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公開番号
2025027537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132347
出願日
2023-08-15
発明の名称
半導体装置およびその製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
30/68 20250101AFI20250220BHJP()
要約
【課題】書き込み特性を向上させることができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体装置は、積層体と、半導体層と、第1絶縁膜と、第1電荷蓄積膜と、第2電荷蓄積膜と、第2絶縁膜と、を備える。積層体は、電極層と絶縁層とが交互に第1方向に積層される。半導体層は、積層体内に第1方向に沿って配置される。第1絶縁膜は、積層体と半導体層との間に第1方向に沿って配置される。第1電荷蓄積膜は、積層体と第1絶縁膜との間に第1方向に沿って配置される。第2電荷蓄積膜は、電極層と第1電荷蓄積膜との間に配置され、第1方向において絶縁膜と接する。第2絶縁膜は、電極層と第2電荷蓄積膜との間に配置される。第2電荷蓄積膜は、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、および、ジルコニウム(Zr)の少なくとも1つを含む、酸化膜、窒化膜、または、酸窒化膜である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
電極層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体と、
前記積層体内に前記第1方向に沿って配置された半導体層と、
前記積層体と前記半導体層との間に前記第1方向に沿って配置された第1絶縁膜と、
前記積層体と前記第1絶縁膜との間に前記第1方向に沿って配置された第1電荷蓄積膜と、
前記電極層と前記第1電荷蓄積膜との間に配置され、前記第1方向において絶縁膜と接する第2電荷蓄積膜と、
前記電極層と前記第2電荷蓄積膜との間に配置された第2絶縁膜と、
を備え、
前記第2電荷蓄積膜は、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、および、ジルコニウム(Zr)の少なくとも1つを含む、酸化膜、窒化膜、または、酸窒化膜である、半導体装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記酸窒化膜は、1%以上20%以下の窒素(N)を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2電荷蓄積膜の前記積層体に対向する第1面は、前記積層体に向かって凸形状を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2電荷蓄積膜の前記積層体に対向する第1面は、前記第1方向に沿って平坦であり、
前記第2電荷蓄積膜の前記半導体層に対向する第2面は、前記第1方向に沿って平坦である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2電荷蓄積膜の前記半導体層に対向する第2面、並びに、前記第2電荷蓄積膜に対応する領域における前記第1電荷蓄積膜、前記第1絶縁膜、および、前記半導体層のラフネスは、0.5nm以下である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1電荷蓄積膜は、SiNを含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1電荷蓄積膜は、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、および、ジルコニウム(Zr)の少なくとも1つを含む、酸化膜、窒化膜、または、酸窒化膜である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
犠牲層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体を形成し、
前記積層体を前記第1方向に貫通するホールを形成し、
前記ホールの内側面に絶縁体の第1膜を形成し、
前記第1膜の上に第1電荷蓄積膜を形成し、
前記第1電荷蓄積膜の上に絶縁体の第2膜を形成し、
前記第2膜の上に半導体層を形成し、
前記第1膜が露出するように前記犠牲層を除去し、
前記犠牲層が除去された領域における前記第1膜を除去することにより、前記第1電荷蓄積膜を露出させ、
露出した前記第1電荷蓄積膜の上に第2電荷蓄積膜を選択的に形成し、
前記第2電荷蓄積膜の上に絶縁体の第3膜を形成する、
ことを具備し、
前記第2電荷蓄積膜は、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、および、ジルコニウム(Zr)の少なくとも1つを含む、酸化膜、窒化膜、または、酸窒化膜である、半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2電荷蓄積膜を選択的に形成した後、前記第2電荷蓄積膜を酸化させる、ことをさらに具備する、請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
犠牲層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体を形成し、
前記積層体を前記第1方向に貫通するホールを形成し、
前記ホールの内側面の前記絶縁層の上に絶縁体の第3膜を選択的に形成し、
前記犠牲層および前記第3膜の上に、絶縁体の第4膜を形成し、
第3電荷蓄積膜の成膜およびエッチングを繰り返すことにより、前記第4膜の上に前記第3電荷蓄積膜を形成し、
前記第3膜に対応する領域の前記第4膜が露出するまで、前記第3電荷蓄積膜を除去し、
前記第4膜および前記第3電荷蓄積膜の上に第4電荷蓄積膜を形成し、
前記第4電荷蓄積膜の上に絶縁体の第5膜を形成し、
前記第5膜の上に半導体層を形成する、
ことを具備し、
前記第3電荷蓄積膜は、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、および、ジルコニウム(Zr)の少なくとも1つを含む、酸化膜、窒化膜、または、酸窒化膜である、半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置としてメモリセルを3次元に配置したNANDフラッシュメモリが知られている。このNANDフラッシュメモリでは、複数の電極層と絶縁層が交互に積層された積層体にこの積層体を貫通するメモリホールが設けられている。このメモリホール内に電荷蓄積層と半導体層を設けることで、複数のメモリセルが直列に接続されたメモリストリングが形成される。電荷蓄積層に保持される電荷の量を制御することでメモリセルにデータが記憶される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0265381号明細書
米国特許出願公開第2021/0327898号明細書
米国特許出願公開第2021/0399011号明細書
米国特許出願公開第2021/0035801号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
書き込み特性を向上させることができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、積層体と、半導体層と、第1絶縁膜と、第1電荷蓄積膜と、第2電荷蓄積膜と、第2絶縁膜と、を備える。積層体は、電極層と絶縁層とが交互に第1方向に積層される。半導体層は、積層体内に第1方向に沿って配置される。第1絶縁膜は、積層体と半導体層との間に第1方向に沿って配置される。第1電荷蓄積膜は、積層体と第1絶縁膜との間に第1方向に沿って配置される。第2電荷蓄積膜は、電極層と第1電荷蓄積膜との間に配置され、第1方向において絶縁膜と接する。第2絶縁膜は、電極層と第2電荷蓄積膜との間に配置される。第2電荷蓄積膜は、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、および、ジルコニウム(Zr)の少なくとも1つを含む、酸化膜、窒化膜、または、酸窒化膜である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の半導体装置のメモリセルの模式断面図。
第1実施形態の半導体装置のメモリセルの模式断面図。
第1実施形態による半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2比較例による半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2比較例の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の半導体装置のメモリセルの模式断面図。
第2実施形態による半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の第1変形例による半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の第1変形例の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第2実施形態の第2変形例の半導体装置のメモリセルの模式断面図。
第2実施形態の第3変形例の半導体装置のメモリセルの模式断面図。
第3実施形態による半導体装置の製造工程を示す断面図。
第3実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第3実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第3実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第3実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第3実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
第3実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
第1実施形態の半導体装置は、3次元NANDフラッシュメモリである。
【0009】
図1Aおよび図1Bは、第1実施形態の半導体装置のメモリセルアレイ100の模式断面図である。図1Aおよび図1Bは、メモリセルアレイ100の中の、1本のメモリストリングの中の複数のメモリセルMCの断面を示す。
【0010】
図1Aは、メモリセルアレイ100のyz断面図である。図1Aは、図1BのBB’断面である。図1Bは、メモリセルアレイ100のxy断面図である。図1Bは、図1AのAA’断面である。図1A中、破線で囲まれた領域が、1個のメモリセルMCである。
(【0011】以降は省略されています)
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