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公開番号2025027681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132692
出願日2023-08-16
発明の名称生花用飾り台
出願人有限会社高松葬祭
代理人個人
主分類A47G 7/02 20060101AFI20250220BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】従来の生け花用飾り台に関して、その美観(見栄え)は作業者の技量に依存する場合が多く、特に、使用する花束の数や花の種類が多い場合には熟練作業者に頼らざるを得ず、大きな労力的な負担になっているという問題があった。
【解決手段】そこで、本発明は、開口部51を有する容器本体50および容器本体50の開口部51に設置する蓋部品30を有する生花用飾り台100において、蓋部品30は容器本体50の内部および外部を連通する複数の孔部を設けた基板、これら複数の孔部を容器本体50の外部から内部まで貫通した状態でこれらの各孔部に固定した複数の筒状部品10,20から形成する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有する容器本体と、
前記容器本体の開口部に設置する蓋部品と、
を有する生花用飾り台であって、
前記蓋部品には、
前記容器本体の内部および外部を連通する複数の孔部を設けた基板と、
前記容器本体の外部から内部まで貫通した状態で
前記複数の孔部に固定されている複数の筒状部品と、
を備えていることを特徴とする生花用飾り台。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数の筒状部品は、
前記基板に対して略鉛直方向に固定されている第1筒状部品群と、
前記基板に対して傾斜した状態で固定されている第2筒状部品群と、
から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の生花用飾り台。
【請求項3】
前記第2筒状部品群は前記第1筒状部品群の周囲を取り囲むように
配置されていることを特徴とする請求項2に記載の生花用飾り台。
【請求項4】
前記第1筒状部品群は、
前記容器本体の内部から外部方向へ突出する長さが
互いに異なる二以上の筒状部品を有している
ことを特徴とする請求項2に記載の生花用飾り台。
【請求項5】
前記筒状部品の少なくとも1つ以上は、前記基板よりも前記容器本体の内部側に延びる部分が筒状部品の全長の10%以上の長さ、好ましくは30%以上の長さ、さらに好ましくは50%以上の長さを有することを特徴とする請求項1に記載の生花用飾り台。
【請求項6】
前記筒状部品には、規則的に色分けした目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の生花用飾り台。
【請求項7】
前記筒状部品の前記目印は、前記筒状部品の前後方向の位置に応じて色分けされていることを特徴とする請求項6に記載の生花用飾り台。
【請求項8】
前記筒状部品は透明であることを特徴とする請求項1に記載の生花用飾り台。
【請求項9】
さらに、前記容器本体内には凸部を備えた固定部材が設置されており、前記蓋部品の基板下方側に設けた固定筒部が前記凸部に差し込まれていることを特徴とする請求項1に記載の生花用飾り台。
【請求項10】
生花を挿入することができる複数の筒状部品と、前記複数の筒状部品が固定される基板とからなる生花用の飾り部材であって、
前記複数の筒状部品のうちの一部の筒状部品は、基板のなす平面上における一方向、及び、前記一方向と直交する方向の両方向に傾斜するようにして基板に固定されており、
さらに、前記複数の筒状部品のうちの一部の筒状部品は、基板のなす平面と直交する一方の方向の側に延びる部分の長さが、基板のなす平面と直交する他方の方向の側に延びる部分の長さよりも長くなっており、かつ、それらとは別の一部の筒状部品は、基板のなす平面と直交する一方の方向の側に延びる部分の長さが、基板のなす平面と直交する他方の方向の側に延びる部分の長さよりも短くなっていることを特徴とする生花用の飾り部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
主に冠婚葬祭に使用される生花用の飾り台に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冠婚葬祭を始めとする様々な催事場において、花束を飾るための飾り台(花飾り台)が設置されている。そのような花飾り台は、多くの花束を様々な位置や方向に固定することで催事場を訪れる人に美観を与えると同時に、特に生花の場合には長時間にわたり多くの花束に水分を供給できる役割を果たしている。
例えば、特許文献1および2には前後左右方向に美しく見えるように花束を配置できる花飾り台が開示されている。また、特許文献3および4では、前後方向の決められた位置に花を美しく見えるように配置できる花飾り台が開示されている。そして、特に、生花の飾り台の場合には、水を吸収させたオアシスとよばれる発泡体に花を挿して飾ることが一般的に広く行われている(特許文献1の第2図、特許文献2の図2、特許文献3の図3に関する記載を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭58-91979号公報
