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公開番号
2025026097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131465
出願日
2023-08-10
発明の名称
画像処理装置、方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250214BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】オブジェクトのエッジ部分における画質をより向上させる画像処理装置を提供する。
【解決手段】ドット配置手段による前記処理の結果、オブジェクトの第1エッジ部分の第1エッジ画素において、第2領域に対してドットが配置される比率は、第1領域に対してドットが配置される比率より小さく、前記オブジェクトの前記第1エッジ部分と異なる第2エッジ部分の第2エッジ画素において、前記第1領域に対してドットが配置される比率は、前記第2領域に対してドットが配置される比率より小さくなる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データの解像度よりも高い解像度でドットを記録可能な記録手段と、
オブジェクトを含む画像データに基づいて量子化処理を行う量子化手段と、
前記量子化処理が行われた量子化値に対応するドット配置パターンを用いて画素にドットを配置する処理を行うドット配置手段と、
を備え、
前記記録手段は、前記オブジェクトの各画素の第1領域に対してドットを記録可能な第1記録手段と、前記オブジェクトの各画素の第2領域に対してドットを記録可能な第2記録手段とを有し、
前記ドット配置手段による前記処理の結果、前記オブジェクトの第1エッジ部分の第1エッジ画素において、前記第2領域に対してドットが配置される比率は、前記第1領域に対してドットが配置される比率より小さく、前記オブジェクトの前記第1エッジ部分と異なる第2エッジ部分の第2エッジ画素において、前記第1領域に対してドットが配置される比率は、前記第2領域に対してドットが配置される比率より小さい、
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記量子化手段は、前記第1記録手段に対応する画像データと前記第2記録手段に対応する画像データそれぞれについて、前記オブジェクトの第1エッジ部分における第1エッジ画素と、前記第1エッジ部分と異なる第2エッジ部分における第2エッジ画素との間で量子化値を異ならせるよう前記量子化処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記量子化手段は、前記第1記録手段に対応する画像データについて前記第1エッジ画素に付与する量子化値と、前記第2記録手段に対応する画像データについて前記第1エッジ画素に付与する量子化値とを異ならせ、
前記第1記録手段に対応する画像データについて前記第2エッジ画素に付与する量子化値と、前記第2記録手段に対応する画像データについて前記第2エッジ画素に付与する量子化値とを異ならせる、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記量子化手段は、前記第1記録手段に対応する画像データについて、前記第1エッジ画素に第1量子化値を付与し、前記第2エッジ画素に第2量子化値を付与し、
前記第2記録手段に対応する画像データについて、前記第1エッジ画素に前記第2量子化値を付与し、前記第2エッジ画素に前記第1量子化値を付与する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1エッジ部分において、前記第1領域にドットが一様に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第1エッジ部分において、前記第2領域にドットが配置されないことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第2エッジ部分において、前記第2領域にドットが一様に配置されることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記第2エッジ部分において、前記第1領域にドットが配置されないことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第1エッジ画素と前記第2エッジ画素それぞれの階調値を変更する変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記変更手段により階調値が変更された場合、前記第1エッジ部分において、前記第1領域の一部分にドットが配置されないことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
記録媒体に色材を記録する記録装置において、記録された文字や線の先鋭性の向上のため、画像のエッジを検出して記録処理を変更する技術(以降、エッジ処理と称する)が一般的に知られている。特許文献1では、インクジェット記録装置において、記録されたインクの記録媒体上の滲みによる画像品位劣化を低減するため、エッジ画素の内側の記録ドットを変更する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-52872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オブジェクトのエッジ部分における画質をより向上させる必要がある。
【0005】
本発明は、オブジェクトのエッジ部分における画質をより向上させる画像処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、画像データの解像度よりも高い解像度でドットを記録可能な記録手段と、オブジェクトを含む画像データに基づいて量子化処理を行う量子化手段と、前記量子化処理が行われた量子化値に対応するドット配置パターンを用いて画素にドットを配置する処理を行うドット配置手段と、を備え、前記記録手段は、前記オブジェクトの各画素の第1領域に対してドットを記録可能な第1記録手段と、前記オブジェクトの各画素の第2領域に対してドットを記録可能な第2記録手段とを有し、前記ドット配置手段による前記処理の結果、前記オブジェクトの第1エッジ部分の第1エッジ画素において、前記第2領域に対してドットが配置される比率は、前記第1領域に対してドットが配置される比率より小さく、前記オブジェクトの前記第1エッジ部分と異なる第2エッジ部分の第2エッジ画素において、前記第1領域に対してドットが配置される比率は、前記第2領域に対してドットが配置される比率より小さいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、オブジェクトのエッジ部分における画質をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の構成を示す図である。
画像処理装置を含む構成を示す図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
エッジパターン検出を説明するための図である。
パターンマッチングを説明するための図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
インデックス展開処理を説明するための図である。
記録ヘッドの構成を示す図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
インデックス展開処理を説明するための図である。
インデックス展開処理を説明するための図である。
インデックス展開処理を説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
インデックス展開処理を説明するための図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の各処理が実行されたデータを説明するための図である。
画像処理装置を含む構成を示す図である。
画像処理部の処理を示すフローチャートである。
画像処理部の構成を説明するための図である。
画像処理部の構成を説明するための図である。
画像処理部の構成を説明するための図である。
端部画素群を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
<記録装置の構造>
以下、図1を用いて、本実施形態における記録装置の構造について説明する。図1は、記録装置2(以下、単に記録装置とも称す)における記録部の概要を示す斜視図である。記録部に給送された記録媒体P(以下、単に記録媒体とも称す)は、搬送経路上に配置された搬送ローラ101とこれに従動するピンチローラ102とのニップ部によって、搬送ローラ101の回転に伴い、-Y方向(副走査方向)に搬送される。プラテン103は、インクジェット記録方式の記録ヘッドHのノズルが形成された面(ノズル面)と対向する記録位置に設けられ、記録媒体Pの裏面を下方から支持することで、記録媒体Pの表面と記録ヘッドHのノズル面との距離を一定に維持する。プラテン103上で記録が行われた領域の記録媒体Pは、排出ローラ105とこれに従動する拍車106とにニップされながら、排出ローラ105の回転に伴って-Y方向に搬送され、排紙トレイ107に排出される。
(【0011】以降は省略されています)
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