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公開番号
2025030078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135070
出願日
2023-08-22
発明の名称
水中油型皮膚化粧料
出願人
日油株式会社
代理人
個人
主分類
A61K
8/06 20060101AFI20250228BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】塗布時の浸透感に優れ、塗布後の肌はべたつかず、もっちりとした密着感に優れ、翌朝の洗顔後もつるつるとした潤いを感じることができる水中油型皮膚化粧料の提供。
【解決手段】成分(A)~(D)を含有する水中油型皮膚化粧料。
(A)水溶性ビタミンを1~10質量%
(B)液状の炭化水素油を1~15質量%
(C)糖アルコールを1~10質量%
(D)式(1)のアルキレンオキシド誘導体を0.1~10質量%
Z-[O(PO)m-(EO)n-(BO)p-H]a・・・式(1)
(Zは多価アルコールから水酸基を除いた残基、aは2~4。m、n及びpは、それぞれ、炭素数3のオキシアルキレン基PO、オキシエチレン基EO及び炭素数4のオキシアルキレン基BOの平均付加モル数で、0≦m≦50、0≦n≦50、0≦p≦5であり、同時に0ではない。m及びnがいずれも0でないとき、POとEOとの付加モル比(m/n)は1/5~5/1である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記成分(A)~(D)を含有する水中油型皮膚化粧料。
(A)水溶性ビタミンを1~10質量%
(B)25℃で液状の炭化水素油を1~15質量%
(C)ソルビトール、エリスリトール及びキシリトールからなる群から選ばれる少なくとも1種の糖アルコールを1~10質量%
(D)下記の式(1)で表されるアルキレンオキシド誘導体を0.1~10質量%
Z-[O(PO)m-(EO)n-(BO)p-H]a・・・式(1)
(式(1)中、Zは水酸基を2~4個有する多価アルコールから前記水酸基を除いた残基であり、aは2~4であり、POは炭素数3のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、BOは炭素数4のオキシアルキレン基である。m及びnは、それぞれ、前記PO及び前記EOの平均付加モル数であって、0≦m≦50、0≦n≦50である。pは前記BOの平均付加モル数であって、0≦p≦5である。ただし、m、n及びpは同時に0ではない。m及びnがいずれも0でないとき、POとEOとの付加モル比(m/n)は1/5~5/1である。)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は水中油型皮膚化粧料に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
シワは紫外線への暴露やストレス、加齢などの要因により引き起こされる皮膚老化症状の一つである。外見にも影響を与えることからシワとその改善方法への関心は非常に高い。
しかしながら、シワの形成メカニズムは、加齢に加え、乾燥や酸化、糖化、紫外線など複数の因子が関わることから完全に解明されるに至っていない。このような中、近年ではシワ改善剤を含有する皮膚化粧料が注目を集めている。例えば、レチノールなどビタミンA誘導体を含有する方法(特許文献1)やヒアルロン酸を用いる方法(特許文献2)が報告されているが、なかでもナイアシンアミドを用いる方法(特許文献3)がシワだけでなく、美白、肌荒れ改善といったエイジングケアへの様々な効果を奏する方法として盛んに開発が行われている。
【0003】
これら従来技術は、エイジングケアへの効果としては一定の効果は有していると思われるが、ナイアシンアミドを医薬部外品の有効成分として高濃度で配合する場合、べたつきやきしみが生じてしまい、皮膚化粧料として使用する際の感触に優れていなかった。
このような中、塗布時の浸透感に優れ、塗布後の肌がべたつかず、もっちりとした密着感に優れ、翌朝の洗顔後もつるつるとした潤いを感じる皮膚化粧料の開発が望まれている。
【0004】
特許文献3では、アクリル系水溶性高分子と、トリメチルグリシン、高重合ポリエチレングリコール、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド及びポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテルから選択される1種又は2種以上と、ナイアシンアミドとを含有する、べたつきを改善したシワ改善用皮膚外用剤が提案されている。しかし、この皮膚外用剤は、塗布時の浸透感や翌朝の潤い感においては不十分であった。
【0005】
特許文献4では、多鎖多親水基型界面活性剤と、炭素数12~22の高級アルコール及び/又は炭素数12~22の脂肪酸モノグリセリルから選ばれる一種又は二種以上と、ペースト油と、ナイアシンアミドとを含有する、べたつきがなく、洗い流し後の保湿機能に優れる水中油型乳化化粧料が提案されている。しかし、この水中油型乳化化粧料は浸透感や密着感においては不十分であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平2-288822号公報
特公平4-065047号公報
特開2021-063061号公報
特開2019-178125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、塗布時の浸透感に優れ、塗布後の肌はべたつかず、もっちりとした密着感に優れ、翌朝の洗顔後もつるつるとした潤いを感じることができる水中油型皮膚化粧料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、後述の成分(A)~(D)を特定の割合で配合した水中油型皮膚化粧料により上記課題を解決することを見出して本発明を完成させた。
【0009】
すなわち、本発明は下記成分(A)~(D)を含有する水中油型皮膚化粧料である。
(A)水溶性ビタミンを1~10質量%
(B)25℃で液状の炭化水素油を1~15質量%
(C)ソルビトール、エリスリトール及びキシリトールからなる群から選ばれる少なくとも1種の糖アルコールを1~10質量%
(D)下記の式(1)で表されるアルキレンオキシド誘導体を0.1~10質量%
Z-[O(PO)m-(EO)n-(BO)p-H]a・・・式(1)
(式(1)中、Zは水酸基を2~4個有する多価アルコールから前記水酸基を除いた残基であり、aは2~4であり、POは炭素数3のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、BOは炭素数4のオキシアルキレン基である。m及びnは、それぞれ、前記PO及び前記EOの平均付加モル数であって、0≦m≦50、0≦n≦50である。pは前記BOの平均付加モル数であって、0≦p≦5である。ただし、m、n及びpは同時に0ではない。m及びnがいずれも0でないとき、POとEOとの付加モル比(m/n)は1/5~5/1である。)
【発明の効果】
【0010】
本発明の水中油型皮膚化粧料によれば、塗布時の浸透感に優れ、塗布後の肌はべたつかず、もっちりとした密着感に優れ、翌朝の洗顔後もつるつるとした潤いを感じることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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