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公開番号
2025026490
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024209950,2024001994
出願日
2024-12-03,2019-12-11
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250214BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】複数種類の調整を一括して行う動作モードであっても、調整する種類を選択できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、シートPに画像を形成するプリンタ300及びシートPに形成された画像を読み取るリーダ200を備える。画像形成装置100は、プリンタ300の複数の特性に対する複数の種類の調整を一括して行うことができる。画像形成装置100は、プリンタ300により、一括して調整を行う種類毎のテスト画像をシートに形成することでテストチャートを生成する。画像形成装置100は、リーダ200によるテストチャートの読取結果に基づいて一括して調整を行う。一括して行う調整の種類は、ユーザにより選択可能となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成するプリント手段と、
前記シートに形成された画像を読み取る読取手段と、
前記プリント手段の複数の特性に対する複数の種類の調整を一括して行うことができる調整手段と、
一括して行う調整の種類を設定する設定手段と、
前記プリント手段により、前記設定手段で設定される種類を調整するためのテスト画像を前記シートに形成させることで該調整を行うためのテストチャートを生成し、前記読取手段による前記テストチャートの読取結果に基づいて、前記調整手段に調整を行わせる制御手段と、を備え、
前記設定手段は、一括して行う調整の種類が選択可能となっていることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記プリント手段に、複数の調整の種類のそれぞれに対応する複数のテスト画像を連続してシートに形成させて複数の前記テストチャートを生成し、前記読取手段に複数のテストチャートを連続して読み取らせることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記設定手段は、一括して調整を行う種類が予め設定されていることを特徴とする、
請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記設定手段は、定期的に調整を行う必要がある調整の種類が、一括して調整を行う種類として予め設定されていることを特徴とする、
請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記プリント手段の状態に応じて、予め設定される調整の種類を変更することを特徴とする、
請求項3又は4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、ユーザに対して、一括して調整を行う種類と合わせて、推奨する調整の種類を提示することを特徴とする、
請求項1~5のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記プリント手段は、前記画像を担持する担持体と前記担持体が担持する画像を読み取るセンサとを有し、該担持体に担持された画像を前記シートに転写することで前記シートに画像を形成しており、
前記制御手段は、前記プリント手段により前記テスト画像を前記担持体に形成させ、前記センサによる前記テスト画像の読取結果に基づいて、前記調整手段に調整を行わせることを特徴とする、
請求項1~6のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記設定手段は、シートの種類に応じて、一括して行う調整の種類を設定しており、
前記制御手段は、一括して調整を行う際に使用するシートの種類を受け付け、前記プリント手段により、前記設定手段で設定される種類を調整するためのテスト画像を、受け付けた種類のシートに形成させることで前記テストチャートを生成することを特徴とする、
請求項1~7のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項9】
ユーザが調整の種類を選択するための画面を表示する表示手段と、
前記ユーザにより選択された種類を受け付ける操作手段と、を備えており、
前記設定手段は、前記操作手段により受け付けた種類に応じて、一括して行う調整の種類を変更することを特徴とする、
請求項1~8のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記調整手段は、階調補正を含む調整を一括して行うことができることを特徴とする、
請求項1~9のいずれか1項記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリント条件の調整機能や画像不良の診断機能を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、テストチャートを生成し、該テストチャートの読取装置による読取結果に基づいて、プリント条件の調整や画像不良の診断等を行う機能を有する。プリント条件の調整には、例えば、階調補正、面内濃度ムラ補正、印刷位置調整、転写出力調整(二次転写電圧調整)等がある。画像不良には、点、筋画像等の発生がある。テストチャートは、調整内容や診断内容に応じたテスト画像がシートにプリントされることで形成される。
