TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025032946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023170927
出願日
2023-09-29
発明の名称
月型芯及びそれを備える履物
出願人
株式会社フクセン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A43B
11/02 20060101AFI20250305BHJP(履物)
要約
【課題】 屈み込んだり、座ったりすることなく、立ったまま靴べらや手を使わずにスムーズに履くことができ、着用時に足にフィットして歩行しやすい履物、月型芯を提供することを目的とする。
【解決手段】 履物は、踵部を有する履物であって、前記踵部の上方に、斜め後ろに延びる踵ガイド部が設けられ、前記踵部及び踵ガイド部に月型芯が内包されていて、前記月型芯は、芯本体部と、その上方の芯山部とを有し、前記芯本体部は、踵を包むように水平方向に切断した断面が半円弧状に形成され、下端部の前方端部に、下端から前方斜め上方に向けて直線状又は曲線状に傾斜する切り欠きを有することを特徴とする。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
履物の踵部に用いられる月型芯であり、
芯本体部と、その上方の芯山部とを備え、
前記芯本体部は、踵を包むように水平方向に切断した断面が半円弧状に形成され、下端部の前方両端部に、下端から前方斜め上方に向けて直線状又は曲線状に傾斜する切り欠きを有することを特徴とする、
月型芯。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記芯本体部と前記芯山部とが一体で形成され、
背面から見て、前記芯本体部から上方に向けて、該芯本体部よりも幅狭の前記芯山部が延在している、
請求項1記載の月型芯。
【請求項3】
背面からみて、前記芯本体部と前記芯山部とのつながり部分が、左右ともに窪んでいて、該つながり部分から上方が左右に膨らんでいる、
請求項1記載の月型芯。
【請求項4】
背面からみて、前記芯山部の後端の上端が略直線状または下方に凸の円弧状になっていて、その左右が丸みを帯びている、
請求項1記載の月型芯。
【請求項5】
側面からみて、前記芯山部の上縁が丸みを帯びていて、上縁の最も高い位置が、前記芯山部の後端よりも前方にある、
請求項1記載の月型芯。
【請求項6】
前記芯山部の上方から前方に向けて膨らむように湾曲している部分までの上部が、垂直方向よりも水平方向側に寝ている、
請求項1記載の月型芯。
【請求項7】
側面からみて、前側が上方から前方に向けて膨らむように湾曲し、そこから後方に向けて窪むように湾曲し、さらにそこから再度前方に向けて湾曲して、下端の少し上から下端に向けて、後方に直線状または曲線状に傾斜している、
請求項1記載の月型芯。
【請求項8】
側面からみて、前側が上端から下方の最も前方の端部にかけて略S字状に形成されている、
請求項1記載の月型芯。
【請求項9】
側面からみて、後端側が上方から前方に向けて窪むように湾曲し、そこから後方に膨らむように湾曲している、
請求項1記載の月型芯。
【請求項10】
側面からみて、後端側が上方から前方に向けて窪むように湾曲し、そこから後方に膨らむように湾曲し、さらにそこから前方に向けて緩やかに湾曲している、
請求項1記載の月型芯。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、月型芯及びそれを備える履物に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
踵部を有する履物を履く際、靴の踵部を足の踵で押しつぶしたまま、足の先だけを靴の中に入れて歩行することで、靴を傷めることとなってしまう。また、踵部を有する履物では、踵を潰さないようにして履かないといけない。踵を潰してしまうと、足との馴染みが悪く、履き心地が良くない。
【0003】
そのため、踵を潰さないよう、靴を履く時に靴べらや手を使う必要があるが、身体を屈めたり、座ったりする動作を伴うので、面倒である。
【0004】
