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公開番号
2025025378
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130099
出願日
2023-08-09
発明の名称
容器処理システム
出願人
澁谷工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
47/52 20060101AFI20250214BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】リジェクトされた容器を確実に回収箱内に回収するとともに、より少ない自動搬送機で回収箱を所定位置へ移送可能な容器処理システムを提供する。
【解決手段】容器処理システムは、容器搬送経路の所定位置に配置されたリジェクト手段によってリジェクトされた容器Vを受け取る排出シュート40と、排出シュート40を介して排出される容器Vを回収する回収箱42と、回収箱42を移動する自動搬送機50とを備える。排出シュート40の下流端にリジェクトされた容器Vを貯留する貯留部52を形成する。リジェクトされた容器Vを回収箱42へ排出するか、貯留部52へ貯留するかを切り替える可能とする。回収箱42に収容された容器Vの収容量が所定量になると、自動搬送機50より回収箱42を所定の容器破棄位置へ移動させ、回収箱42が移動中の時は容器Vを貯留部52へ貯留する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
容器を搬送する搬送手段を備え、容器を搬送しながら所定の処理を行う容器処理システムにおいて、
前記搬送手段の所定位置に配置されたリジェクト手段と、
前記リジェクト手段によって前記搬送手段からリジェクトされた容器を受け取る排出手段と、
前記排出手段の下流に設けられ、前記排出手段から排出される容器を収容する回収箱と、
前記回収箱と係合可能に設けられた自動搬送機と、
前記自動搬送機を制御する制御手段と、
前記回収箱に収容される容器の収容量を検出する検出手段とを備え、
前記排出手段の下流端にリジェクトされた容器を貯留する貯留部を形成するとともに、リジェクトされた容器を前記回収箱へ排出するか、前記貯留部へ貯留するかを切り替える操作手段を設け、
前記制御手段は、前記回収箱に収容された容器の収容量が所定量になると、前記自動搬送機を前記回収箱に係合させ、前記自動搬送機によって前記回収箱を所定の容器破棄位置へ移動させるとともに、前記回収箱が移動中の時は前記操作手段を制御して、リジェクトされる容器を前記貯留部へ貯留させるようにしたことを特徴とする容器処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送される容器の良否に応じて不良品を回収する容器処理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば飲料の製造ラインでは、ブロー成形機の後、検査ホイールの後、エアリンサの途中、キャッパの後、ラベラの後などに、不良品と判別されラインからリジェクトされた容器を回収する回収箱が各々設置されている。回収箱が満杯になったか否かは作業者の目視により確認され、手作業により空の回収箱が満杯の回収箱と置き換えられる。満杯の回収箱は、作業者により所定の容器破棄位置へ移動され、回収箱内の容器は同位置において払い出される。
【0003】
一方、近年では無人化や省人化の目的から回収箱を自動で回収することが検討され、作業者の代わりにAGV(automatic guides vehicle)やAMR(autonomous mobile robot)といった自動搬送機により回収箱を移動することが考えられている。例えば特許文献1には自動搬送機により医療器材の供給・回収を行うシステムが開示されており、物品の供給や回収に自動搬送機を採用することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3839954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、飲料を製造する容器充填システムにおいては、不良容器が発生した場合、排出シュートを介して回収箱に容器を落下させることで正規の搬送ラインから不良容器を回収している。そのため満杯となった回収箱を自動搬送機を用いて回収する場合、自動搬送機によって回収箱を移動している間に容器がリジェクトされると、排出シュートの出口から容器がばらまかれてしまう。回収箱と自動搬送機を2セット用意して交互に入れ替えながら使用することも考えらるが自動搬送機を多く配置しなければならずコストが増大する。
【0006】
本発明は、リジェクトされた容器を確実に回収箱内に回収するとともに、より少ない自動搬送機で回収箱を所定位置へ移送可能な容器処理システムを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の発明である容器処理システムは、容器を搬送する搬送手段を備え、容器を搬送しながら所定の処理を行う容器処理システムにおいて、前記搬送手段の所定位置に配置されたリジェクト手段と、前記リジェクト手段によって前記搬送手段からリジェクトされた容器を受け取る排出手段と、前記排出手段の下流に設けられ、前記排出手段から排出される容器を収容する回収箱と、前記回収箱と係合可能に設けられた自動搬送機と、前記自動搬送機を制御する制御手段と、前記回収箱に収容される容器の収容量を検出する検出手段とを備え、前記排出手段の下流端にリジェクトされた容器を貯留する貯留部を形成するとともに、リジェクトされた容器を前記回収箱へ排出するか、前記貯留部へ貯留するかを切り替える操作手段を設け、前記制御手段は、前記回収箱に収容された容器の収容量が所定量になると、前記自動搬送機を前記回収箱に係合させ、前記自動搬送機によって前記回収箱を所定の容器破棄位置へ移動させるとともに、前記回収箱が移動中の時は前記操作手段を制御して、リジェクトされる容器を前記貯留部へ貯留させるようにしたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リジェクトされた容器を確実に回収箱内に回収するとともに、より少ない自動搬送機で回収箱を所定位置へ移送可能な容器処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態である容器処理システムの全体の配置を示す平面図である。
第1実施形態の貯留部の構成を示す縦断面図である。
収容体が昇降機により収容位置まで下降された第1実施形態の貯留部の構成を示す縦断面図である。
第1実施形態の容器処理システムにおける自動搬送機を用いた回収箱の交換処理の様子を時系列に示す斜視図である。
第2実施形態の容器処理システムの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態である容器処理システムの全体の配置を示す平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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