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公開番号2025042756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023149870
出願日2023-09-15
発明の名称重合体並びに該重合体を含む表面調整剤及び硬化性樹脂組成物
出願人日油株式会社
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類C08F 220/36 20060101AFI20250321BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】以下(i)~(iv)の特性を有する表面調整剤を提供可能な重合体を提供すること。(i)フッ素系表面調整剤と同等のレベリング性を付与可能、(ii)硬化性樹脂組成物の液だれが少ない、(iii)硬化膜の樹脂硬度の低下を抑制可能、(iv)硬化膜の白化を防止可能な相溶性を有する。
【解決手段】特定のモノマー(A)~(C)を構成モノマーとして含み、モノマー(A)~(C)の合計100質量%に対して、モノマー(A)が10~80質量%、モノマー(B)が10~80質量%、モノマー(C)が0.01~10質量%であり、重量平均分子量が3,000~3,000,000である、重合体。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)~(3)で示されるモノマー(A)~(C)を構成モノマーとして含み、モノマー(A)~(C)の合計100質量%に対して、モノマー(A)が10~80質量%、モノマー(B)が10~80質量%、モノマー(C)が0.01~10質量%であり、重量平均分子量が3,000~3,000,000である、重合体。
TIFF
2025042756000022.tif
24
164
(一般式(1)中、R

は水素原子またはメチル基を示し、R

は炭素数1~4のアルキレン基を示し、R

CO-は炭素数2~30で、R

が脂肪族炭化水素基のアシル基を示す。)
TIFF
2025042756000023.tif
26
164
(一般式(2)中、R

、R

はそれぞれ独立して水素原子またはメチル基を示し、AOは、炭素数2~4のオキシアルキレン基から選択され、nは、オキシアルキレン基の平均付加モル数を示し、1~200の数である。)
TIFF
2025042756000024.tif
36
164
(一般式(3)中、R

は炭素数1~12の炭化水素基を示す。)
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載の重合体を含む表面調整剤。
【請求項3】
請求項1に記載の重合体又は請求項2に記載の表面調整剤、及び、硬化性樹脂を含有し、前記硬化性樹脂100質量部に対して前記重合体を0.1~50質量部含有する硬化性樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重合体並びに該重合体を含む表面調整剤及び硬化性樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
(メタ)アクリルモノマーを構成モノマーとして含む共重合体は、成形材料、塗料、接着剤などの分野で使用される材料であり、耐候性と透明性、加工性に優れるといった特徴を有する樹脂として知られており、その中の用途の一例として表面調整剤がある。表面調整剤は、塗料やレジスト組成物などの塗膜を形成する組成物の表面張力を制御する目的で配合されるものであり、目的により、消泡剤、レベリング剤、ワキ防止剤などと称される。
【0003】
表面調整剤は、例えば、印刷インキや塗料、コート剤などの塗膜表面のハジキやヘコミといった表面欠陥を改良することや、レジスト組成物において塗膜のレベリング性(平坦性)を改善し、パターン形成などを改善することを目的に配合される場合がある。これは、表面調整剤の共重合体が高い配向性を示すことから、配合することで動的表面張力が低下し、平滑な塗膜になるためである。
【0004】
従来、主にフッ素原料(パーフルオロアルキル基)を含むアクリル共重合体は、高い配向性を持つことから表面調整剤に用いられてきた。例えば、特許文献1や2のようにパーフルオロアルキル基を有する表面調整剤が優れたレベリング性能が得られるため多く用いられてきた。しかし、これらの表面調整剤は、フッ素を含み、環境負荷への懸念があることから、フッ素代替品が求められている。
【0005】
そこで、特許文献3~5では、フッ素系表面調整剤の代替品として、炭化水素基やシロキシ基、エーテル基を有する(メタ)アクリル樹脂といった非フッ素系表面調整剤が提案されている。しかし、フッ素系表面調整剤と比較し、配向性に乏しく動的表面張力の低下能が低いことから、求めるレベリング性能が得られない課題があった。
【0006】
加えて、これらの表面調整剤は、フッ素性であっても非フッ素系であっても通常配合時に動的表面張力を著しく低下させるため、壁面や傾斜面へ塗布して液だれが生じる場合や凹凸のある基板に対して塗布した際に表面に凹凸が生じる場合などの塗膜不良を起こすことがあった。近年、意匠性の高い凹凸のある基板に対して塗膜を形成する要請が増えてきており、そのような基板に対して形成される、例えば、レジスト硬化膜や導電ペーストの配線などでは、塗膜を形成する際に用いる組成物の動的表面張力が低下することで、濡れ性が高くなり、その結果として配線やパターンニング時ににじみが生じ、想定した配線やパターンの形成が困難となる恐れがあった。また、表面調整剤の高い配向性により表面(界面)状態が悪化する場合があり、硬化膜にひっかき傷などの微細な傷がつきやすくなること、即ち硬化膜において樹脂硬度が低下することがあった。また、均質な硬化膜を形成するには、塗膜を形成する際に用いる硬化性樹脂組成物中に不溶性成分が残存するなどの白濁が生じず、硬化膜に白化が生じない相溶性を有することが求められる。
【0007】
このように、フッ素系表面調整剤と同等のレベリング性を有し、さらに、液だれが起こりにくく、樹脂硬度の低下を招かず、硬化膜の白化などを生じない相溶性を有する表面調整剤が求められてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
国際公開第2017/119371号
特開2023-35829号公報
特開2011-105786号公報
特開2018-199765号公報
国際公開第2020/009228号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、以下(i)~(iv)の特性を有する表面調整剤を提供可能な重合体を提供することであり、特に、レベリング剤に適した重合体を提供することである。(i)フッ素系表面調整剤と同等のレベリング性を付与可能である、(ii)傾斜面や意匠性の高い凹凸を有する基材に塗布した場合でも硬化性樹脂組成物の液だれが少ない、(iii)硬化後の塗膜(硬化膜)の樹脂硬度の低下を抑制可能である、(iv)硬化後の塗膜(硬化膜)の白化を防止可能な相溶性を有する。また、そのような特性を有する表面調整剤を提供することである。さらに、平滑な表面及び良好な樹脂硬度を有し、白化が見られない硬化膜を形成可能な硬化性樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、前述の課題を解決するために鋭意検討を行った。その結果、上記目的を達成し得る重合体を見出し、本発明を完成するに至った。本発明の要旨は、以下の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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