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公開番号
2025027320
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023132028
出願日
2023-08-14
発明の名称
プログラム、記録媒体、制御方法および情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数のメーカの印刷装置に対して共通して印刷するために使用可能な汎用プログラムによって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物の複写を制限する仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】拡張アプリケーション(プログラム)204は、複数のメーカの印刷装置102に対して共通して印刷時に使用可能な汎用印刷ソフトウェア202の機能を拡張可能なプログラムである。拡張アプリケーションは、汎用印刷ソフトウェア202によって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物に付与される画像データであって、その印刷物を複写した際に浮き上がる地紋画像の画像データを生成する画像データ生成処理を、印刷装置102に実行させる実行工程を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のメーカの印刷装置に対して共通して印刷時に使用可能な汎用プログラムの機能を拡張可能なプログラムであって、
前記汎用プログラムによって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物に付与される画像データであって、前記印刷物を複写した際に浮き上がる地紋画像の画像データを生成する画像データ生成処理を、前記印刷装置に実行させる実行工程を有することを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記実行工程に先立って、前記印刷装置から、該印刷装置が印刷を行う能力に関する能力情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得された前記能力情報に基づいて、前記印刷装置が前記画像データ生成処理を実行可能であるか否かを判断する判断工程と、を有し、
前記実行工程では、前記判断工程での判断の結果、前記印刷装置が前記画像データ生成処理を実行可能であると判断された場合には、前記画像データ生成処理を前記印刷装置に実行させ、前記印刷装置が前記画像データ生成処理を実行可能ではないと判断された場合には、前記画像データ生成処理を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
複数のメーカの印刷装置に対して共通して印刷時に使用可能な汎用プログラムの機能を拡張可能なプログラムであって、
前記汎用プログラムによって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物に付与される画像データであって、前記印刷物を複写した際に浮き上がる地紋画像の画像データを生成する画像データ生成処理を実行する実行工程を有することを特徴とするプログラム。
【請求項4】
前記実行工程に先立って、前記画像データ生成処理を実行する際の実行条件を設定する設定工程を有し、
前記実行工程は、前記汎用プログラムによって生成された中間データを、前記設定工程で設定された前記実行条件に基づいて、前記地紋画像を前記印刷装置で印刷可能な前記印刷データに変換する変換工程を含むことを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記設定工程では、前記実行条件を設定可能な設定画面を表示させることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記地紋画像は、複写後に消失する背景部と、複写後も残存する潜像部とを有するものであり、
前記設定画面には、前記実行条件として、前記画像データ生成処理の実行の有無を選択する選択部と、前記地紋画像の色を決定する色決定部と、前記背景部の濃度を調整する濃度調整部と、前記潜像部の濃度を調整する濃度調整部とのうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記設定工程では、前記地紋画像に関する情報が含まれる情報画面を表示させることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項8】
前記情報画面には、前記地紋画像に関する情報として、前記地紋画像の見本の印刷を指示する印刷指示部と、前記地紋画像の見本画像との少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記汎用プログラムとして、前記画像データ生成処理を実行することができないプログラムが用いられることを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
【請求項10】
