TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025025950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131238
出願日
2023-08-10
発明の名称
車両用駆動装置及び車両
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250214BHJP(車両一般)
要約
【課題】フレーム部材及び車両用駆動装置の配置領域を上下方向に小さく抑え易い車両用駆動装置を実現する。
【解決手段】車両用駆動装置10が車両の車体に搭載された車載状態で車体を構成するフレーム部材81に連結されるマウント部材70を備え、車載状態で、マウント部材70を除いて最も上側Z1に配置される最上配置部である制御弁Vが、フレーム部材81を上下方向Zに貫通する開口部である特定形状部81aと、上下方向視で重複する位置に配置されるように、マウント部材70と制御弁Vとの位置関係が設定されている。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機と、
車輪に駆動連結される出力部材と、
前記回転電機と前記出力部材との間で駆動力を伝達する動力伝達機構と、
前記回転電機を駆動制御するためのインバータモジュールと、
車載バッテリに電気的に接続され、前記車載バッテリの電圧変換を行う電圧変換回路、外部電源から前記車載バッテリへの充電を行うための充電回路、及び、前記車載バッテリから外部への給電を行うための給電回路の少なくとも1つを備えた電源モジュールと、
車両の車体に搭載された車載状態で、前記車体を構成するフレーム部材に連結されるマウント部材と、
前記車載状態で、前記マウント部材を介して前記フレーム部材に吊り下げられ、前記回転電機及び前記動力伝達機構を収容すると共に、前記インバータモジュール及び前記電源モジュールを支持するケースと、
を備え、
前記車載状態で、前記マウント部材を除いて最も上側に配置される最上配置部が、前記フレーム部材の下面における上側に窪んだ凹部又は前記フレーム部材を上下方向に貫通する開口部である特定形状部と、上下方向視で重複する位置に配置されるように、前記マウント部材と前記最上配置部との位置関係が設定されている、車両用駆動装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記最上配置部の上端が前記特定形状部の内側に収まるように、前記マウント部材と前記最上配置部との位置関係が設定されている、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項3】
前記ケースは、前記回転電機及び前記動力伝達機構が収容された第1ケース部と、前記第1ケース部に対して上側に配置され、前記インバータモジュール及び前記電源モジュールの少なくとも一方が収容された第2ケース部と、を備え、
前記最上配置部は、前記第2ケース部の上面から上側に突出するように前記第2ケース部の上面に配置された、前記インバータモジュール及び前記電源モジュールの少なくとも一方を構成する部品、又は、前記インバータモジュール及び前記電源モジュールの少なくとも一方と熱媒との熱交換を行うための熱媒回路を構成する部品である、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用駆動装置と、
前記フレーム部材を備えた前記車体と、
を備えた車両であって、
上下方向視で前記車体の前後方向に直交する方向を幅方向として、
前記フレーム部材は、少なくとも前記幅方向に延在するように配置され、
前記車両用駆動装置は、前記マウント部材を一対備え、
一対の前記マウント部材は、前記幅方向に互いに離間して配置され、
前記最上配置部は、一対の前記マウント部材の前記幅方向の間に配置され、
前記フレーム部材は、一対の前記マウント部材のそれぞれが取り付けられるマウント取付部を備えると共に、一対の前記マウント取付部の前記幅方向の間に、前記特定形状部が設けられている、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用駆動装置及び車両用駆動装置を備えた車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2019-051888号公報(特許文献1)には、回転電機(16)及びインバータ(30)を備えた車両用駆動装置が開示されている。この特許文献1では、車両は、左右一対のフロントサイドフレーム(2)にマウントブラケット(7)を介して架け渡されたフレーム部材(クロスメンバ8)を備えている。そして、このフレーム部材(8)の下部に、回転電機(16)を備えるモータユニット(15)が懸下され、フレーム部材(8)の上部にインバータ(30)を備えるインバータモジュール(E1)が載置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-051888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、左右一対のフロントサイドフレーム間に架け渡されたフレーム部材は、車体の剛性に関与する部材であるため上下方向に十分な厚みを有する必要があり、更にフレーム部材の上下方向における両側に車両用駆動装置のモータやインバータを配置するための領域を確保する必要がある。このため、フレーム部材を挟む車両用駆動装置の配置領域が上下方向に大きくなるという問題があった。
【0005】
