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公開番号
2025025533
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130375
出願日
2023-08-09
発明の名称
一液型ウレタン樹脂組成物及び剥落防止方法
出願人
コニシ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08G
18/32 20060101AFI20250214BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】一液型のウレタン樹脂組成物であって、ウレタン結合による強度及び硬化性だけでなく耐候性についても優れた樹脂組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(A)と、オキサゾリジン環を有する化合物(B)と、中性ヒンダードアミン系光安定剤(C)と、酸性の硬化促進剤(D)と、を含有することを特徴とする一液型ウレタン樹脂組成物。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(A)と、
オキサゾリジン環を有する化合物(B)と、
中性ヒンダードアミン系光安定剤(C)と、
酸性の硬化促進剤(D)と、
を含有することを特徴とする一液型ウレタン樹脂組成物。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
揺変性付与剤(E)をさらに含有する、請求項1に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
【請求項3】
揺変性付与剤(E)が、シリカまたはアマイドを含有する、請求項2に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
【請求項4】
酸性の硬化促進剤(D)が、酸性リン酸エステル化合物(D-1)である、請求項1に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
【請求項5】
前記酸性リン酸エステル化合物(D-1)が、ポリエーテルリン酸エステルである、請求項4に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
【請求項6】
コンクリート構造物及び/又はタイルを張り付けた壁面に請求項1~5のいずれか一項に記載の一液型ウレタン樹脂組成物を塗布して、前記壁面からのコンクリート片及び/又はタイルの剥落を防止する剥落防止層を形成する工程、を含むことを特徴とする剥落防止方法。
【請求項7】
前記一液型ウレタン樹脂組成物を塗布する前に、前記壁面にプライマーを塗布してプライマー層を形成する工程を含むことを特徴とする、請求項6に記載の剥落防止方法。
【請求項8】
前記剥落防止層を形成した後に、前記剥落防止層上にトップコートを塗布してトップコート層を形成する工程を含むことを特徴とする、請求項6に記載の剥落防止方法。
【請求項9】
前記壁面上にガラスクロス及び/又は繊維編み上げメッシュを配置してから、前記一液型ウレタン樹脂組成物を塗布し、前記ガラスクロス及び/又は繊維編み上げメッシュを内部に埋没させた剥落防止層を形成することを特徴とする、請求項6に記載の剥落防止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、剥落防止方法に用いる一液型ウレタン樹脂組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、コンクリート構造物又はタイルを貼り付けた壁面の表面に剥落防止層を形成してコンクリート片やタイルの剥落を防止する工法に使用される剥落防止層形成用の樹脂組成物としては、特許文献1に記載されているように、ウレタンプレポリマーとオキサゾリジン環を有する化合物と酸性の硬化促進剤とを含有するものが知られている。
【0003】
このような剥落防止層形成用の樹脂組成物には塗工してすぐに硬化する硬化性と、雨風や紫外線などに曝される環境においても劣化しにくい耐候性とを兼ね備えていることが求められる。
【0004】
耐候性を向上させる成分としてはヒンダードアミン系光安定剤を使用するこことが考えられるが、ヒンダードアミン系光安定剤は、例えば、特許文献2に記載されているように、酸性の硬化促進剤とともに用いると硬化速度が遅くなり硬化性が悪くなってしまうという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-252292号公報
特開2007-063551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、一液型のウレタン樹脂組成物であって、ウレタン結合による強度及び硬化性だけでなく耐候性についても優れた樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係る一液型ウレタン樹脂組成物及び剥落防止方法は、以下のようなものである。
[1]イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(A)と、
オキサゾリジン環を有する化合物(B)と、
中性ヒンダードアミン系光安定剤(C)と、
酸性の硬化促進剤(D)と、
を含有することを特徴とする一液型ウレタン樹脂組成物。
[2]揺変性付与剤(E)をさらに含有する、[1]に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
[3]揺変性付与剤(E)が、シリカまたはアマイドを含有する、[2]に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
[4]酸性の硬化促進剤(D)が、酸性リン酸エステル化合物(D-1)である、[1]~[3]のいずれかに記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
[5]前記酸性リンエステル化合物(D-1)が、ポリエーテルリン酸エステルである、[4]に記載の一液型ウレタン樹脂組成物。
[6]コンクリート構造物及び/又はタイルを張り付けた壁面に[1]~[5]のいずれかに記載の一液型ウレタン樹脂組成物を塗布して、前記壁面からのコンクリート片及び/又はタイルの剥落を防止する剥落防止層を形成する工程、を含むことを特徴とする剥落防止方法。
[7]前記一液型ウレタン樹脂組成物を塗布する前に、前記壁面にプライマーを塗布してプライマー層を形成する工程を含むことを特徴とする、[6]に記載の剥落防止方法。
[8]前記剥落防止層を形成した後に、前記剥落防止層上にトップコートを塗布してトップコート層を形成する工程を含むことを特徴とする、[7]に記載の剥落防止方法。
[9]前記壁面上にガラスクロス及び/又は繊維編み上げメッシュを配置してから、前記一液型ウレタン樹脂組成物を塗布し、前記ガラスクロス及び/又は繊維編み上げメッシュを内部に埋没させた剥落防止層を形成することを特徴とする、[6]~[8]のいずれかに記載の剥落防止方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、一液型のウレタン樹脂組成物であって、ウレタン結合による強度及び硬化性だけでなく耐候性についても優れたものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る剥落防止方法についての説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本実施形態に係る一液型ウレタン樹脂組成物について説明する。
本実施形態に係る一液型ウレタン樹脂組成物は、イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(A)と、オキサゾリジン環を有する化合物(B)と、酸性の硬化促進剤(D)と、を含有するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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