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公開番号
2025030296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135462
出願日
2023-08-23
発明の名称
画像形成装置、加熱方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250228BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】加熱ヒーターを2本に分け直並列を切り替えるという構成を設けることなく、使用される入力電圧が異なっても加熱部の適切な熱量を得ることができる画像形成装置、加熱方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、加熱部311と、複数種類の入力電圧を受け付ける受付部200、700と、受付部が受け付けた入力電圧に応じて、加熱部311に電流が流れるタイミングを決定する決定部400、500、600と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱部と、
複数種類の入力電圧を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた入力電圧に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する決定部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
入力電圧を検知する電圧検知手段を備え、前記電圧検知手段の検知結果に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記加熱部の温度を検知する温度検知手段を備え、前記電圧検知手段の検知結果と前記温度検知手段の検知結果に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記加熱部に流れる電流の上限値を入力電圧の種類により切り替える請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
入力電圧が相対的に低い場合、入力電圧が相対的に高い場合よりも、加熱部に流れる電流の上限値を高く設定する請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記加熱部に流れる電流の上限値は、加熱部の電力が所定値以下となる値に設定する請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記加熱部に流れる電流をPWM制御により制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、入力電流の半周期内でPWMデューティ比を変化させることにより電流を切り替える請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記加熱部に流れる電流を位相制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、発熱手段への導通角を変化させることにより電流を切り替える請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記加熱部に流れる電流を入力電圧の半周期単位でオン、オフすることにより電流を切り替える請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
画像形成装置が設置された地域についての情報を取得して前記地域を判別する取得手段を有し、
前記加熱部へ流れる電流の上限値を、前記取得手段により判別された地域に対応した値に設定する請求項1または2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、定着器の加熱ヒーター等の加熱部を有する複写機、プリンタ、MFPと称される多機能デジタル複合機等の画像形成装置、加熱方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
定着器を有する上述したような画像形成装置は、世界中に広く流通している。しかし、各地域の商用電源電圧は異なっているため、使用される入力電圧に応じて仕向けを分ける必要があった。
【0003】
用紙等の記録媒体上にトナーを加熱定着させる定着器の熱源である加熱ヒーターは、その定格電圧に対し入力電圧が高いほど電流、電力が大きくなり、熱量も増大する特性を有している。加熱ヒーターの仕向けを分けず、定格電圧を100V系商用電源地域に合わせておき、これを200V系商用電源地域においても使用する場合は、200V系商用電源地域での電流、電力が大きくなり発熱量も増大する。そのため、電流がコンセント定格を超えるとか、発熱量の増加によりトナーを加熱定着する温度のバラつきが大きくなり画像異常が発生する、といった問題が起こる。
【0004】
また、200V系商用電源地域に定格電圧を合わせておき、これを100V系商用電源地域においても使用する場合は、100V系商用電源地域での電流、電力が小さくなり熱量が低下する。そのため、トナーを十分に加熱定着する事が出来ず画像異常が発生する。
【0005】
このような問題を引き起こさないように、使用される入力電圧に応じて加熱ヒーターの仕向けを分ける必要があった。
【0006】
一方、特許文献1には、低い入力電圧と高い入力電圧の二種類の入力電圧において熱源の動作モードを切り替える事で、加熱ヒーターの仕向けを不要とする技術が開示されている。本技術では例えば加熱ヒーターを2本に分け、低い入力電圧では加熱ヒーターを並列に接続する動作モードにて動作し、高い入力電圧では加熱ヒーターを直列に接続する動作モードにて動作する事で、入力電圧によらず適切な熱量を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-003469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、加熱ヒーターを2本に分け、直並列を切り替えるスイッチ素子が必要であるため高価であり、且つ定着器が大型化するという別の問題があった。
【0009】
この発明の目的は、加熱ヒーターを2本に分け直並列を切り替えるという構成を設けることなく、使用される入力電圧が異なっても加熱部の適切な熱量を得ることができる画像形成装置、加熱方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は、以下の手段によって達成される。
(1)加熱部と、
複数種類の入力電圧を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた入力電圧に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する決定部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
(2)入力電圧を検知する電圧検知手段を備え、前記電圧検知手段の検知結果に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記加熱部の温度を検知する温度検知手段を備え、前記電圧検知手段の検知結果と前記温度検知手段の検知結果に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する前項1または2に記載の画像形成装置。
(4)前記加熱部に流れる電流の上限値を入力電圧の種類により切り替える前項1または2に記載の画像形成装置。
(5)入力電圧が相対的に低い場合、入力電圧が相対的に高い場合よりも、加熱部に流れる電流の上限値を高く設定する前項1または2に記載の画像形成装置。
(6)前記加熱部に流れる電流の上限値は、加熱部の電力が所定値以下となる値に設定する前項1または2に記載の画像形成装置。
(7)前記加熱部に流れる電流をPWM制御により制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、入力電流の半周期内でPWMデューティ比を変化させることにより電流を切り替える前項1または2に記載の画像形成装置。
(8)前記加熱部に流れる電流を位相制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、発熱手段への導通角を変化させることにより電流を切り替える前項1または2に記載の画像形成装置。
(9)前記加熱部に流れる電流を入力電圧の半周期単位でオン、オフすることにより電流を切り替える前項1または2に記載の画像形成装置。
(10)画像形成装置が設置された地域についての情報を取得して前記地域を判別する取得手段を有し、
前記加熱部へ流れる電流の上限値を、前記取得手段により判別された地域に対応した値に設定する前項1または2に記載の画像形成装置。
(11)加熱部を備えた画像形成装置が、
複数種類の入力電圧を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより受け付けた入力電圧に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する決定ステップと、
を実行することを特徴とする加熱方法。
(12)加熱部を備えた画像形成装置のコンピュータに、
複数種類の入力電圧を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより受け付けた入力電圧に応じて、前記加熱部に電流が流れるタイミングを決定する決定ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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