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公開番号2025030662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136159
出願日2023-08-24
発明の名称タイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法
出願人横浜ゴム株式会社
代理人清流国際弁理士法人,個人,個人
主分類B29D 30/06 20060101AFI20250228BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】タイヤ内面に制音体を備えた個々のタイヤの重量アンバランスを、制音体を用いて一段と適切に是正できるタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】加硫されたタイヤ1の重量アンバランスの軽点Kの位置および重量アンバランス量Btを検知し、このタイヤ1のタイヤ内面7に対して、制音体8を少なくとも1か所の間欠部8iを有してタイヤ周方向に延在させて設置した場合に間欠部8iにより生じる制音体8の重量アンバランス量Bsを、検知したタイヤ1の重量アンバランス量Btに基づいて決定し、この決定した重量アンバランス量Bsを生じさせる仕様の制音体8をこのタイヤ1のタイヤ内面7に接合して設置し、その際に、この制音体8の重量アンバランスの軽点Pの位置を、検知したタイヤ1の軽点Kの位置に対向する位置を中心とするタイヤ周方向±30°の範囲に配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部の内周側に位置するタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法において、
加硫されたタイヤの重量アンバランスの軽点の位置および重量アンバランス量を検知し、前記タイヤの前記タイヤ内面に対して、前記制音体を少なくとも1か所の間欠部を有してタイヤ周方向に延在させて設置した場合に前記間欠部により生じる前記制音体の重量アンバランス量を、検知した前記タイヤの重量アンバランス量に基づいて決定し、この決定した重量アンバランス量を生じさせる仕様の前記制音体を前記タイヤの前記タイヤ内面に設置し、その際に、この制音体の重量アンバランスの軽点の位置を、検知した前記タイヤの重量アンバランスの軽点の位置に対向する位置を中心とするタイヤ周方向±30°の範囲に配置するタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記制音体の前記間欠部のタイヤ周方向長さ、前記制音体のタイヤ周方向端部の幅、或いは、前記制音体のタイヤ周方向端部の厚さの3種類のうち、少なくとも1種類を変化させることにより、前記制音体を決定した前記重量アンバランス量を生じさせる仕様にする請求項1に記載のタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法。
【請求項3】
前記制音体を決定した前記重量アンバランス量を生じさせる仕様にするために、それぞれの前記タイヤ毎に、前記制音体の長尺物を切断してタイヤ1本当たりの前記制音体を形成する際の長さを調整することにより前記間欠部のタイヤ周方向長さを変化させる請求項2に記載のタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法。
【請求項4】
前記制音体を決定した前記重量アンバランス量を生じさせる仕様にするために、長さを異ならせた複数仕様の前記制音体を用意しておき、用意した複数仕様の中から1つの仕様の前記制音体を選択することにより、前記間欠部のタイヤ周方向長さを変化させる請求項2に記載のタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法。
【請求項5】
前記制音体を決定した前記重量アンバランス量を生じさせる仕様にするために、それぞれの前記タイヤ毎に、前記制音体を前記タイヤ内面に設置する際に前記制音体に付与する張力を調整して前記制音体の伸縮具合を調整することにより前記間欠部のタイヤ周方向長さを変化させる請求項2に記載のタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法に関し、さらに詳しくは、タイヤ内面に制音体を備えた個々のタイヤの重量アンバランスを、制音体を用いて一段と適切に是正できるタイヤの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤの空洞共鳴音を低減させるために、タイヤ内面に制音体を貼付けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。途切れ部を有する制音体をタイヤ内面に貼り付ける際に、特許文献1では、途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から180°を隔てる対向位置を中心とする±60°の領域範囲に配置して、タイヤのユニフォミティに対する影響を抑制することが提案されている。
【0003】
しかしながら、同仕様のタイヤであっても個々のタイヤ本体の重量アンバランス量は異なるため、タイヤの仕様毎に用意された同じ制音体をタイヤ内面に取付けると、制音体が取り付けられた個々のタイヤの間では、重量アンバランス量の差異が残ったままになる。即ち、制音体を取付けることで重量アンバランス量が極めて小さくなるタイヤもあるが、ある程度のレベルの重量アンバランス量が残存するタイヤもある。これに伴い、個々のタイヤ間ではユニフォミティにもバラつきが生じる。それ故、タイヤ内面に制音体を備えた個々のタイヤの重量アンバランスを、制音体を用いて一段と適切に是正するには改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-335199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、タイヤ内面に制音体を備えた個々のタイヤの重量アンバランス量を、制音体を用いて一段と適切に是正できるタイヤの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明のタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法は、トレッド部の内周側に位置するタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法において、加硫されたタイヤの重量アンバランスの軽点の位置および重量アンバランス量を検知し、前記タイヤの前記タイヤ内面に対して、前記制音体を少なくとも1か所の間欠部を有してタイヤ周方向に延在させて設置した場合に前記間欠部により生じる前記制音体の重量アンバランス量を、検知した前記タイヤの重量アンバランス量に基づいて決定し、この決定した重量アンバランス量を生じさせる仕様の前記制音体を前記タイヤの前記タイヤ内面に設置し、その際に、この制音体の重量アンバランスの軽点の位置を、検知した前記タイヤの重量アンバランスの軽点の位置に対向する位置を中心とするタイヤ周方向±30°の範囲に配置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、加硫されたタイヤの重量アンバランスの軽点の位置に対向する位置を中心とするタイヤ周方向±30°の範囲に、前記制音体の軽点を配置することで、タイヤ内面に設置した前記制音体の重量アンバランスを利用して前記タイヤの重量アンバランスを是正することができる。しかも、前記制音体の重量アンバランス量が、検知した前記タイヤの重量アンバランス量に基づいて決定されているので、タイヤ内面に前記制音体を備えた個々のタイヤの重量アンバランスを、前記制音体を用いて一段と適切に是正することができる。これに伴い、個々のタイヤ間でのユニフォミティのバラつきが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明により製造されたタイヤの内部を側面視で例示する説明図である。
図1のタイヤを横断面視で例示する説明図である。
使用される制音体を側面視で例示する説明図である。
使用される別の制音体を側面視で例示する説明図である。
制音体をタイヤ内面に取付ける工程を側面視で例示する説明図である。
本発明により製造された別のタイヤの内部を側面視で例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のタイヤ内面に制音体を備えたタイヤの製造方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。
【0010】
図1~図2に例示するタイヤ1は、本発明のタイヤの製造方法により製造されている。このタイヤ1のタイヤ内面7には制音体8が備わっている。タイヤ内面7とは、タイヤ1のトレッド部6の内周側に存在する面である。図中のCL、Zはそれぞれ、タイヤ1の幅方向中心、タイヤ軸を示している。また、図中の矢印W、R、Cはそれぞれ、タイヤ1の幅方向、半径方向、周方向を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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