TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025035219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142131
出願日
2023-09-01
発明の名称
情報処理装置、頭部装着型表示装置および情報処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約
【課題】頭部装着型表示装置を装着しているユーザが仮想オブジェクトの後方を簡便に視認できるようにすることができる。
【解決手段】情報処理装置は、頭部装着型表示装置を装着しているユーザの視線位置に存在する仮想オブジェクトを制御オブジェクトとして選択する選択手段と、前記ユーザが前記制御オブジェクトの後方を視認するための所定の動作をしたか否かを判定する判定手段と、前記ユーザが前記所定の動作をしたことに応答して、前記制御オブジェクトの後方が視認できるように前記制御オブジェクトの表示を制御する制御手段とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
頭部装着型表示装置を装着しているユーザの視線位置に存在する仮想オブジェクトを制御オブジェクトとして選択する選択手段と、
前記ユーザが前記制御オブジェクトの後方を視認するための所定の動作をしたか否かを判定する判定手段と、
前記ユーザが前記所定の動作をしたことに応答して、前記制御オブジェクトの後方が視認できるように前記制御オブジェクトの表示を制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記判定手段は、前記ユーザの頭部の移動方向、移動量、回転方向および回転量のうち少なくともいずれかに基づいて、前記ユーザが前記所定の動作をしたか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定手段は、前記ユーザの頭部の移動量が所定範囲内の距離である場合に、前記ユーザが前記所定の動作をしたと判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記ユーザの頭部の回転量が所定範囲内の角度である場合に、前記ユーザが前記所定の動作をしたと判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記ユーザが前記所定の動作をしたことに応答して、前記制御オブジェクトに対して移動、縮小、透過および非表示のうち少なくともいずれかの表示制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記ユーザの頭部の移動方向および回転方向の少なくともいずれかに基づいて、前記制御オブジェクトを移動させる方向を決定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記ユーザの頭部の移動量および回転量の少なくともいずれかに基づいて、前記制御オブジェクトを移動させる距離を決定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記制御オブジェクトを移動させる方向に他の仮想オブジェクトが存在する場合、前記制御オブジェクトが前記他の仮想オブジェクトに重ならないように縮小する制御を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記制御オブジェクトを所定の縮小率で縮小しても、前記制御オブジェクトが前記他の仮想オブジェクトと重なる場合には、前記制御オブジェクトを透過させるように制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
オブジェクトの種類と表示制御の種類との対応関係が予め定められており、
前記制御手段は、移動、縮小、透過および非表示のうち前記制御オブジェクトの種類に対応する表示制御を、前記制御オブジェクトに対して行う
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、頭部装着型情報表示装置および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、現実世界と仮想世界とを融合して新しい体験を作り出すXR(Extended
Reality)技術が知られている。XR技術は、仮想現実、複合現実、拡張現実、および代替現実の技術の総称である。仮想現実(Virtual Reality、VR)技術は、ユーザに仮想空間を現実のように体験させることができる技術である。複合現実(Mixed Reality、MR)技術は、現実と仮想現実とをシームレスに融合して複合現実感をユーザに体験させることができる技術である。拡張現実(Augmented Reality、AR)は、現実空間に仮想世界を重ねて投影して見せる技術である。代替現実(Substitutional Reality、SR)は、過去の映像を現実世界に重ね合わせて投影して見せる技術である。
【0003】
XR技術の一つとして、頭部装着型表示装置(Head Mounted Display、HMD)を利用したXRシステムがある。XRシステムは、実際の外景に仮想オブジェクトなどを重畳表示させ、HMDを装着するユーザに提示することにより、XR空間を体験させることができる。
【0004】
HMDは、ユーザの視線位置を検出する機能を搭載し、視線位置の情報を活用した表示制御が可能である。例えば、特許文献1では、所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、注目動作のなされた実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトが表示されることが開示されている。特許文献2では、使用者の頭部の向きと視線方向との組み合わせによって、使用者に視認される画像が変化することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-81339号公報
特開2016-82466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
HMDを装着するユーザは、仮想オブジェクトの後方を一時的に視認したい場合、ハンドジェスチャなどのユーザーインターフェースで仮想オブジェクトを移動させたり、仮想オブジェクトの後方が見える位置まで実際に移動したりする。しかしながら、移動範囲が制限される場合、立ち位置を変えずに制御したい場合、または手足が自由に動かせない場合など、仮想オブジェクトの後方を確認することが困難な場合がある。
【0007】
本発明は、頭部装着型表示装置を装着しているユーザが、仮想オブジェクトの後方を簡便に視認できるようにする情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る情報処理装置は、頭部装着型表示装置を装着しているユーザの視線位置に存在する仮想オブジェクトを制御オブジェクトとして選択する選択手段と、前記ユーザが前記制御オブジェクトの後方を視認するための所定の動作をしたか否かを判定する判定手段と、前記ユーザが前記所定の動作をしたことに応答して、前記制御オブジェクトの後方が視認できるように前記制御オブジェクトの表示を制御する制御手段とを有することを特
徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、頭部装着型表示装置を装着しているユーザが仮想オブジェクトの後方を簡便に視認できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
HMDの外観を例示する図である。
HMDの構成例を示すブロック図である。
HMDの処理を例示するフローチャートである。
3軸加速度センサおよび3軸角速度センサについて説明する図である。
覗き込み動作の判定処理を例示するフローチャートである。
覗き込み動作の判定について説明する図である。
オブジェクトに付与されるメタデータについて説明する図である。
制御オブジェクトの表示制御処理を例示するフローチャートである。
制御オブジェクトの移動方向について説明する図である。
制御オブジェクトの表示制御について説明する図である。
制御オブジェクトの強調表示について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
表示装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像処理装置
今日
キヤノン株式会社
無線送電装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
今日
キヤノン株式会社
振動型駆動装置
今日
キヤノン株式会社
測距装置および機器
今日
キヤノン株式会社
記録装置及び払拭方法
今日
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
今日
キヤノン株式会社
吐出ヘッドの製造方法
今日
キヤノン株式会社
検品装置、検査システム
今日
キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
今日
キヤノン株式会社
情報提供システム及び方法
1日前
キヤノン株式会社
記録装置およびプログラム
今日
キヤノン株式会社
プリントシステム及び方法
今日
キヤノン株式会社
回折光学素子及び光学機器
今日
キヤノン株式会社
撮像システムおよび移動体
今日
キヤノン株式会社
記録装置およびプログラム
今日
キヤノン株式会社
表示光学系および表示装置
今日
キヤノン株式会社
無端ベルト及び画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
制御装置およびその制御方法
今日
キヤノン株式会社
細胞培養装置、細胞培養方法
今日
続きを見る
他の特許を見る