シフトレンズ102および第2シフトレンズ103を含む撮影光学系と、撮影範囲をシフトさせるように第1および第2シフトレンズの駆動を制御する制御手段150とを有する。制御手段は、撮影範囲を目標量だけシフトさせる際に、第1および第2シフトレンズの駆動により生ずる物体面の倒れの量が第1所定値を超えないように第1および第2シフトレンズの駆動を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光軸に直交する方向に移動可能な第1シフトレンズおよび第2シフトレンズを含む撮影光学系と、
撮影範囲をシフトさせるように前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記撮影範囲を目標量だけシフトさせる際に、前記第1および第2シフトレンズの駆動により生ずる物体面の倒れの量が第1所定値を超えないように前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする光学機器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1所定値は、0であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記撮影範囲を前記目標量だけシフトさせるための前記第1および第2シフトレンズの駆動量と前記倒れの量が前記第1所定値を超えないための前記第1および第2シフトレンズのうち少なくとも一方の駆動量とで決まる位置に前記第1および第2シフトレンズを駆動することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第1および第2シフトレンズのそれぞれの位置に応じた前記撮影範囲のシフト量に関する情報と、前記第1および第2シフトレンズのそれぞれの位置に応じた前記物体面の倒れ量に関する情報とを用いて、前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項5】
前記制御手段は、前記撮影範囲を前記目標量だけ第1方向にシフトさせる際に、前記第1方向とは異なる第2方向での前記物体面の倒れ量が設定された倒れ量から第2所定値を超えて変化しないように前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項6】
前記第2所定値は、0であることを特徴とする請求項5に記載の光学機器。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第2方向での前記第1および第2シフトレンズのそれぞれの位置に応じた前記物体面の倒れ量に関する情報を用いて、前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項5に記載の光学機器。
【請求項8】
前記撮影光学系は、フォーカスレンズを有し、
前記制御手段は、前記第1および第2シフトレンズの駆動により生じたピントずれを補正するように前記フォーカスレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項9】
前記第1および第2シフトレンズのそれぞれの位置に応じたピントずれ量に関する情報を用いて、前記フォーカスレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
【請求項10】
光軸に直交する方向に移動可能な第1シフトレンズおよび第2シフトレンズを含む撮影光学系を有する光学機器の制御方法であって、
撮影範囲をシフトさせるように前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御するステップを有し、
該ステップにおいて前記撮影範囲を目標量だけシフトさせる際に、前記第1および第2シフトレンズの駆動により生ずる物体面の倒れの量が第1所定値を超えないように前記第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、チルト/シフト機能を有する交換レンズ等の光学機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
チルト撮影は、撮影光学系の光軸に直交する面に対して傾いた物体面の全体にピントを合わせるために撮影光学系の少なくとも一部を撮像面に対してチルトさせて行う撮影である。また、シフト撮影は、撮影範囲を撮影光学系の光軸に直交する方向にシフトさせるように撮影光学系の少なくとも一部を撮像面に対してシフトさせる撮影である。これらのチルト撮影とシフト撮影は、本来は別々の用途で用いられる。ただし、例えば、チルト撮影においてチルト量を調整すると、撮影範囲のシフトまで生じてしまい、シフト量の調整が必要となる。
【0003】
特許文献1には、チルト量の調整による撮影範囲のシフトを補正する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-91027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1とは逆に、シフト撮影においてシフト量を調整すると、物体面が倒れるため、この物体面の倒れを補正するためのチルト量の調整が必要となり、ユーザにとって複雑な操作が求められる。
【0006】
本発明は、撮影範囲をシフトさせる際の物体面の倒れを自動的に抑えることができるようにした光学機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学機器は、光軸に直交する方向に移動可能な第1シフトレンズおよび第2シフトレンズを含む撮影光学系と、撮影範囲をシフトさせるように第1および第2シフトレンズの駆動を制御する制御手段とを有する。制御手段は、撮影範囲を目標量だけシフトさせる際に、第1および第2シフトレンズの駆動により生ずる物体面の倒れの量が第1所定値を超えないように第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする。
【0008】
また本発明の他の一側面としての制御方法は、光軸に直交する方向に移動可能な第1シフトレンズおよび第2シフトレンズを含む撮影光学系を有する光学機器に適用される。該制御方法は、撮影範囲をシフトさせるように第1および第2シフトレンズの駆動を制御するステップを有する。該ステップにおいて撮影範囲を目標量だけシフトさせる際に、第1および第2シフトレンズの駆動により生ずる物体面の倒れの量が第1所定値を超えないように第1および第2シフトレンズの駆動を制御することを特徴とする。なお、上記制御方法に従う処理を光学機器に実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮影範囲をシフトさせる際の物体面の倒れを自動的に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1のカメラシステムの構成を示す図。
実施例1における撮影構図を示す図。
実施例1における構図シフトを示す図。
図3に示す構図シフト時のシフトレンズ群の位置の変化を示す図。
図3に示す構図シフト時のシフトレンズ群の位置の時間変化を示す図。
実施例1における別の構図シフトを示す図。
図6に示す構図シフト時のシフトレンズ群の位置の変化を示す図。
図6に示す構図シフト時のシフトレンズ群の位置の時間変化を示
実施例1におけるレンズシフト処理を示すフローチャート。
実施例2における撮影構図を示す図。
実施例2における構図シフトを示す図。
図10に示す構図シフト時のシフトレンズ群の位置の変化を示す図。
図10に示す構図シフト時のシフトレンズ群の位置の時間変化を示す図。
実施例2におけるレンズシフト処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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