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公開番号
2025026469
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024201366,2021012774
出願日
2024-11-19,2021-01-29
発明の名称
サポートプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、所定のプリンタでの印刷を行う場合の、強制的な印刷設定を行う手間を軽減する技術を提供すること。
【解決手段】補助プログラム42によって、PC1は、PC1と接続されるプリンタ2によって記憶される自動設定情報51を取得する。自動設定情報51には、印刷対象の画像に対して所定の画処理を行うか否かを示す情報が記憶される。さらにPC1は、編集アプリ43から出力された印刷指示であって、OS21にあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラム41に対して画像の印刷をプリンタ2に行わせる印刷指示があった場合に、取得した自動設定情報51が所定の画処理を行うことを示す場合に、印刷指示についての印刷設定を所定の画処理を行う設定にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
外部デバイスによって記憶される情報であって、前記プリンタに印刷を行わせるための印刷設定のうち印刷対象の画像に対して所定の画処理を行うか否かを示す前記情報である自動設定情報を取得する取得処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムに対して画像の印刷を前記プリンタに行わせる前記印刷指示があった場合に、
前記取得処理にて取得した前記自動設定情報が前記所定の画処理を行うことを示す場合に、前記印刷指示についての印刷設定を前記所定の画処理を行う設定にする自動設定処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載するサポートプログラムであって、
前記外部デバイスは、前記プリンタであり、
前記プリンタが前記自動設定情報を記憶し、
前記取得処理では、
前記プリンタに前記自動設定情報の取得要求を送信し、前記プリンタから前記自動設定情報を受信することで前記自動設定情報を取得し、前記プリンタは、前記自動設定情報を記憶し、前記情報処理装置から前記取得要求を受信したことに応じて、前記自動設定情報を前記情報処理装置に送信する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記印刷指示があった場合に、
前記自動設定処理にて前記所定の画処理を行う設定に変更された場合に、変更後の前記印刷設定に基づいて前記印刷される画像を示すプレビュー画像を、前記情報処理装置のユーザインタフェースを用いて表示するプレビュー処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項4】
請求項3に記載するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記プレビュー処理にて前記プレビュー画像を表示している期間に、前記印刷指示に基づく印刷ジョブをキャンセルするか否かの選択を、前記ユーザインタフェースを用いて受け付け、キャンセルの選択を受け付けた場合、前記印刷ジョブをキャンセルするキャンセル処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
印刷設定の入力操作を受け付ける設定画面を、前記情報処理装置のユーザインタフェースを用いて表示する設定画面表示処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記設定画面表示処理による前記設定画面の表示に基づいて、前記取得処理を実行させ、前記取得処理にて取得した前記自動設定情報を前記情報処理装置のメモリに保存し、 前記自動設定処理では、
前記メモリに保存された前記自動設定情報が前記所定の画処理を行うことを示す場合に、前記印刷指示についての前記印刷設定を前記所定の画処理を行う設定にする、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項6】
請求項5に記載するサポートプログラムであって、
前記設定画面表示処理では、
前記取得処理にて取得した前記自動設定情報が前記所定の画処理を行うことを示す場合に、前記所定の画処理についての設定変更を制限する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記印刷指示があったことに基づいて、前記取得処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
ユーザの識別情報を取得する識別情報取得処理を実行させ、前記自動設定情報は、前記識別情報ごとに有り、前記識別情報と対応付けられており、
前記取得処理では、
前記識別情報取得処理にて取得した前記識別情報に対応する前記自動設定情報を取得する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載するサポートプログラムであって、
前記取得処理では、
前記所定の画処理としてウォータマークを合成する画処理を行うか否かを示す前記自動設定情報を取得する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項10】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載するサポートプログラムであって、
前記取得処理では、
前記所定の画処理として複数のページを縮小して1枚の用紙に含める集約を行う画処理を行うか否かを示す前記自動設定情報を取得する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、プリンタの制御をサポートするサポートプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置からプリンタを制御する技術として、プリンタドライバによって強制的な印刷設定を行う構成が知られている。例えば特許文献1には、システム管理者が、強制したい印刷設定をインストール設定ファイルに記載し、そのインストール設定ファイルが同梱されたインストールパッケージをユーザに提供し、ユーザが、そのインストールパッケージを利用してプリンタドライバをインストールすることで、情報処理装置に、その強制したい印刷設定が反映されたプリンタドライバに対応するプリントキューが生成される技術が開示されている。また、特許文献1には、インストール設定ファイルを利用する代わりに、インストールプログラムの実行中に、強制したい印刷設定の入力をユーザから受け付ける技術も開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-110519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、前述したプリンタドライバを利用せず、オペレーティングシステム(OS)に標準に組み込まれている印刷プログラムによってプリンタを制御する技術が実用化されている。この技術では、OSがプリンタとOS標準の印刷プログラムとの関連付けを行い、以後、そのプリンタに対する印刷指示を受け付けた場合に、プリンタドライバを用いずに、OS標準の印刷プログラムによる印刷が可能になる。
【0005】
前述したように、プリンタドライバによって強制的な印刷設定を行う技術がある。この場合、そのような印刷設定を行うようにインストール設定ファイルを準備する、あるいはインストール時にそのような印刷設定を入力する必要があり、システム管理者あるいはユーザにとって手間になる。前述したOS標準の汎用印刷プログラムによる印刷でそのような強制設定を行う場合あっても、そのようなセットアップ作業は手間であり、改善の余地がある。
【0006】
本明細書は、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、所定のプリンタでの印刷を行う場合の、強制的な印刷設定を行う手間を軽減する技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題の解決を目的としてなされたサポートプログラムは、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムであって、前記コンピュータに、外部デバイスによって記憶される情報であって、前記プリンタに印刷を行わせるための印刷設定のうち印刷対象の画像に対して所定の画処理を行うか否かを示す前記情報である自動設定情報を取得する取得処理を実行させ、さらに前記コンピュータに、前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムに対して画像の印刷を前記プリンタに行わせる前記印刷指示があった場合に、前記取得処理にて取得した前記自動設定情報が前記所定の画処理を行うことを示す場合に、前記印刷指示についての印刷設定を前記所定の画処理を行う設定にする自動設定処理を実行させる、ことを特徴としている。
【0008】
本明細書に開示されるサポートプログラムによれば、情報処理装置は、プリンタでの印刷の際に所定の画処理を行うか否かを示す自動設定情報を取得し、所定の画処理を行うことが示されていれば、印刷設定を所定の画処理を行う設定にする。つまり、印刷指示の印刷設定が、サポートプログラムによって自動的に所定の画処理を行う設定にされることから、強制的な印刷設定を行うユーザの手間が軽減される。また、自動設定情報が外部デバイスに記憶されるので、プリンタでの所定の画処理を外部デバイスにて管理できる。
【0009】
上記サポートプログラムが組み込まれた情報処理装置、サポートプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体、及びサポートプログラムの機能を実現するための制御方法も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0010】
本明細書に開示される技術によれば、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、所定のプリンタでの印刷を行う場合の、強制的な印刷設定を行う手間を軽減する技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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