そこで、フレーム部材及び車両用駆動装置の配置領域を上下方向に小さく抑え易い車両用駆動装置の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用駆動伝達装置は、回転電機と、車輪に駆動連結される出力部材と、前記回転電機と前記出力部材との間で駆動力を伝達する動力伝達機構と、前記回転電機を駆動制御するためのインバータモジュールと、車載バッテリに電気的に接続され、前記車載バッテリの電圧変換を行う電圧変換回路、外部電源から前記車載バッテリへの充電を行うための充電回路、及び、前記車載バッテリから外部への給電を行うための給電回路の少なくとも1つを備えた電源モジュールと、車両の車体に搭載された車載状態で、前記車体を構成するフレーム部材に連結されるマウント部材と、前記車載状態で、前記マウント部材を介して前記フレーム部材に吊り下げられ、前記回転電機及び前記動力伝達機構を収容すると共に、前記インバータモジュール及び前記電源モジュールを支持するケースと、を備え、前記車載状態で、前記マウント部材を除いて最も上側に配置される最上配置部が、前記フレーム部材の下面における上側に窪んだ凹部又は前記フレーム部材を上下方向に貫通する開口部である特定形状部と、上下方向視で重複する位置に配置されるように、前記マウント部材と前記最上配置部との位置関係が設定されている。
【0007】
本構成によれば、車載状態で、車両用駆動装置におけるマウント部材を除いて最も上側に配置される最上配置部が、フレーム部材の下面の凹部又は開口部である特定形状部と上下方向視で重複する位置に配置されるため、最上配置部の上端を特定形状部の内側に収めるように配置したり、或いは、最上配置部を特定形状部の内側に収めない場合でも車両用駆動装置とフレーム部材の下面との隙間を確保しつつ、車両用駆動装置の配置領域とフレーム部材の配置領域とを上下方向に接近させることができる。従って、車両用駆動装置及びフレーム部材の配置領域を上下方向に小さく抑え易い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態の車両用駆動装置を示す図
図1の車両用駆動装置の模式図
図2の車両用駆動装置を詳細に説明するための分解斜視図
図3の車両用駆動装置を別の方向から見た分解斜視図
図2の車両用駆動装置を詳細に説明するための斜視図
図5の車両用駆動装置を別の方向から見た斜視図
図6の車両用駆動装置の補助マウントブラケットの斜視図
図1の車両用駆動装置の制御ブロック図
図2のインバータモジュールの配置を示す図
図2の冷却ユニットを含む冷却液経路を示す図
図1の車両における車両用駆動装置の連結を示す図
図1の車両用駆動装置が連結されるフレーム部材の上面図
図12のフレーム部材の側面図
図12のフレーム部材及び車両用駆動装置の斜視図
第2の実施形態のフレーム部材を示す側面図
第3の実施形態のフレーム部材を示す側面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1の実施形態〕
以下では、第1の実施形態に係る車両用駆動装置10について図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、車両用駆動装置10が搭載された車両8を示す図である。車両用駆動装置10は、回転電機MGと、車輪(W1、W2)に駆動連結される出力部材と、回転電機MGと出力部材との間で駆動力を伝達する動力伝達機構GTと、を備える。ここで、回転電機MGが備えるロータ12の回転軸心X1に沿う方向を軸方向Lとする。動力伝達機構GTは、回転電機MGのロータ12に対して軸方向Lの一方側である軸方向第1側L1に配置される。回転電機MGは、車両8の駆動力源である。動力伝達機構GTは、減速機16と差動歯車機構15とを含む。「出力部材」の例としては、後述の第1サイドギヤ15a、第2サイドギヤ15b、それらのスプライン係合部15d、第1ドライブシャフトDS1、第2ドライブシャフトDS2、連結軸17等、が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイシン
判定装置
2日前
株式会社アイシン
情報処理装置
3日前
株式会社アイシン
物体検出装置
9日前
株式会社アイシン
暖機システム
3日前
株式会社アイシン
車載充電装置
9日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
2日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
2日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
2日前
株式会社アイシン
水粒子送風装置
2日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
2日前
株式会社アイシン
駐車枠取得システム
2日前
株式会社アイシン
バッテリ暖機システム
2日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置及び車両
2日前
株式会社アイシン
車両用のバッテリーケース
3日前
株式会社アイシン
推定装置および車両制御装置
2日前
株式会社アイシン
固体酸化物形セルの製造方法
2日前
株式会社アイシン
差動ギヤ機構およびその設計方法
6日前
個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
6日前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
4か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る