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公開番号2025025571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130441
出願日2023-08-09
発明の名称メモリシステム
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約【課題】不正な侵入を検知することができるメモリシステムを提供すること。
【解決手段】本実施形態に係るメモリシステムは、第1記憶部を備える。第2記憶部は、外部から第1記憶部へのアクセスの履歴を示すログ情報を記憶する。第3記憶部は、第1秘密鍵および第1公開鍵を記憶する。演算部は、ログ情報をハッシュ関数に入力することによって、第1ハッシュ値に変換し、第1秘密鍵を用いて第1ハッシュ値に署名し、第1署名を生成する。演算部は、第2記憶部から読み出したログ情報をハッシュ関数に入力することによって第2ハッシュ値に変換し、第1秘密鍵とペアを成す第1公開鍵および第2ハッシュ値を用いて署名検証を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1記憶部と、
外部から前記第1記憶部へのアクセスの履歴を示すログ情報を記憶する第2記憶部と、
第1秘密鍵および第1公開鍵を記憶する第3記憶部と、
前記ログ情報をハッシュ関数に入力することによって、第1ハッシュ値に変換し、第1秘密鍵を用いて前記第1ハッシュ値に署名し、第1署名を生成する演算部とを備え、
前記演算部は、
前記第2記憶部から読み出した前記ログ情報を前記ハッシュ関数に入力することによって第2ハッシュ値に変換し、
前記第1秘密鍵とペアを成す第1公開鍵および前記第2ハッシュ値を用いて署名検証を行う、
メモリシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記演算部は、
前記署名検証に成功した場合に、外部から前記第1記憶部へアクセスすることを制限せず、
前記署名検証に失敗した場合に、外部から前記第1記憶部へアクセスすることを制限する、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項3】
前記演算部は、
前記署名検証に成功した場合に、外部から前記第1記憶部へデータを書き込むことを可能とし、
前記署名検証に失敗した場合に、外部から前記第1記憶部へデータを書き込むことを禁止する、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項4】
前記演算部は、
複数の前記ログ情報を連続させることによって、1つの第1値を生成し、
生成した前記第1値をハッシュ関数に入力することによって、前記第1ハッシュ値に変換し、
前記第2記憶部から読み出した複数の前記ログ情報を連続させることによって、1つの第2値を生成し、
前記第2値を前記ハッシュ関数に入力することによって前記第2ハッシュ値に変換する、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項5】
前記演算部は、
前記ログ情報ごとに前記第1署名を生成し、
前記第2記憶部から読み出した前記ログ情報ごとに前記署名検証を行う、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項6】
第1記憶部と、
外部から前記第1記憶部へのアクセスの履歴を示すログ情報を記憶する第2記憶部と、
第1秘密鍵および第1公開鍵を記憶する第3記憶部と、
前記ログ情報をハッシュ関数に入力することによって第1ハッシュ値に変換し、第1秘密鍵を用いて前記第1ハッシュ値に署名し、第1署名を生成し、複数の前記ログ情報に対応する複数の前記第1署名を足し算して集約署名を生成する演算部とを備え、
前記演算部は、
前記集約署名と楕円曲線上の第1点とをペアリングして第1写像を生成し、
複数の前記ログ情報を前記ハッシュ関数に入力することによって複数の第2ハッシュ値に変換し、
前記第1暗号キーおよび楕円曲線上の第1点を用いて得られる第2暗号キーと前記複数の第2ハッシュ値とをペアリングして第2写像を生成し、
複数の前記ログ情報に対応する複数の前記第2写像を掛け算して第3写像を生成し、
前記第1写像と前記第3写像とを比較する、
メモリシステム。
【請求項7】
前記演算部は、
前記第1写像と前記第3写像とが等しい場合に、前記ログ情報が改ざんされていないことを示す第1信号を送信し、
前記第1写像と前記第3写像とが異なっている場合に、前記ログ情報が改ざんされていることを示す第2信号を送信する、
請求項6に記載のメモリシステム。
【請求項8】
前記第2記憶部は、前記第1記憶部内の設けられている、請求項1に記載のメモリシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、メモリシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
外部からメモリシステムへアクセスされる毎にトレースログを記録し、トレースログからメモリシステムへの不正なアクセスを検知する方法が考えられている。しかし、トレースログが改ざんされると、不正なアクセスを検知することができなくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6266186号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
不正なアクセスを検知することができるメモリシステムを提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態に係るメモリシステムは、第1記憶部を備える。第2記憶部は、外部から第1記憶部へのアクセスの履歴を示すログ情報を記憶する。第3記憶部は、第1秘密鍵および第1公開鍵を記憶する。演算部は、ログ情報をハッシュ関数に入力することによって、第1ハッシュ値に変換し、第1秘密鍵を用いて第1ハッシュ値に署名し、第1署名を生成する。演算部は、第2記憶部から読み出したログ情報をハッシュ関数に入力することによって第2ハッシュ値に変換し、第1秘密鍵とペアを成す第1公開鍵および第2ハッシュ値を用いて署名検証を行う。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図。
第1実施形態に係るトレースログの署名処理の一例を示すシーケンス図。
第1実施形態に係るトレースログの検証処理の一例を示すシーケンス図。
第2実施形態に係るトレースログの署名処理の一例を示すシーケンス図。
第2実施形態に係るトレースログの検証処理の一例を示すシーケンス図。
第3実施形態に係るトレースログの署名処理の一例を示すシーケンス図。
第3実施形態に係るトレースログの検証処理の一例を示すシーケンス図。
第4実施形態に係るトレースログの署名処理の一例を示すシーケンス図。
第4実施形態に係るトレースログの検証処理の一例を示すシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。明細書と図面において、同一の要素には同一の符号を付す。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示すブロック図である。
【0009】
情報処理システム1は、メモリシステム2と、ホスト3とを備えている。メモリシステム2とホスト3は、互いに通信可能に接続されている。
【0010】
メモリシステム2は、記憶装置である。メモリシステム2は、例えば、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)である。メモリシステム2は、単一の半導体チップで構成される。あるいは、メモリシステム2は、複数の半導体チップを組み合わせたモジュールで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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