【0003】
テストチャートによるプリント条件の調整の一例として階調補正について説明する。画像形成装置によりシートに形成される画像の階調特性(濃度特性)は、様々な要因で変動する。例えば、階調特性は、画像形成装置の設置場所の気温や湿度等の環境条件の変化や、画像形成装置の部品の経時変化により変動する。そのために画像形成装置は、階調特性を維持するためのキャリブレーションを実行する。キャリブレーションでは、まずシートにテスト画像が形成されて階調補正用のテストチャートが生成される。画像形成装置は、テストチャートを読取装置で読み取ることで、テスト画像の画像濃度を取得する。画像形成装置は、取得した画像濃度が目標濃度となるような補正テーブルを作成する。画像形成時には、この補正テーブルを用いて階調補正が行われる。補正テーブルは、シートの種類(坪量やコーティングの有無、再生紙かどうか)毎に用意される。
【0004】
特許文献1は、複数枚のテストチャートを連続して作成し、自動原稿搬送装置を用いて複数枚のテストチャートを連続して読み取ることで、キャリブレーション時のユーザの作業負荷を低減する方法を提案する。特許文献2は、シートの種類別に調整が必要な転写出力調整と印刷位置調整と、を同じ種類のシートに対して一括して行う方法を提案する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-92034号公報
特開2019-66721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、複数種類の解像度(線数)のスクリーンに対する階調補正を一括で行うことが可能である。しかしながら特許文献1には、複数種類の調整を一括で行うことについての開示がない。特許文献2では、複数種類の調整を一括して行うことが可能である。複数種類の調整は、一括調整モードで行われる。しかし画像形成装置の状態やユーザの目的によっては、一括調整モードにより不要な調整が行われることがある。例えば、階調補正と面内濃度ムラ補正とを行い且つ印字位置調整を行う必要が無い場合、一括調整モードでは、階調補正、面内濃度ムラ補正、及び印字位置調整がすべて行われてしまう。これは不要な調整の実行による調整時間の浪費や無駄なテストチャートの増加の原因となる。
【0007】
本発明は、上記の問題に鑑み、複数種類の調整を一括して行う動作モードであっても、調整する種類を選択できる画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成するプリント手段と、前記シートに形成された画像を読み取る読取手段と、前記プリント手段の複数の特性に対する複数の種類の調整を一括して行うことができる調整手段と、一括して行う調整の種類を設定する設定手段と、前記プリント手段により、前記設定手段で設定される種類を調整するためのテスト画像を前記シートに形成させることで該調整を行うためのテストチャートを生成し、前記読取手段による前記テストチャートの読取結果に基づいて、前記調整手段に調整を行わせる制御手段と、を備え、前記設定手段は、一括して行う調整の種類が選択可能となっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数種類の調整を一括して行う動作モードであっても、調整する種類を選択することで、画像形成装置の状態やユーザの目的に応じて、不要な調整を行わないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の構成図。
(a)、(b)は、ドキュメントスキャナの説明図。
(a)~(d)は、ADFの説明図。
プリンタ制御部の説明図。
階調補正処理を表すフローチャート。
(a)~(c)は、階調補正処理中に表示される画面の例示図。
階調補正に用いるテストチャートの例示図。
(a)、(b)は、濃度ムラ補正用のテストチャートの説明図。
印刷位置調整用チャートの説明図。
印刷位置のズレ量を検出する方法の説明図。
転写出力調整用チャートの説明図。
(a)、(b)は、点・指示画像診断用のテストチャートの説明図。
筋検出位置と筋の原因との関係説明図。
両面読取補正チャートの説明図。
動作モードを設定するための操作画面の例示図。
実行受付操作画面の例示図。
一括調整モード時の画像形成装置の処理を表すフローチャート。
(a)~(c)は、テストチャートを必要としない調整処理の説明図。
(a)、(b)は、第2実施形態の実行受付操作画面の例示図。
(a)、(b)は、第2実施形態の一括調整モード時の画像形成装置の処理を表すフローチャート。
予め選択されている調整項目の変更例の説明図。
第3実施形態の実行受付操作画面の例示図。
第4実施形態の実行受付操作画面の例示図。
プリントヘッドの構成説明図。
(a)、(b)は、ロッドレンズアレイの説明図。
(a)、(b)は、1本のロッドレンズが倒れた状態の例示図。
プリントヘッド縦ムラ補正用のテストチャートの例示図。
プリントヘッド以外の要因による濃度ムラ補正用のテストチャートの例示図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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