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公開番号2025027532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132330
出願日2023-08-15
発明の名称タイヤ
出願人横浜ゴム株式会社
代理人清流国際弁理士法人,個人,個人
主分類B60C 11/12 20060101AFI20250220BHJP(車両一般)
要約【課題】耐摩耗性を損なうことなくスノー性能を向上することを可能にしたタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部に、タイヤ周方向に沿って直線状に延在する4本の主溝により区画されたセンター陸部、中間陸部、ショルダー陸部を設け、センター陸部をセンター傾斜溝により複数のセンターブロックに区画し、中間陸部を中間傾斜溝により複数の中間ブロックに区画し、ショルダー陸部をショルダー横溝により複数のショルダーブロックに区画し、センター傾斜溝と中間傾斜溝とをタイヤ幅方向に対して逆方向に傾斜させ、センターブロックにおける中間傾斜溝の延長位置に、中間傾斜溝と同方向に延在してセンターブロック内でタイヤ赤道を超えずに終端する浅溝を設け、センターブロック、中間ブロック、およびショルダーブロックのそれぞれにタイヤ幅方向に沿って延在する2本以上のサイプを設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部を備えたタイヤにおいて、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に沿って直線状に延在する4本の主溝と、これら4本の主溝により区画された5列の陸部とを備え、これら5列の陸部は、タイヤ赤道上に配置されたセンター陸部と、前記センター陸部のタイヤ幅方向両側に配置された中間陸部と、タイヤ幅方向最外側に位置するショルダー陸部とを含み、
前記センター陸部はタイヤ周方向に間隔をおいて形成されたセンター傾斜溝により複数のセンターブロックに区画され、前記中間陸部はタイヤ周方向に間隔をおいて形成された中間傾斜溝により複数の中間ブロックに区画され、前記ショルダー陸部はタイヤ周方向に間隔をおいて形成されたショルダー横溝により複数のショルダーブロックに区画され、前記センター傾斜溝と前記中間傾斜溝とはタイヤ幅方向に対して逆方向に傾斜し、
前記センターブロックにおける前記中間傾斜溝の延長位置に、前記中間傾斜溝と同方向に延在して前記センターブロック内でタイヤ赤道を超えずに終端する浅溝を有し、
前記センターブロック、前記中間ブロック、および前記ショルダーブロックはそれぞれタイヤ幅方向に沿って延在する2本以上のサイプがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記サイプのうち、前記中間ブロックに形成された中間サイプは両端が前記主溝に開口し、前記センターブロックに形成されたセンターサイプは両端が前記センターブロック内で終端することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記浅溝の少なくとも一部が、終端部に向かって溝幅が狭くなる先細り形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記センター傾斜溝および前記中間傾斜溝のそれぞれの溝底に底上げ部が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記センター傾斜溝または前記中間傾斜溝の少なくとも一端に溝幅が小さい幅狭部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記サイプのうち、前記中間ブロックに形成された中間サイプは前記中間傾斜溝と同方向に延在し、前記センターブロックに形成されたセンターサイプは前記センター傾斜溝と同方向に延在し、前記ショルダーブロックに形成されたショルダーサイプは前記ショルダー横溝と同方向に延在していることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロック基調のトレッドパターンを有するタイヤに関し、更に詳しくは、耐摩耗性を損なうことなくスノー性能を向上することを可能にしたタイヤに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
