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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025025580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130457
出願日2023-08-09
発明の名称画像形成装置及び画像形成装置の動作方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250214BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】複数の定着器を明確に区別して運用可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部、表示部及び定着ユニットを備える画像形成装置。定着ユニットを着脱可能であり、制御部は、前記定着ユニットの他の定着ユニットへの交換に際し、前記他の定着ユニットを指定するための入力を要求する定着ユニット指定要求を表示部に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置において、
制御部、表示部及び定着ユニットを備え、
前記画像形成装置は、前記定着ユニットを着脱可能であり、
前記制御部は、前記定着ユニットの他の定着ユニットへの交換に際し、前記他の定着ユニットを指定するための入力を要求する定着ユニット指定要求を、前記表示部に表示する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記制御部は、装着中の定着ユニットを表示する定着ユニット表示を前記表示部に表示する
ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記装着中の定着ユニットの温度が、所定の温度まで降温する前に、前記定着ユニット指定要求を前記表示部に表示する
ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記装着中の定着ユニットの温度が、所定の温度まで降温した後に、前記定着ユニット指定要求を前記表示部に表示する
ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記定着ユニット指定要求は、交換後の定着ユニットのタイプを指定するための入力を要求する
ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記タイプは、その定着ユニットを用いて画像を定着させる用紙の、搬送方向に対して直交する用紙幅に基づいて、ユーザによって定められるタイプを含む、
ことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記タイプは、前記定着ユニットの構成上の相違に基づいて定められるタイプを含む、
ことを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着ユニット表示は、装着中の定着ユニットのタイプを表示する
ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記定着ユニットは、当該定着ユニットを示すタイプ表示を有し、
前記制御部は、前記タイプ表示の記載の確認を要求する定着ユニットタイプ確認要求を、前記表示部に表示する
ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記定着ユニットは、当該定着ユニットの識別情報を示す識別情報表示を有し、
前記制御部は、前記識別情報表示に従って入力された前記識別情報に基づいて、前記交換後の定着ユニットのタイプを判定する
ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は画像形成装置等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、プリンタや複合機等の画像形成装置の印刷方式として、乾式電子写真方式(レーザープリンタ方式)がある。レーザープリンタ方式では、トナーを転写して用紙上に画像を形成した後、その用紙上の画像を加熱、加圧することにより、その画像を用紙上に定着させる。このため、レーザープリンタ方式で印刷を行う画像形成装置は、用紙上の画像を加熱、加圧するための定着器を備える。
【0003】
定着器は、定着させる画像が形成された用紙と接触する定着部材を有する。定着部材は例えば定着ベルトである。定着ベルトはその長手方向が、用紙の搬送方向に対して直交するように配置される。本願では、用紙の搬送方向に対して直交する方向における、用紙の幅を用紙幅と呼ぶ。例えば、スキャナ機能を有する一般的なMFP(Multi Function Printer)では、スキャナの副走査方向は用紙の搬送方向に一致し、スキャナの主走査方向は用紙の搬送方向に対して直交する。このため、一般的なMFPにおいて、用紙幅とは主走査方向における用紙の幅を指す。
【0004】
図29(a)は、A5用紙が繰り返し通過したときに定着ベルトに発生する傷について説明するための図である。A5用紙301が定着ベルト303を繰り返し通過すると、定着ベルト303上において、A5用紙301の用紙幅に対応する位置に、傷305、307が発生する。これらの傷が発生した後、同じ定着ベルト303の上を、A5用紙よりも大きなA3用紙309が繰り返し通過することを考える。
【0005】
このとき、図29(b)に示すように、定着ベルト303上において、A3用紙309の用紙幅に対応した位置にも傷311、313が発生するが、傷311、313はA3用紙309のほぼ外側にあるため、A3用紙309の印刷品質に影響を与えない。しかし、A5用紙301に起因する傷305、307は、A3用紙309の用紙幅内に収まるため、A3用紙309の印刷品質に悪影響を及ぼす。具体的には、A3用紙309において、A5用紙301に起因する傷305、307に対応する位置に、汚れ315、317が発生する。
【0006】
この問題を回避するため、定着ベルトを特定の用紙幅の印刷のみに用いて運用することが考えられている。すなわち、図30(a)に示すように、A5用紙301を印刷する際には、定着ベルト303を用いる一方、図30(b)に示すように、A3用紙309を印刷する際には、別の定着ベルト321を用いる。印刷を繰り返すことによって、定着ベルト303には傷305、307が発生し、定着ベルト321には傷311、313が発生するものの、用紙幅毎に定着ベルトを用意するため、他の用紙幅を印刷して発生する傷が、印刷品質に悪影響を及ぼすのを回避することができる。
【0007】
このように、定着ベルト或いは定着器を交換する他の運用方法が特許文献1に開示されている。通紙可能なメディアの種類が多様化しており、メディアの厚みや表面性、求められる成果物の画像の濃度や光沢度などによっても、最終的な画質を決定する定着条件の細かい調整が必要とされる。これらの対策として、通紙用紙サイズやメディアの種類に応じた専用の定着器を用意し、ユーザが必要に応じて定着器を交換することで、最適な画質を得ることができることが特許文献1にて提案されている。
【0008】
ところで、一般に動作後の定着器は高温になるため、定着器を交換する際には、この高温を考慮して交換作業を行うことが求められる。これに関して、特許文献1では、搭載された定着器が所定温度以下に降温しているか否かをユーザに通知することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2017-003725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
このように、画像形成装置の定着器を交換して運用することについては例えば特許文献1に開示されている。同じ機種の複数の定着器を用紙幅に応じて運用上使い分ける場合、これら複数の定着器は、外観上は全く同一であり、一見しただけでは判別することができない。また、特許文献1に記載のように、通紙用紙サイズやメディアの種類に応じた専用の定着器を用意する場合でも、定着器の外観は極めて似通ったものになり、やはり判別が難しい。
(【0011】以降は省略されています)

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