TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025025330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130005
出願日
2023-08-09
発明の名称
水粒子送風装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
A61H
33/12 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】複数の送風ユニットにより発生した気流を十分な強さで人体まで到達させることが可能になる一方で、複数の送風ユニットが備える各送風機を制御することによって気流が到達する人体の領域を変位可能とした水粒子送風装置を提供する。
【解決手段】微細水を発生させるカートリッジ22と送風機23とを含み、送風機23を駆動することによってカートリッジ22により発生した微細水を含む気流を発生させる複数の送風ユニット2a~2hと、複数の送風ユニット2a~2hによって発生した複数の気流を集める緩衝空間4と、緩衝空間4において集められた気流を人体に向けて放出する開口部50とを備え、送風機23の風量を送風ユニット単位で制御することにより、開口部50から放出された気流が到達する人体の領域である被送風領域を変位させるように構成する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
水粒子を発生させる水粒子発生部と送風機とを含み、前記送風機を駆動することによって前記水粒子発生部により発生した水粒子を含む気流を発生させる複数の送風ユニットと、
区画壁によって区画され、前記複数の送風ユニットによって発生した複数の気流を集める緩衝空間と、
前記区画壁の一部に形成され、前記緩衝空間において集められた気流を人体に向けて放出する開口部と、
前記複数の送風ユニットに含まれる前記送風機の風量を、送風ユニット単位で制御可能な制御装置と、を有し、
前記制御装置は、前記送風機の風量を送風ユニット単位で制御することにより、前記開口部から放出された前記気流が到達する人体の領域である被送風領域を変位させる水粒子送風装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記制御装置による前記送風機の制御パターンは複数あって、複数の制御パターン毎に前記被送風領域と前記被送風領域を実現する為の送風ユニット単位での前記送風機の風量とが対応付けられており、
前記制御装置は、前記被送風領域が指定された場合に、指定された前記被送風領域と対応する制御パターンに従って前記送風機の風量を制御する請求項1に記載の水粒子送風装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記送風機の風量を送風ユニット単位で制御することにより、人体における前記被送風領域の位置又は大きさを変位させる請求項1又は請求項2に記載の水粒子送風装置。
【請求項4】
前記気流に含まれる水粒子は非帯電状態にある請求項1又は請求項2に記載の水粒子送風装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水粒子を含む気流を人体に対して放出する水粒子送風装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より美容或いは医療等の用途において、水分を含む気流(風)を発生させて人体の皮膚に対して放出する装置について提案されている。そのような装置の一例として例えば特開2017-116130号公報には、通電状態の有無によって空気中の水分を吸着させる吸着状態と吸着した水分を放出させる放湿状態とを切り替え可能な吸放湿ユニットと、気流を発生させる送風手段とを備え、吸放湿ユニットの通電状態と送風手段により発生させる風の向きとを制御することにより、ベッドに横になったユーザの顔付近に水分を含む気流を放出することが可能な装置について提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-116130号公報(段落0016-0019、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の技術では送風手段により発生した水分を含む気流が装置から放出されたとたん周囲に拡散してしまうことで、動作状態において水分を含む気流が到達する領域が広くなり、常に体の同じ領域にのみしか気流を当てることができない問題もあった。
【0005】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、複数の送風ユニットにより発生した気流を十分な強さで人体まで到達させることが可能になる一方で、複数の送風ユニットが備える各送風機を制御することによって気流が到達する人体の領域を変位可能とした水粒子送風装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため本発明に係る水粒子送風装置は、水粒子を発生させる水粒子発生部と送風機とを含み、前記送風機を駆動することによって前記水粒子発生部により発生した水粒子を含む気流を発生させる複数の送風ユニットと、区画壁によって区画され、前記複数の送風ユニットによって発生した複数の気流を集める緩衝空間と、前記区画壁の一部に形成され、前記緩衝空間において集められた気流を人体に向けて放出する開口部と、前記複数の送風ユニットに含まれる前記送風機の風量を、送風ユニット単位で制御可能な制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記送風機の風量を送風ユニット単位で制御することにより、前記開口部から放出された前記気流が到達する人体の領域である被送風領域を変位させる。
尚、「開口部から放出された気流が到達する人体の領域である被送風領域」については、被送風領域のみに気流が到達する(被送風領域以外の人体の領域には風が当たらない)としても良いし、被送風領域を中心に気流が到達する(被送風領域以外の周辺領域にも風は当たるが被送風領域と比較して弱い)としても良い。
【発明の効果】
【0007】
前記構成を有する本発明に係る水粒子送風装置によれば、複数の送風ユニットに対して区画壁によって区画された緩衝空間と開口部とを設けることで発生した気流を十分な強さで人体まで到達させることが可能となる。また、複数の送風ユニットが備える各送風機を送風ユニット単位で制御することにより、気流が到達する人体の領域について変位可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る微細水発生装置の正面図である。
本実施形態に係る微細水発生装置を右側方から見た側面図である。
本実施形態に係る微細水発生装置の上面図である。
本実施形態に係る微細水発生装置の分解斜視図である。
正面に設置された前面フィルタを取り外した状態での本体部の正面図である。
送風ユニットについて拡大して示した分解斜視図である。
送風ユニットの概略構成を示した図である。
送風ユニットの基本となる制御パターンを説明した図である。
操作パネルを示した拡大図である。
緩衝空間と送風ユニットにより発せられる気流の関係を示した図である。
本実施形態に係る動作処理プログラムのフローチャートである。
微細水発生装置の運転パターンを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る水粒子送風装置について特に水粒子として粒径が数ナノメートルの微細な水粒子(以下、微細水という)を放出対象とする微細水発生装置1に具体化した実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0010】
ここで、本実施形態の微細水発生装置1は、人体の肌や頭髪などの施術対象に向けて微細水を放出する美容用途や医療用途などに用いられる。微細水発生装置1において放出対象となる微細水は、50ナノメートル以下、より適切にはスチームの1000分の1程度である数ナノメートル(例えば1nm~2nm)の極小サイズの水粒子とする。このような微細水は後述のように特に施術対象である人体の肌に対して放出した場合に、微細水のサイズは肌の水の通り道より小さいため、肌内部の必要な場所に確実に届き、留まることで潤いを長時間に渡って与える顕著な効果が期待できる。但し、微細水発生装置1において放出対象とする水粒子は上記サイズに限られることなく、上記サイズ以下或いは以上であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイシン
判定装置
1日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
1日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
1日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
1日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
1日前
株式会社アイシン
水粒子送風装置
1日前
株式会社アイシン
駐車枠取得システム
1日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置及び車両
1日前
株式会社アイシン
推定装置および車両制御装置
1日前
株式会社アイシン
固体酸化物形セルの製造方法
1日前
個人
健康器具
5日前
個人
鼾防止用具
1日前
個人
歯茎みが品
29日前
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
マッサージ機
16日前
個人
脈波測定方法
8日前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
導電香
22日前
個人
脈波測定方法
1日前
個人
乗馬テラピー
4か月前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
クリップ
1か月前
個人
収納容器
2か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
片足歩行支援具
1か月前
個人
染毛方法
3か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
口内洗浄具
8日前
個人
磁器治療器
4か月前
個人
鼻腔拡張具
6か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
動体視力強化装置
4か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
眼科診療車
1か月前
株式会社コーセー
美爪料
1か月前
続きを見る
他の特許を見る