特開2004-350739号公報
特開2007-325678号公報
特開2001-238775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1および2に記載のように吸水性発泡体を使う場合には、使用後の吸水性発泡体には花を挿した穴が残るため、再利用が難しく、廃棄せざるを得ない場合が多かった(せいぜい1~2回程度の再利用のみ可能)。また、その廃棄の際にも、吸収された水分を手で絞ってから廃棄するため、その水絞り作業が重労働であるという不都合な面もあった。また、吸水性発泡体の使用前には、水を十分にしみこませるために吸水性発泡体を水に漬けておく時間を要するという不都合な面もあった。さらには、、吸水性発泡体を使った花飾り台は、多くの花束を様々の位置に固定することで美観を保っているが、花飾り台の美観(見栄え)は作業者の美的感覚(技量)に依存する場合が多かった。とりわけ、花飾り台に使用される花束の数や花の種類が多い場合には、花飾り台への飾りつけ作業を熟練の作業者に頼らざるを得ず、大きな負担になっていた。
【0005】
また、複数の花枝を用いて花飾り台に飾る際には、 花台全体の見栄えを整えるために花枝の長さに応じて花束を飾る位置(配置)を都度確認しながら行う必要があり、飾り付けに要する時間が増大するという問題もあった。また、特許文献3および4に記載の花飾り台は、吸水性発泡体を使用しないものではあるが、花を直立して平行に並べるタイプのものであり、また、比較的大型のものであることから、一般的な花飾りとしての汎用性が高くなく、その用途が限定的なものであった。
【0006】
本発明は、このような従来の花飾り台が有していた問題を解決するためのものであり、使用する複数の花束の長短に関わらず、また作業者の技量によらないで花束の見栄えを短時間かつ均質的に確保できる花飾り台を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の生花用飾り台は、開口部を有する容器本体および当該容器本体の開口部に設置する蓋部品を有する生花用飾り台において、当該蓋部品を形成する基板に容器本体の内部および外部を連通する複数の孔部を設け、その孔部に対して容器本体の外部から内部まで複数の孔部を貫通した状態となるように複数の筒状部品を各孔部に配置する。
【0008】
また、これらの複数の筒状部品については、蓋部品の基板に対して略鉛直方向に固定する(直立する)第1筒状部品群と蓋部品の基板に対して傾斜した状態で固定する第2筒状部品群にそれぞれ個別に形成しても構わない。さらに、第1筒状部品群については、蓋部品の基板から容器本体の外部方向へ突出する長さが互いに異なる二以上の筒状部品を含めることができる。また、一つの実施形態としては、筒状部品の少なくとも1つ以上は、前記基板よりも前記容器本体の内部側に延びる部分が筒状部品の全長の10%以上の長さ、好ましくは30%以上の長さ、さらに好ましくは50%以上の長さを有することを特徴とするものである。また、別の、一つの実施形態としては、筒状部品には、規則的に色分けした目印が設けられており、好ましくは、前記筒状部品の目印は、筒状部品の前後方向の位置に応じて色分けされているものである。また、別の一つの実施形態としては、容器本体内には凸部を備えた固定部材を設置して、基板の下面側に固定筒部(第1筒状部品群の内の筒状部品の一端側)を設けて、当該凸部に差し込むこともできる。
【0009】
あるいは、前記蓋部品を単独の製品として、生花用の飾り部材としてみた場合には、以下のような手段として説明できる。すなわち、生花を挿入することができる複数の筒状部品と、前記複数の筒状部品が固定される基板とからなるであって、前記複数の筒状部品のうちの一部の筒状部品は、基板のなす平面上における一方向、及び、前記一方向と直交する方向の両方向に対して傾斜するようにして基板に固定されており、さらに、前記複数の筒状部品のうちの一部の筒状部品は、基板のなす平面と直交する一方の方向の側に延びる部分の長さが、基板のなす平面と直交する他方の方向の側に延びる部分の長さよりも長くなっており、かつ、それらとは別の一部の筒状部品は、基板のなす平面と直交する一方の方向の側に延びる部分の長さが、基板のなす平面と直交する他方の方向の側に延びる部分の長さよりも短くなっている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の生花用飾り台は、飾るべき花枝の長さに応じて飾り台に差し込む位置を予め設定しておくことで、使用する複数の生花の長短に関わらず、作業者の技量によらないで花束の見栄えを短時間かつ均質的に確保できるという効果を奏する。さらに、花飾り台に固定されている複数の花束に対して、幅(左右方向)、奥行き(前後方向)および高さ(上下方向)を持たせることで、より立体的に装飾できるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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