TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025025875
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131083
出願日2023-08-10
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04L 67/10 20220101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】プロキシサーバを介したソフトウェア配信の失敗を抑制するためのスケジュール管理を行う。
【解決手段】ネットワークデバイスとネットワークデバイスにソフトウェア配信サービスを提供するソフトウェア配信システムとの通信を中継するプロキシサーバ402を有する情報処理装置104は、ソフトウェア配信サービスの対象であり、かつ、プロキシサーバ402を介して通信を行うネットワークデバイスの配信スケジュールを、ソフトウェア配信システムから取得し、配信スケジュールに基づいて、プロキシサーバ402を介して行われる複数のネットワークデバイスとの通信により、プロキシサーバ402に所定以上の負荷がかかる時間帯を検知し、検知の結果に基づいてソフトウェア配信システムに通知を行う。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークデバイスと前記ネットワークデバイスにソフトウェア配信サービスを提供するソフトウェア配信システムとの通信を中継するプロキシサーバを有する情報処理装置であって、
前記ソフトウェア配信サービスの対象であり、かつ、前記プロキシサーバを介して通信を行うネットワークデバイスの配信スケジュールを、前記ソフトウェア配信システムから取得する配信スケジュール管理部と、
前記配信スケジュールに基づいて、前記プロキシサーバを介して行われる複数の前記ネットワークデバイスとの通信により、前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯を検知する負荷検知部と、
前記検知の結果に基づいて前記ソフトウェア配信システムに通知を行う通知部と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記プロキシサーバにかかる負荷は、前記プロキシサーバを介した通信を行うデバイス数に基づき特定されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記情報処理装置が前記ネットワークデバイスを監視する監視モードがプロキシモードであり、かつ、前記ネットワークデバイスを管理するデバイス管理システムからクライアントのサービスの契約内容を含む契約情報を取得し、前記契約内容にソフトウェア配信サービスが含まれている場合に、前記情報処理装置は、定期的に、前記ソフトウェア配信システムから配信スケジュールを取得するネットワークデバイスを特定して、該ネットワークデバイスの配信スケジュールを前記ソフトウェア配信システムから取得し、前記配信スケジュールに基づいて、前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯を検知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通知には、前記検知された時間帯を特定できるデータが含まれ、前記通知を受けた前記ソフトウェア配信システムは、前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯をユーザに示すための警告画面を提供することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ソフトウェア配信システムでは、前記通知された時間帯における配信スケジュールの調整のための管理者からの指示を受け付けることが可能であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記負荷検知部は、前記配信スケジュールと、前記ソフトウェア配信サービスの他のサービスと前記ネットワークデバイスとの前記プロキシサーバを介する通信のスケジュールに基づいて、前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯を検知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯が検知された場合に、該時間帯における配信スケジュールの調整を行う調整部をさらに有し、
前記通知は、調整された新たな配信スケジュールの通知であり、前記通知を受けた前記ソフトウェア配信システムはソフトウェアの配信スケジュールを前記通知に基づいて更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
ネットワークデバイスと前記ネットワークデバイスにソフトウェア配信サービスを提供するソフトウェア配信システムとの通信を中継するプロキシサーバを有する情報処理装置の制御方法であって、
前記ソフトウェア配信サービスの対象であり、かつ、前記プロキシサーバを介して通信を行うネットワークデバイスの配信スケジュールを、前記ソフトウェア配信システムから取得する工程と、
前記配信スケジュールに基づいて、前記プロキシサーバを介して行われる複数の前記ネットワークデバイスとの通信により、前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯を検知する工程と、
前記検知の結果に基づいて前記ソフトウェア配信システムに通知を行う工程と、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の各工程を情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロキシサーバとして機能する情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタや複合機等のネットワークデバイスの稼働情報などのデータを取得し、管理するためのデバイス管理システムが知られている。デバイスの継続的な管理を行うために、デバイス管理システムでは、ステータス、デバイス設定、ファームウェア等を管理し、それらを定期的に取得したり配信したりすることが可能である。特許文献1は、インターネット上の配信システムでオペレータがファームウェアやアプリケーションの配信日時の設定を行うためのGUIを表示し、GUIで指定された設定に応じてデバイスへのアップデートの配信を行う技術を開示している。また、配信システムやデバイス管理システムがデバイスからデータを取得し、デバイスを管理する仕組みとしては、定期ポーリングやプロキシサーバを経由する仕組みがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-33147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の配信システムは、配信対象のデバイスがプロキシサーバを介して管理されているかの情報を保持していない。そのため、プロキシサーバには同時に通信が可能なデバイスの台数に制限があるが、配信システム側では、ソフトウェア配信でプロキシサーバの負荷を考慮した配信スケジュールを設定することは困難である。プロキシサーバで同時に通信が可能なデバイス数を超えてソフトウェア配信が行われた場合には、一部のソフトウェア配信が失敗に終わる恐れがある。
【0005】
本発明は、プロキシサーバを介したソフトウェア配信の失敗を抑制するためのスケジュール管理を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、ネットワークデバイスと前記ネットワークデバイスにソフトウェア配信サービスを提供するソフトウェア配信システムとの通信を中継するプロキシサーバを有する情報処理装置であって、前記ソフトウェア配信サービスの対象であり、かつ、前記プロキシサーバを介して通信を行うネットワークデバイスの配信スケジュールを、前記ソフトウェア配信システムから取得する配信スケジュール管理部と、前記配信スケジュールに基づいて、前記プロキシサーバを介して行われる複数の前記ネットワークデバイスとの通信により、前記プロキシサーバに所定以上の負荷がかかる時間帯を検知する負荷検知部と、前記検知の結果に基づいて前記ソフトウェア配信システムに通知を行う通知部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プロキシサーバを介したソフトウェア配信の失敗を抑制するためのスケジュール管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システム全体の構成を示す図である。
情報処理装置104のハードウェア構成を示す図である。
デバイス105のハードウェア構成を示す図である。
情報処理装置104のソフトウェア構成を説明する図である。
配信スケジュール確認処理を示すシーケンス図である。
第1実施形態における配信スケジュール確認処理を示すフローチャートである。
警告画面の一例を示す図である。
第2実施形態における配信スケジュール確認処理を示すフローチャートである。
第2実施形態における配信スケジュール確認処理を示すフローチャートである。
第3実施形態における配信スケジュール確認処理を示すフローチャートである。
スケジュール設定処理を示すフローチャートである。
スケジュール設定処理を示すフローチャートである。
スケジュール設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1は、システム全体の構成を示す図である。デバイス管理システム100は、ネットワークを介してネットワークデバイスを管理するためのシステムである。デバイス管理システム100は、管理サーバ101とファームウェア配信サーバ102を含む。なお、本実施形態では管理サーバ101とファームウェア配信サーバ102が別の装置である場合を例に説明するが、同じサーバで実現されてもよい。
【0010】
デバイス管理システム100は、ネットワークを介して、ネットワークデバイスであるデバイス105およびデバイス106を管理する。デバイス管理システム100とデバイス106の間にはプロキシサーバとして機能する情報処理装置103が接続されている。デバイス管理システム100とデバイス106の間にはプロキシサーバとして機能する情報処理装置103に加え、プロキシサーバとして機能する情報処理装置104が接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
表示装置
17日前
キヤノン株式会社
表示装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
17日前
キヤノン株式会社
定着装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
16日前
キヤノン株式会社
光学機器
23日前
キヤノン株式会社
記録装置
16日前
キヤノン株式会社
電子機器
17日前
キヤノン株式会社
測距装置
3日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
17日前
キヤノン株式会社
制御装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
2日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
続きを見る