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公開番号
2025032740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138197
出願日
2023-08-28
発明の名称
蓋部材及びパッケージ
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
23/02 20060101AFI20250305BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】発光素子を含むパッケージに使用される蓋部材における光の取り出し効率を向上させる。
【解決手段】ガラス製の蓋部材4は、板状の枠部7と、枠部7から突出するドーム状の突出部8とを備える。突出部8は、内面8a及び外面8bを有する。突出部8は、頂部13と、枠部7と一体に構成される基部11とを備える。突出部8の内面8aには、反射防止膜10aが形成されている。突出部8の基部11に形成されている反射防止膜10aの厚さTa1を、突出部8の頂部13に形成されている反射防止膜10aの厚さで除した値(Ta1/Ta3)は、0.75以上1未満である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
発光素子を含むパッケージに用いられるガラス製の蓋部材であって、
板状の枠部と、前記枠部から突出するドーム状の突出部とを備え、
前記突出部は、内面及び外面を有し、
前記突出部は、頂部と、前記枠部と一体に構成される基部とを備え、
前記突出部の前記内面には、反射防止膜が形成されており、
前記基部に形成されている前記反射防止膜の厚さを、前記頂部に形成されている前記反射防止膜の厚さで除した値が、0.75以上1未満である、
ことを特徴とする蓋部材。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記突出部の前記頂部の厚さは、前記突出部の前記基部の厚さよりも薄い、
ことを特徴とする請求項1に記載の蓋部材。
【請求項3】
前記枠部は、前記突出部の前記内面に繋がる第一主面と、前記突出部の前記外面に繋がる第二主面とを有し、
前記枠部の前記第一主面には、前記反射防止膜が形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
【請求項4】
前記枠部の前記第一主面に形成されている前記反射防止膜の前記第一主面側とは反対側に金属層が形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の蓋部材。
【請求項5】
前記反射防止膜は、酸化ハフニウム膜を含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
【請求項6】
前記突出部の前記外面には、第二の反射防止膜が形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
【請求項7】
前記頂部に形成されている前記第二の反射防止膜の厚さは、前記基部に形成されている前記第二の反射防止膜の厚さよりも厚い、
ことを特徴とする請求項6に記載の蓋部材。
【請求項8】
前記突出部は、所定の突出角度で前記枠部から突出しており、
前記突出部の前記突出角度は、10°以上80°以下である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
【請求項9】
前記突出部は、前記内面側に形成される開口部を有し、
前記開口部の開口長さLと、前記突出部の突出高さHとの比L/Hは、1.2以上8以下である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
【請求項10】
前記開口部は、四角形状に構成される、
ことを特徴とする請求項9に記載の蓋部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッケージ用の蓋部材、及び蓋部材を有するパッケージに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、発光素子(LED素子)が実装される基体(基板)と、発光素子を覆うように基体に固定されるドーム状の蓋部材(透光性カバー)と、基体と蓋部材とを接合する接着材とを備えるパッケージが開示されている。このパッケージでは、蓋部材をドーム状に構成することで、蓋部材と基体との間に発光素子を収容する空間を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-66169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなドーム状の蓋部材が使用されたパッケージについて、更なる性能向上のための研究開発が推進されている。
【0005】
本発明は、発光素子を含むパッケージに使用される蓋部材における光の取り出し効率を向上させることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明は上記の課題を解決するためのものであり、発光素子を含むパッケージに用いられるガラス製の蓋部材であって、板状の枠部と、前記枠部から突出するドーム状の突出部とを備え、前記突出部は、内面及び外面を有し、前記突出部は、頂部と、前記枠部と一体に構成される基部とを備え、前記突出部の前記内面には、反射防止膜が形成されており、前記基部に形成されている前記反射防止膜の厚さを、前記頂部に形成されている前記反射防止膜の厚さで除した値が、0.75以上1未満である、ことを特徴とする。
【0007】
かかる構成によれば、蓋部材における突出部の内面に反射防止膜を形成することで、発光素子から放出された光を突出部によって効率良く透過させることができる。これにより、パッケージに使用される蓋部材の光の取り出し効率を可及的に高めることが可能となる。反射防止膜の厚みが小さいほど反射防止効果は低下する。そこで、突出部の基部に形成されている反射防止膜の厚さを、突出部の頂部に形成されている反射防止膜の厚さで除した値を0.75以上1未満とすることで、突出部の基部の反射防止膜の厚みを、突出部の頂部の反射防止膜の厚みに可及的に近づけることができる。このため、蓋部材は、突出部において極端に反射防止膜の厚みが薄い箇所を有しない。これにより、蓋部材における光の取り出し効率を向上させることができる。
【0008】
(2) 上記(1)に記載の蓋部材において、前記突出部の前記頂部の厚さは、前記突出部の前記基部の厚さよりも薄くてもよい。
【0009】
かかる構成によれば、蓋部材の突出部における頂部の厚さを基部の厚さよりも薄くすることで、この突出部の透過率を高めることが可能となる。加えて、突出部の基部の厚さは、頂部の厚さよりも厚くなることから、この基部における強度を頂部よりも高めることができる。したがって、蓋部材の光の取り出し効率の向上と強度の確保とを両立させることが可能となる。
【0010】
(3) 上記(1)又は(2)に記載の蓋部材において、前記枠部は、前記突出部の前記内面に繋がる第一主面と、前記突出部の前記外面に繋がる第二主面とを有し、前記枠部の前記第一主面には、前記反射防止膜が形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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