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公開番号2025032754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138216
出願日2023-08-28
発明の名称流動体用容器
出願人大和製罐株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類F04C 5/00 20060101AFI20250305BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】送液装置に容易に取り付けることができる流動体用容器を提供すること。
【解決手段】ハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、流動体が流れるチューブを押圧するとともに、前記チューブの押圧する部位を移動させることで、一次側から二次側に前記流動体を送るロータと、を備える送液装置に用いられる流動体用容器であって、流動体が包装される変形可能な包装体に接続され、前記流動体が通過する、前記ロータによる押圧により弾性変形可能な、前記ハウジング内に前記一次側の一端及び前記二次側の他端の間の一部が配置されるチューブと、前記ハウジングに隣接して、前記チューブの前記ハウジングの前記一次側の一部に固定される、前記ハウジングと当接可能な固定具と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、流動体が流れるチューブを押圧するとともに、前記チューブの押圧する部位を移動させることで、一次側から二次側に前記流動体を送るロータと、を備える送液装置に用いられる流動体用容器であって、
流動体が充填される変形可能な包装体に接続され、前記流動体が通過する、前記ロータによる押圧により弾性変形可能な、前記ハウジング内に前記一次側の一端及び前記二次側の他端の間の一部が配置されるチューブと、
前記ハウジングに隣接して、前記チューブの前記ハウジングの前記一次側の一部に固定される、前記ハウジングと当接可能な固定具と、
を備える流動体用容器。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記固定具は、前記ハウジングに隣接して、前記チューブの前記ハウジングの前記二次側の一部にさらに固定される、請求項1に記載の流動体用容器。
【請求項3】
前記ハウジングは、内部に、前記ロータと所定の間隔を空けて対向する保持部を有し、
前記保持部及び前記ロータは、前記ハウジング内において、前記チューブを挟む、請求項1に記載の流動体用容器。
【請求項4】
前記包装体を備え、
前記チューブの前記一次側の端部は、前記包装体に接続される、請求項1に記載の流動体用容器。
【請求項5】
前記固定具は、内径を可変に形成され、前記チューブの外径よりも小径の内径とすることで、前記チューブに固定される、請求項1に記載の流動体用容器。
【請求項6】
前記包装体は、前記チューブを固定できるスパウトを備える、請求項1に記載の流動体用容器。
【請求項7】
一端側が前記スパウトに固定され、他端が前記チューブに挿入されることで、前記チューブを固定できる、前記包装体内の前記流動体を前記チューブ内に移動させるノズル部が形成されるチューブ接続具を備える、請求項6に記載の流動体用容器。
【請求項8】
前記固定具が固定された箇所の前記チューブの内径は、前記チューブ接続具の前記ノズル部の内径以上である、請求項7に記載の流動体用容器。
【請求項9】
前記チューブは、前記一次側が前記包装体に接続されており、前記二次側が開封可能に密封される、請求項8に記載の流動体用容器。
【請求項10】
前記スパウトは、開封可能に密封される、請求項8に記載の流動体用容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送液装置で送液する流動体を収容する流動体用容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
チューブを押圧するロータによって、チューブ内の流動体を二次側に供給する、ローラーポンプ、チューブポンプ、ペリスタルティックポンプ、蠕動ポンプ等と呼ばれる送液装置が知られている。このような送液装置は、ローラによりチューブを押圧してローラを回転させることで、チューブ内に連続的に低圧又は真空部分を発生させることで、流動体を送液する。
【0003】
また、近年では、三次元造形装置によって流動性食品を造形する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。このような三次元造形装置は、食材をシリンダに収容して、ピストンで押し出す構造や、流動性食品を押し出すノズル装置に、直接食材を充填及び貯留する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/203765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した三次元造形装置は、充填時などに食材としての流動性食品が外気に晒されるため、衛生的な問題が生じることがある。このため、流動性食品を閉鎖的及び衛生的に供給する方法として、上述した送液装置を用いることも考えられる。例えば、送液装置を用いる三次元造形装置としては、流動性食品が収容された包装体と流動性食品を吐出するノズル装置とを流体的に接続するために、包装体及びノズル装置の間に配置される送液装置のチューブ、並びに、送液装置のチューブ及びノズル装置を、それぞれ別のチューブで接続し、包装体からノズル装置へ、送液装置で流動性食品を供給する技術が考えられる。
【0006】
ここで、送液装置のチューブは、送液装置のハウジング内に設けられており、包装体及びノズル装置へは、ジョイントを介して別のチューブにより接続する構成となる。このため、送液装置内のチューブ内を清掃するときには、ジョイントを介して清掃用のチューブを接続して洗浄する等の作業が必要となる。また、供給する流動性食品を替える場合には、送液装置内のチューブの洗浄作業を行うか、又は、流動性食品を替えた後の初動時にチューブ内の流動性食品を排出する作業が必要となる。
【0007】
例えば、包装体及びノズル装置を一本のチューブで接続することも考えられるが、送液装置がローラを回転させて送液する構成であることから、チューブに送液方向の張力が発生し、チューブが移動する虞がある。これにより、チューブが包装体から外れる虞や、包装体及び送液装置が相対的に移動する虞がある。このため、チューブの包装体及び送液装置に対して固定することも考えられるが、チューブの取り付け作業が繁雑となる。
【0008】
そこで本発明は、送液装置に容易に取り付けることができる流動体用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様による流動体用容器は、ハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、流動体が流れるチューブを押圧するとともに、前記チューブの押圧する部位を移動させることで、一次側から二次側に前記流動体を送るロータと、を備える送液装置に用いられる流動体用容器であって、流動体が包装される変形可能な包装体に接続され、前記流動体が通過する、前記ロータによる押圧により弾性変形可能な、前記ハウジング内に前記一次側の一端及び前記二次側の他端の間の一部が配置されるチューブと、前記ハウジングに隣接して、前記チューブの前記ハウジングの少なくとも前記一次側の一部に固定される、前記ハウジングと当接可能な固定具と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、送液装置に容易に取り付けることができる流動体用容器を提供するこができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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