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公開番号
2025027714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132774
出願日
2023-08-17
発明の名称
配管の支持構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B60K
13/04 20060101AFI20250220BHJP(車両一般)
要約
【課題】電池パックの搭載スペースを可及的に拡大可能とする配管の支持構造の提供。
【解決手段】車両のフロアパネル1の下に設置される走行駆動力発生用の電池パック2に、車両の前後方向に延びる配管としての排気管3がフロント支持部材5およびリヤ支持部材6を介して支持されている。この構成によれば、電池パック2と排気管3との相対的な位置ばらつきを管理するだけでよいので、電池パック2の搭載スペースを可及的に大きくすることが可能になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の床下に設置される走行駆動力発生用の電池パックに、前記車両の前後方向に延びる配管が支持される構造であって、
前記配管は、前記電池パックに支持部材を介して支持されていることを特徴とする配管の支持構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の配管の支持構造において、
前記支持部材は、前記電池パック側に取り付けられる第1ロッドと、前記配管側に取り付けられる第2ロッドと、前記第1ロッドと前記第2ロッドとを連結するハンガーと、を備え、
前記第1ロッドは、その長手方向が前記電池パックへの取り付け面に平行または略平行となるような姿勢にされていることを特徴とする配管の支持構造。
【請求項3】
請求項2に記載の配管の支持構造において、
前記第2ロッドは、その長手方向が前記第1ロッドと平行または略平行となるような姿勢にされて前記第1ロッドよりも下側に配置されていることを特徴とする配管の支持構造。
【請求項4】
請求項1に記載の配管の支持構造において、
前記支持部材は、前記配管において車両前方寄り領域を前記電池パックに支持するためのフロント支持部材と、前記配管において車両の後方寄り領域を前記電池パックに支持するためのリヤ支持部材と、を含み、
前記フロント支持部材は、前記電池パック側に取り付けられる第1フロントロッドと、前記配管側に取り付けられる第2フロントロッドと、前記第1フロントロッドと前記第2フロントロッドとを連結するフロントハンガーと、を備え、
前記リヤ支持部材は、前記電池パック側に取り付けられる第1リヤロッドと、前記配管側に取り付けられる第2リヤロッドと、前記第1リヤロッドと前記第2リヤロッドとを連結するリヤハンガーと、を備え、
前記第2フロントロッドおよび前記第2リヤロッドの少なくとも一方は、車両前後方向および車両幅方向の少なくとも一方から見たときに前記電池パックと上下方向で重ならないように配置されていることを特徴とする配管の支持構造。
【請求項5】
請求項1に記載の配管の支持構造において、
前記支持部材は、前記配管において車両前方寄り領域を前記電池パックに支持するためのフロント支持部材と、前記配管において車両の後方寄り領域を前記電池パックに支持するためのリヤ支持部材と、を含み、
前記フロント支持部材は、前記電池パック側に取り付けられる第1フロントロッドと、前記配管側に取り付けられる第2フロントロッドと、前記第1フロントロッドと前記第2フロントロッドとを連結するフロントハンガーと、を備え、
前記リヤ支持部材は、前記電池パック側に取り付けられる第1リヤロッドと、前記配管側に取り付けられる第2リヤロッドと、前記第1リヤロッドと前記第2リヤロッドとを連結するリヤハンガーと、を備え、
前記第1フロントロッドおよび前記第1リヤロッドの少なくとも一方は、前記電池パックの角部に取り付けられていることを特徴とする配管の支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管の支持構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1の段落0056-0058には、「燃料配管45がダッシュパネル20の位置で排気管32よりも車両右側に配置されている」ということ、「冷却液管46は、高圧電線40と同様に車両左側を車両前後方向に延在されている」ということ、「ラジエータ48とバッテリ44とを連結する冷却液管46をフロントサイドメンバ16よりも車両幅方向内側に配置することで、側面衝突時に骨格部材であるフロントサイドメンバ16によって保護することができる」ということが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6922763号(特開2019-131003号)公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には、「燃料配管45」を何に支持させているのかについての具体的な記載がない。また、上記特許文献1の段落0044には、「冷却液管46をクランプ部材52によって保持されている」ということが記載されているが、何に支持させているのかについての具体的な記載がない。
【0005】
ところで、車両床下に電池パックを設置する車両において前記のような燃料配管や冷却液管を支持する形態としては、一般に、車両骨格に支持させる形態が考えられるが、安全性を考慮すると、前記燃料配管や前記冷却液管を支持するためのロッド等を湾曲させることにより、当該ロッドの先端を前記電池パックに向かわせないようにする必要があるため、前記電池パックの搭載スペースを削減する必要が生じる。
【0006】
このような事情に鑑み、本発明は、電池パックの搭載スペースを可及的に拡大可能とする配管の支持構造の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、車両の床下に設置される走行駆動力発生用の電池パックに、前記車両の前後方向に延びる配管が支持される構造であって、前記配管は、前記電池パックに支持部材を介して支持されていることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、前記電池パックと前記配管との相対的な位置ばらつきを管理するだけでよいので、電池パックの搭載スペースを可及的に大きくすることが可能になる。
【0009】
ちなみに、例えば電池パックと配管とを車両骨格に別々に取り付けるようにする形態では、前記車両骨格と前記電池パックとの相対的な位置ばらつきと、前記車両骨格と前記配管との相対的な位置ばらつきと、を管理する必要があるため、前記電池パックの搭載スペースを削減する必要がある。
【0010】
このような形態に比べると、本発明の上記構成の方が車両の床下において電池パックの搭載スペースを最大限に有効活用することが可能になり、ひいては搭載する電池パックの容量を向上するうえで有利になる。
(【0011】以降は省略されています)
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