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公開番号
2025027717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132778
出願日
2023-08-17
発明の名称
車両用サンバイザ
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
B60J
3/02 20060101AFI20250220BHJP(車両一般)
要約
【課題】取付部材に対してバイザ本体が使用姿勢にある場合に車両への組付作業性を確保できるとき、車両への組付作業を確保しつつ、部品製造工場から車両組立工場への輸送時に異種金属よりなる電極間で発生するガルバニック腐食を防止し得る車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】サンバイザ10は、サンバイザ10が天井面2に取り付けられる前の状態において、取付部材20に対して使用姿勢にあるバイザ本体40に設けられた第2電極52と一対の第1電極51との間に介在して一対の第1電極51と第2電極52との接触を阻止し、かつ、サンバイザ10が天井面2に取り付けられた後に、第2電極52と一対の第1電極51との間から除去されて一対の第1電極51と第2電極52との接触を可能にする、絶縁性の接触阻止部材80を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車室の天井面に取り付けられる取付部材と、
前記取付部材に保持され、前記取付部材が前記天井面に取り付けられた状態で前記天井面に沿って配置される支軸と、
前記支軸周りに回転可能に前記支軸に支持され、前記天井面に沿う格納姿勢と、前記格納姿勢から回転した使用姿勢とに変位するバイザ本体と、
前記バイザ本体又は前記天井面に設けられる照明具に給電するための給電部材と、を備え、
前記給電部材は、前記支軸に設けられた一対の第1電極と、前記バイザ本体に設けられ、前記一対の第1電極との接触により前記照明具を点灯準備状態にする第2電極と、を有し、
前記第1電極と前記第2電極とは異種金属よりなり、
前記バイザ本体が前記取付部材に対して前記格納姿勢にあるときに前記一対の第1電極と前記第2電極とが前記支軸の周方向に離れ、
前記バイザ本体が前記取付部材に対して前記使用姿勢にあるときに前記一対の第1電極と前記第2電極とが前記周方向に重なるように構成された車両用サンバイザにおいて、
前記車両用サンバイザが前記天井面に取り付けられる前の状態において、前記取付部材に対して前記使用姿勢にある前記バイザ本体に設けられた前記第2電極と前記一対の第1電極との間に介在して前記一対の第1電極と前記第2電極との接触を阻止し、かつ、
前記車両用サンバイザが前記天井面に取り付けられた後に、前記第2電極と前記一対の第1電極との間から除去されて前記一対の第1電極と前記第2電極との接触を可能にする、絶縁性の接触阻止部材を備えていることを特徴とする車両用サンバイザ。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記接触阻止部材は、前記車両用サンバイザが前記天井面に取り付けられる前の状態において、前記第2電極と前記一対の第1電極との間に介在する樹脂フィルムであり、
前記バイザ本体に設けられたミラーと、
前記バイザ本体に設けられ、前記ミラーを覆う閉鎖位置と、前記ミラーを露出させる全開位置との間を変位する蓋と、
前記樹脂フィルムに一端が接続されるとともに前記蓋に他端が接続された接続部材と、をさらに備え、
前記閉鎖位置から前記全開位置に向かう前記蓋の移動に連動する前記接続部材により、前記樹脂フィルムが前記第2電極と前記一対の第1電極との間から除去されるように構成されている請求項1記載の車両用サンバイザ。
【請求項3】
前記接続部材は紐状体であり、
前記バイザ本体は、前記紐状体によって前記第2電極と前記一対の第1電極との間から除去された前記樹脂フィルムが前記第2電極と干渉することを避ける方向に、前記紐状体の引張方向をガイドするガイド部を有している請求項2記載の車両用サンバイザ。
【請求項4】
前記バイザ本体は、前記第2電極と前記一対の第1電極との間から除去された前記樹脂フィルムを保持する保持部を有している請求項2又は3記載の車両用サンバイザ。
【請求項5】
前記紐状体は、前記蓋が前記全開位置にある時に、前記樹脂フィルムが前記保持部に保持される長さに設定されている請求項3を引用する請求項4記載の車両用サンバイザ。
【請求項6】
前記接触阻止部材は、前記一対の第1電極と前記第2電極との接触界面に形成されたコーティング膜であり、
前記コーティング膜は、前記バイザ本体が前記使用姿勢と前記格納姿勢との間で変位する際の前記一対の第1電極及び前記第2電極との摩擦により除去されるように構成されている請求項1記載の車両用サンバイザ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両用サンバイザに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、従来の車両用サンバイザの一例が開示されている。この車両用サンバイザは、取付部材と、支軸と、バイザ本体と、照明具と、給電部材と、ミラーと、蓋とを備えている。
【0003】
取付部材は、車室の天井面に取り付けられる。支軸は、横長軸部と縦短軸部とを有するL字状をなし、横長軸部が天井面に沿うように、縦短軸部が取付部材に回転可能に保持される。支軸は、縦短軸部がその軸心周りに回転することで、横長軸部がフロントガラスの上端近傍とサイドガラスの上端近傍との間を変位する。
【0004】
バイザ本体は、支軸の横長軸部周りに回転可能に支軸に支持される。バイザ本体は、横長軸部周りに回転することで、天井面に沿う格納姿勢と、フロントガラス又はサイドガラスに沿う使用姿勢とに変位する。
【0005】
照明具は、バイザ本体に設けられている。照明具に給電する給電部材は、支軸に設けられた一対の電極と、取付部材に組み付けられたコネクタとを有している。コネクタは、一対の電極の各接点部に接触可能な一対の端子を有している。
【0006】
ミラーと蓋とは、バイザ本体に設けられている。蓋は、ミラーを覆う閉鎖位置と、ミラーを露出させる全開位置との間を変位する。
【0007】
この車両用サンバイザでは、支軸の横長軸部がサイドガラスの上端付近にあるときには、一対の電極の各接点部とコネクタの各端子とが隔離しており、非通電状態にある。支軸の横長軸部がフロントガラスの上端付近へと回転動作されたときには、一対の電極の各接点部とコネクタの各端子とが接触して、照明具の点灯準備状態になる。この状態で、閉鎖位置にある蓋を全開位置へと変位させると、スイッチ機構がONとなって照明具が点灯する。
【0008】
また、別の従来の車両用サンバイザの例として、バイザ本体が支軸の横長軸部周りに回転して天井面に沿う格納姿勢からフロントガラスに沿う使用姿勢へと変位することで、給電部材が非通電状態から照明具の点灯準備状態に切り替わる構成も知られている。
【0009】
この構成では、支軸に一対の第1電極が設けられるとともに、バイザ本体に第2電極が設けられている。バイザ本体が格納姿勢にあるときには、一対の第1電極と第2電極とが支軸の横長軸部の周方向に離れており、非通電状態にある。この格納姿勢から使用姿勢へとバイザ本体が支軸の横長軸部周りに回転動作されたときには、一対の第1電極と第2電極とが周方向に重なって一対の第1電極と第2電極とが接触し、照明具の点灯準備状態になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2019-23015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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