前記汎用プログラムとして、IPP(Internet Printing Protocol)に基づいて作動するプログラムが用いられることを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、記録媒体、制御方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷を行う印刷装置には、当該印刷装置との間での情報を処理可能なホストコンピュータ(情報処理装置)が通信可能に接続されている。印刷装置を制御する制御用ソフトウェアとしては、例えば印刷装置からホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバが用いられる。このプリンタドライバにより、ホストコンピュータから印刷装置に対して印刷指示を行うことができる。ホストコンピュータには、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(以下「OS」と言う)が予めインストールされている。プリンタドライバは、OSが規定する仕様に沿った構成となっており、OSから呼び出されて動作することができる。また、このようなプリンタドライバは、印刷装置を供給するベンダごとに異なる、すなわち、印刷装置ごとに適した機種固有のプリンタドライバとなっている。
【0003】
近年、Windows(登録商標)では、異なる複数のベンダごとに供給される印刷装置であっても、共通して利用可能な標準的なクラスドライバ(以下「標準ドライバ」と言うことがある)を提供している。このような標準ドライバは、OSの中に予め組み込まれている。そして、標準ドライバ組み込まれたOSを有するホストコンピュータに任意の印刷装置を接続することにより、標準ドライバを用いることができる。これにより、前記機種固有のプリンタドライバをインストールするのを省略することができる。また、標準ドライバは、印刷装置から取得した情報に基づいて生成されたPrint Device Capabilities(以下「PDC」と言う)に応じて、印刷装置での印刷機能を指定して用いることができる。これにより、1つの標準ドライバで、印刷装置ごとに印刷機能を指定することができる。標準ドライバには、機能を拡張する機能拡張用アプリケーション(以下「拡張アプリケーション」と言うことがある)を関連付けることができる。拡張アプリケーションは、各ベンダから提供される。
【0004】
特許文献1には、情報処理装置と通信可能に接続されたプリンタでの印刷機能を拡張するサポートプログラムが開示されている。このサポートプログラムは、印刷指示が、情報処理装置のオペレーティングシステムに予め組み込まれた汎用印刷プログラムに対してなされた場合に、印刷対象である画像に特定のオブジェクトを合成する合成処理を実行可能に拡張することができる。この合成処理は、汎用印刷プログラムには搭載されていない機能であるが、サポートプログラムによって実行が可能となる。また、プリンタから出力される印刷物(出力物)が例えば重要な文書である場合、合成処理によって、当該印刷物に、重要な文書であることを示すウォーターマーク等のマークを合成して印刷することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-166433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、印刷物にウォーターマークが印刷されたとしても、当該印刷物の複写(コピー)を制限することはできない。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、複数のメーカの印刷装置に対して共通して印刷するために使用可能な汎用プログラムによって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物の複写を制限する仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、複数のメーカの印刷装置に対して共通して印刷するために使用可能な汎用プログラムの機能を拡張可能なプログラムであって、前記汎用プログラムによって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物に付与される画像データであって、前記印刷物を複写した際に浮き上がる地紋画像の画像データを生成する画像データ生成処理を、前記印刷装置に実行させる実行工程を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数のメーカの印刷装置に対して共通して印刷するために使用可能な汎用プログラムによって生成された印刷データに基づいて印刷される印刷物の複写を制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
印刷システムのソフトウェア構成を示すブロック図である。
印刷設定画面拡張ユニットによって印刷システムの表示部に表示される画面の一例を示す図である。
印刷機能拡張ユニットが印刷機能情報を編集する処理を示すフローチャートである。
印刷装置の能力情報の一覧表の一例を示す図である。
拡張アプリケーションがサポートする印刷機能の一覧の例を示す図である。
汎用印刷ソフトウェアの能力情報の一覧表の一例を示す図である。
描画アプリケーションが印刷設定を受け付けてからの、描画アプリケーション、汎用印刷ソフトウェア、拡張アプリケーション、印刷装置の間で実行される処理を示すシーケンス図である。
地紋画像の一例を示す図である。
地紋画像の画像データを生成する画像データ生成処理を示すフローチャートである。
潜像部および背景部の一例を示すイメージ図である。
地紋に関するサンプルの一例を示すイメージ図である。
地紋のキャリブレーション処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る印刷システムのソフトウェア構成を示すブロック図である。
印刷機能拡張ユニットが印刷機能情報を編集する処理を示すフローチャートである。
印刷装置の能力情報の一覧表の一例を示す図である。
描画アプリケーションが印刷設定を受け付けてからの、描画アプリケーション、汎用印刷ソフトウェア、拡張アプリケーション、印刷装置の間で実行される処理を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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