TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025029892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134775
出願日
2023-08-22
発明の名称
車両接近通報装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両が歩行者に向かって進行しているか、車両が歩行者の周囲を通過するか、歩行者が判別しやすい通報音を発生することができる車両接近通報装置を提供する。
【解決手段】車両接近通報装置10は、音を発生する振動板210が内部の空間に配置されるとともに、車両の外側に向けて通報音を出力する発音器200を備える。制御装置100は、発音器200を制御する。発音器200は、車両の正面前方に向けられている第1導音管221と、第1導音管221とは異なる方向に向けられている第2導音管222及び第3導音管223とを備える。第1導音管221、第2導音管222及び第3導音管223は、振動板210から発せられる音を共鳴させることで、管路長に応じた周波数の音を増幅する構造を備える。第1導音管221の管路長と、第2導音管222及び第3導音管223の管路長は異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されて、前記車両の接近を通報するための通報音を出力する車両接近通報装置であって、
音を発生する振動板が内部の空間に配置されるとともに、
前記車両の外側に向けて前記通報音を出力する複数の導音管が設けられた発音器と、
前記発音器の制御を行う制御装置と、を備え、
前記複数の導音管は、前記車両の正面前方に向けられている第1導音管と、前記第1導音管とは異なる方向に向けられている第2導音管とを含み、
前記複数の導音管は振動板から発せられる音を共鳴させ、管路長に応じた周波数の音を増幅する構造を有し、
前記第1導音管の管路長と、前記第2導音管の管路長とが異なっている
車両接近通報装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記複数の導音管として、
前記第1導音管と、
前記第1導音管が向けられている方向に対して前記車両の側方側に角度をつけて前記発音器に設けられた前記第2導音管と、
前記第1導音管が向けられている方向に対して前記第2導音管と反対の側方側に角度を付けて前記発音器に設けられた第3導音管と、を備え、
前記第1導音管の管路長と、前記第3導音管の管路長とが異なっている
請求項1に記載の車両接近通報装置。
【請求項3】
前記導音管は、内部が螺旋状の管路になっている巻貝型の形状である
請求項1に記載の車両接近通報装置。
【請求項4】
振動板から広範囲の周波数帯域でホワイトノイズを発生させる
請求項1に記載の車両接近通報装置。
【請求項5】
前記導音管から出力された前記通報音の音圧が既定音圧以上である範囲を前記通報音の有効範囲とするとき、
前記複数の導音管から出力される複数の前記通報音の複数の前記有効範囲が、
一部で重なるように前記複数の導音管が設けられている
請求項1に記載の車両接近通報装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は車両接近通報装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車やハイブリッド自動車など、エンジン音が発生しない状態での走行が可能な車両において、車両接近通報装置が搭載されている。車両接近通報装置は、エンジン音が発生しない状態での走行時に車両外部に向けて通報音を発する。発せられた通報音により、車両の接近が周囲に報知されるようになっている。特許文献1では、共鳴によって増幅させた通報音を放音孔から車外へ向けて放出することで、効率よく通報音を発生させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-150714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両接近通報装置を備えた車両は、歩行者に対して、車両の接近を知らせることができる。しかし、歩行者が車両接近通報装置の通報音を聞いたときに、車両が歩行者に向かって進行しているのか、歩行者の側方を通り過ぎるのかを判別することは、歩行者、特に視力に不自由がある歩行者には困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための車両接近通報装置は、車両に搭載されて、同車両の接近を通報するための通報音を出力する車両接近通報装置である。
【0006】
前記車両接近通報装置は、前記通報音の音源となる音信号を生成する制御装置と、音を発生する振動板が内部の空間に配置されるとともに、車両の外側に向けて前記通報音を出力する複数の導音管が設けられた発音器と、を備える。
【0007】
前記複数の導音管は、車両の正面前方に向けられている第1導音管と、前記第1導音管とは異なる方向に向けられている第2導音管とを含む。前記複数の導音管は前記振動板から発せられる音を共鳴させ、管路長に応じた周波数の音を増幅する構造を有する。
【0008】
前記第1導音管の管路長と、前記第2導音管の管路長と、は異なっている。
【発明の効果】
【0009】
車両接近通報装置は、車両が歩行者に向かって進行しているか、車両が歩行者の周囲を通過するか、歩行者が判別しやすい通報音を発生することができる。そのため、車両接近通報装置は、歩行者の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、車両接近通報装置の一実施形態の構成を示す模式図である。
図2は、導音管による音の共鳴を示す模式図である。
図3は、車両接近通報装置の一実施形態が適用される車両における通報音の有効範囲を示す模式図である。
図4は、車両の正面前方であっても、いずれの通報音の有効範囲にも含まれない位置が存在する場合を示す模式図である。
図5は、変更例の車両接近通報装置の構成を示す模式図である。
図6は、変更例の車両接近通報装置の一実施形態が適用される車両における通報音の有効範囲を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
23日前
個人
眼科手術車
2か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
台車用車輪止め具
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
2か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
27日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
今日
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
今日
マツダ株式会社
車両
5日前
マツダ株式会社
車両
5日前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
3か月前
株式会社小糸製作所
投影装置
1か月前
YKS特許評価株式会社
自動車
3か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
3か月前
株式会社SUBARU
保護構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る