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公開番号
2025031118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137111
出願日
2023-08-25
発明の名称
車両用バッテリパック
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
H01M
50/204 20210101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ケース内に配置された電気機器の冷却及び組付け性が良好である車両用バッテリパックを提供する。
【解決手段】バッテリパック10は、互いに離隔して配置された左側バッテリ12L及び右側バッテリ12Rと、ジャンクションボード14と、各バッテリ12L、12Rを冷却する冷却機構16と、これらを収容するケース20と、を備える。冷却機構16は、左側バッテリ12Lが配置され、冷却空気が流れる左側吸気経路40Lと、右側バッテリ12Rが配置され、冷却空気が流れる右側吸気経路40Rと、左側バッテリ12Lと右側バッテリ12Rとの間に設けられた合流ダクト50と、合流ダクト50に接続された冷却ファン60と、を有する。合流ダクト50の上面には、傾斜部55が設けられており、ジャンクションボード14は、傾斜部55に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水平方向において互いに離隔して配置された第1バッテリ及び第2バッテリと、
前記第1バッテリ及び前記第2バッテリに電気的に接続される電気機器と、
冷却空気により前記第1バッテリ及び前記第2バッテリを冷却する冷却機構と、
前記第1バッテリ、前記第2バッテリ、前記電気機器、及び前記冷却機構を収容するケースと、を備える車両用バッテリパックであって、
前記冷却機構は、
前記第1バッテリが配置され、前記冷却空気が流れる第1吸気経路と、
前記第2バッテリが配置され、前記冷却空気が流れる第2吸気経路と、
前記第1バッテリと前記第2バッテリとの間に設けられ、前記第1吸気経路及び前記第2吸気経路に接続される合流ダクトと、
前記合流ダクトに接続され、前記冷却空気を前記第1吸気経路、前記第2吸気経路、及び前記合流ダクトに流通させる冷却ファンと、を有し、
前記合流ダクトの上面には、傾斜部が設けられており、
前記電気機器は、前記傾斜部に配置されている、
車両用バッテリパック。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用バッテリパックであって、
前記電気機器には、前記傾斜部の高い側に、配線が接続される端子が設けられている、
車両用バッテリパック。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両用バッテリパックであって、
前記傾斜部に沿って設けられ、前記電気機器を支持するフレーム部材をさらに備え、
前記電気機器は、前記合流ダクトの前記傾斜部との間に所定の隙間を設けて前記フレーム部材により支持されている、
車両用バッテリパック。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の車両用バッテリパックであって、
前記傾斜部は、前記第1バッテリ及び前記第2バッテリの上面よりも下方に位置する、
車両用バッテリパック。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の車両用バッテリパックであって、
前記傾斜部は、前記第1バッテリ及び前記第2バッテリのいずれか一方側に傾斜している、
車両用バッテリパック。
【請求項6】
請求項5に記載の車両用バッテリパックであって、
前記傾斜部は、前記第1バッテリ側に傾斜しており、
前記合流ダクトは、前記第1バッテリ側を流れる前記冷却空気の経路が、前記第2バッテリ側を流れる前記冷却空気の経路よりも短くなるように構成されており、
前記冷却ファンは、前記傾斜部と同じ側に傾斜して設けられている、
車両用バッテリパック。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の車両用バッテリパックであって、
前記ケースは、車両のフロアパネルに載置され、
前記ケース及び前記フロアパネルの下方には、前記車両の駆動系に設けられた動力伝達軸が配置され、
上面視で少なくとも前記動力伝達軸と重なる位置において、前記ケースと前記フロアパネルとの間に断熱材が設けられている、
車両用バッテリパック。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の車両用バッテリパックであって、
前記ケースは、車両のフロアパネルに載置され、
前記ケース及び前記フロアパネルの下方には、前記車両の駆動系に設けられた動力伝達軸が配置され、
前記合流ダクトは、上面視で前記動力伝達軸に重なる位置に配置されている、
車両用バッテリパック。
【請求項9】
請求項8に記載の車両用バッテリパックであって、
前記ケース及び前記フロアパネルの下面には、上方に凹み、前記動力伝達軸が配置される凹部が設けられており、
前記合流ダクトは、前記凹部に沿って設けられている、
車両用バッテリパック。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の車両用バッテリパックであって、
前記電気機器は、前記第1バッテリ及び前記第2バッテリに電気的に接続されるジャンクションボードである、
車両用バッテリパック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されるバッテリパックに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池に関する研究開発が行われている。
【0003】
車両の駆動源の電動化に伴って、車両にはモータ等に電力を供給するバッテリが搭載される。バッテリや、バッテリに接続される各種電気機器、バッテリ及び電気機器を冷却する冷却機構などは、ケースに収容され、ユニットとして車両に搭載される(例えば特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-30450号公報
特開2013-244768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ケース内の限られた空間において、発熱体となる電気機器を適切に冷却できるように電気機器を配置しつつ、電気機器の組付け性についても良好なバッテリパックが要望されていた。
【0006】
本発明は、ケース内に配置された電気機器の冷却及び組付け性が良好な車両用バッテリパックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
水平方向において互いに離隔して配置された第1バッテリ及び第2バッテリと、
前記第1バッテリ及び前記第2バッテリに電気的に接続される電気機器と、
冷却空気により前記第1バッテリ及び前記第2バッテリを冷却する冷却機構と、
前記第1バッテリ、前記第2バッテリ、前記電気機器、及び前記冷却機構を収容するケースと、を備える車両用バッテリパックであって、
前記冷却機構は、
前記第1バッテリが配置され、前記冷却空気が流れる第1吸気経路と、
前記第2バッテリが配置され、前記冷却空気が流れる第2吸気経路と、
前記第1バッテリと前記第2バッテリとの間に設けられ、前記第1吸気経路及び前記第2吸気経路に接続される合流ダクトと、
前記合流ダクトに接続され、前記冷却空気を前記第1吸気経路、前記第2吸気経路、及び前記合流ダクトに流通させる冷却ファンと、を有し、
前記合流ダクトの上面には、傾斜部が設けられており、
前記電気機器は、前記傾斜部に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ケース内に配置された電気機器の冷却及び組付け性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態のバッテリパック10の斜視図である。
バッテリパック10の分解斜視図である。
バッテリパック10のケース20に収容された各部品の正面図である。
合流ダクト50の斜視図である。
バッテリパック10内の冷却空気の流れ(破線矢印)及び熱の移動(実線矢印)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態の車両用バッテリパックを、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単且つ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、車両の運転者から見た方向に従って記載し、図面には、車両の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。
(【0011】以降は省略されています)
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