そこで、身体を屈めたり、座ったりすることなく立ったまま履くことができる、踵部を有する履物が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1の履物は、踵部の上端に、上方斜め後方に向けて延びる突片部が形成され、突片部には踵部に備えられる月型芯から延設された月型芯延長部を芯として備えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-139151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の履物では、月型芯がソールの直上に設けられていて、その下端が前方両端まで伸びているので、月型芯の下端の両端がソールへ食い込んでソールが傷ついてしまうおそれがある。また、この構造によって月型芯ががっちりと固定されてほとんど動きが許容されていないため、歩く際などに踵部のフレキシブル性がなく窮屈である。
【0007】
そこで、本発明は係る点に鑑みなされたもので、屈み込んだり、座ったりすることなく、立ったまま靴べらや手を使わずに履くことができ、また従来よりも脱ぎ履きしやすく、着用時に足にフィットして歩行しやすい履物と、その月型芯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一の態様にかかる月型芯は、履物の踵部に用いられる月型芯であり、芯本体部と、その上方の芯山部とを備え、前記芯本体部は、踵を包むように水平方向に切断した断面が半円弧状に形成され、下端部の前方両端部に、下端から前方斜め上方に向けて直線状又は曲線状に傾斜する切り欠きを有することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、この月型芯を履物が備えることで、踵部の上方に、斜め後ろに延びる踵ガイド部が設けられ、履きやすさを向上することができ、立ったまま靴べらや手を使うことなく履くことができる。また、踵部及び踵ガイド部に月型芯が内包されており、踵部及び踵ガイド部の形状を維持しつつ、履きやすさを一層向上することができる。また、芯本体部は、踵を包むように水平方向に切断した断面が半円弧状に形成されているので、踵を確実に支えることができる。
【0010】
また、芯本体部の下端部の前方端部に下端から前方斜め上方に向けて直線状又は曲線状に傾斜する切り欠きを有するので、月型芯の下端部の前方端部のソールへの食い込みや打痕を軽減することができる。そして、この切り欠きによって、歩行や走行時に足が地面に着地した時に、ソールの圧縮変形に起因する反発力による月型芯の突き上げが生じにくくなるので、月型芯は足が地面に着地した後に上方に移動しにくくなる。これにより、着地した時に、靴ずれのような違和感が生じにくくなり、着地した時に月型芯が踵にフィットした状態を維持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
シューズ
今日
個人
履物
11か月前
個人
履物
5か月前
個人
靴用装着物
2か月前
山三商事株式会社
靴
5か月前
個人
インソール
8か月前
リトルピアニスト株式会社
履物
11か月前
個人
靴紐用テンションガイド
10か月前
株式会社KTC
インソールおよび履物
4か月前
個人
靴底及び該靴底を備えた靴
7か月前
美津濃株式会社
シューズのソール
11か月前
株式会社フォーナインシューズ
靴
3か月前
美津濃株式会社
シューズのソール
7日前
株式会社ATN1
中敷き及び履物
7か月前
個人
履物
7か月前
株式会社ゴールドウイン
シューズ
9か月前
個人
防滑シート及びその製造方法
1か月前
個人
履物
7か月前
株式会社アシックス
靴
11か月前
徳武産業株式会社
履物
4か月前
株式会社アメイズプラス
履物
7か月前
株式会社アメイズプラス
履物
8か月前
糸伍株式会社
靴紐
3か月前
株式会社ダイマツ
履物及び短靴用月型芯
8か月前
個人
履物用中敷
7か月前
デサントジャパン株式会社
子供用靴
7か月前
株式会社チャナカンパニー
シューキーパー
29日前
株式会社フォーカルワークス
靴の中底と靴
9か月前
株式会社アシックス
シューズ
22日前
高笙工業有限公司
紐用リール
5か月前
ゼンノ株式会社
履物
8か月前
株式会社アシックス
靴底
22日前
株式会社馬里奈
履物
6か月前
株式会社アシックス
ソール
6か月前
なごり株式会社
インソール及び履物
3か月前
株式会社アシックス
靴
10か月前
続きを見る
他の特許を見る