SUV等の車両向けのタイヤの中でも、特に高速走行を想定したタイヤのカテゴリとして「ハイウェイテレーンタイヤ」が知られている。このカテゴリのタイヤは、ブロック基調のパターンを有し、種々の路面状況(ドライ路面、ウェット路面、スノー路面)に対応できることが求められる(例えば特許文献1を参照)。特に近年では、スノー性能(積雪路面における操縦安定性)が重視される傾向がある。例えば、溝面積を大きくすれば雪を噛み込みやすくなりスノー性能を向上できるが、前述のように、このカテゴリのタイヤはブロック基調であるため、溝面積が拡大すると陸部の剛性が低下しやすく、十分な耐摩耗性を確保することが難しい面がある。そのため、耐摩耗性を損なうことなく、スノー性能を向上するための対策が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019‐137218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、耐摩耗性を損なうことなくスノー性能を向上することを可能にしたタイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための本発明のタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部を備えたタイヤにおいて、前記トレッド部は、タイヤ周方向に沿って直線状に延在する4本の主溝と、これら4本の主溝により区画された5列の陸部とを備え、これら5列の陸部は、タイヤ赤道上に配置されたセンター陸部と、前記センター陸部のタイヤ幅方向両側に配置された中間陸部と、タイヤ幅方向最外側に位置するショルダー陸部とを含み、前記センター陸部はタイヤ周方向に間隔をおいて形成されたセンター傾斜溝により複数のセンターブロックに区画され、前記中間陸部はタイヤ周方向に間隔をおいて形成された中間傾斜溝により複数の中間ブロックに区画され、前記ショルダー陸部はタイヤ周方向に間隔をおいて形成されたショルダー横溝により複数のショルダーブロックに区画され、前記センター傾斜溝と前記中間傾斜溝とはタイヤ幅方向に対して逆方向に傾斜し、前記センターブロックにおける前記中間傾斜溝の延長位置に、前記中間傾斜溝と同方向に延在して前記センターブロック内でタイヤ赤道を超えずに終端する浅溝を有し、前記センターブロック、前記中間ブロック、および前記ショルダーブロックはそれぞれタイヤ幅方向に沿って延在する2本以上のサイプがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明のタイヤは、上述のようにトレッドパターンが構成されるため、耐摩耗性を損なうことなくスノー性能を向上することができる。具体的には、4本の主溝が直線状に延在するため、各ブロックの幅方向端部の剛性が確保でき、耐摩耗性や耐偏摩耗性を確保することができる。センター陸部および中間陸部を区画する溝(センター傾斜溝、中間傾斜溝)がタイヤ幅方向に対して傾斜しており、更にセンター傾斜溝と中間傾斜溝とが逆方向に傾斜しているため、スノー性能を効果的に高めることができる。中間傾斜溝の延長位置に中間傾斜溝と同方向に延在する浅溝が設けられるため、中間傾斜溝および浅溝が一連の溝として機能し、スノー性能を効果的に向上することができる。一方で、浅溝は主溝よりも溝深さが小さく且つセンターブロック内でタイヤ赤道を超えずに終端するため、浅溝を設けることによるブロック剛性の低下を抑制し、耐摩耗性を確保することができる。各ブロックにタイヤ幅方向に沿って延在する2本以上のサイプが設けられるためスノー性能を向上することができる。これらの協働により、耐摩耗性およびスノー性能を高度に両立することができる。
【0007】
本発明においては、サイプのうち、中間ブロックに形成された中間サイプは両端が主溝に開口し、センターブロックに形成されたセンターサイプは両端がセンターブロック内で終端することが好ましい。即ち、浅溝が形成されるセンターブロックについてはブロック剛性を確保するためにサイプ(センターサイプ)をブロック内で終端させ、浅溝が形成されない中間ブロックについてはスノー性能を十分に得るためにサイプ(中間サイプ)を主溝に開口させることで、スノー性能と耐摩耗性を両立するには有利になる。これに加えて、前述のサイプの組み合わせ(ブロック内で終端するセンターサイプと主溝に開口する中間サイプ)によりセンターブロックと中間ブロックとの剛性差が抑制され、耐摩耗性を効果的に確保することができる。
【0008】
本発明においては、浅溝の少なくとも一部が、終端部に向かって溝幅が狭くなる先細り形状を有することが好ましい。このように浅溝が先細り形状を有することで、浅溝を形成することによるセンターブロックの剛性低下を抑制することができ、耐摩耗性を確保するには有利になる。
【0009】
本発明においては、センター傾斜溝および中間傾斜溝のそれぞれの溝底に底上げ部を設けることが好ましい。このように底上げ部を設けることで、溝面積を減少させずにブロック剛性を維持することができ、スノー性能および耐摩耗性を両立するには有利になる。
【0010】
本発明においては、センター傾斜溝または前記中間傾斜溝の少なくとも一端に溝幅が小さい幅狭部を有することが好ましい。このように各傾斜溝において主溝に連通する部位の溝幅を狭めることでブロック剛性を確保することができる。このとき各種溝の中央部(幅狭部以外)においては溝幅が確保されるのでスノー性能も十分に確保できるので、スノー性能および耐摩耗性を両立するには有利になる。
(【0011】以降は省略されています)

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