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公開番号
2025025162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129688
出願日
2023-08-09
発明の名称
排気浄化システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
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個人
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個人
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個人
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個人
主分類
F01N
3/08 20060101AFI20250214BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】酸化触媒の性能が低下しても排気ガス中の煤を適切に酸化させる。
【解決手段】排気浄化システムSは、エンジン10の排気ガスが流れる排気通路15に設けられた酸化触媒20と、酸化触媒20の上流側での排気ガス中の二酸化炭素の第1濃度と、酸化触媒20の下流側での排気ガス中の二酸化炭素の第2濃度とを取得する第1取得部122と、第1濃度と第2濃度との濃度差が第1閾値よりも小さい場合には、排気通路15内において酸化触媒20の上流側にオゾンを噴射させる噴射制御部126を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関の排気ガスが流れる排気通路に設けられた酸化触媒と、
前記酸化触媒の上流側での前記排気ガス中の二酸化炭素の第1濃度と、前記酸化触媒の下流側での前記排気ガス中の二酸化炭素の第2濃度とを取得する第1取得部と、
前記第1濃度と前記第2濃度との濃度差が第1閾値よりも小さい場合には、前記排気通路内において前記酸化触媒の上流側にオゾンを噴射させる噴射制御部と、
を備える、排気浄化システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記噴射制御部は、前記濃度差が前記第1閾値より低い第2閾値よりも小さい場合に、前記濃度差が前記第2閾値以上である場合よりも、前記オゾンの噴射量を多くする、
請求項1に記載の排気浄化システム。
【請求項3】
前記噴射制御部は、前記オゾンの噴射後に前記濃度差が前記第1閾値以上になると、前記オゾンの噴射を停止させる、
請求項1に記載の排気浄化システム。
【請求項4】
前記オゾンを発生するオゾン発生部を更に備え、
前記噴射制御部は、前記濃度差が前記第1閾値よりも小さい場合には、前記オゾン発生部に前記オゾンを発生させ、発生した前記オゾンを前記排気通路内に噴射させる、
請求項1に記載の排気浄化システム。
【請求項5】
前記内燃機関の回転数と前記内燃機関に作用する負荷とを取得する第2取得部を更に備え、
前記噴射制御部は、前記第2取得部が取得した前記回転数及び前記負荷に対応した前記第1閾値を特定する、
請求項1に記載の排気浄化システム。
【請求項6】
前記オゾンを噴射する噴射部を更に備え、
前記排気通路において前記噴射部と前記酸化触媒の間の距離は、前記噴射部と前記内燃機関の間の距離よりも長い、
請求項1に記載の排気浄化システム。
【請求項7】
前記酸化触媒の上流側に設けられ、前記第1濃度を検出する第1検出部と、
前記酸化触媒の下流側に設けられ、前記第2濃度を検出する第2検出部と、を更に備え、
前記第1取得部は、前記第1検出部が検出した前記第1濃度と、前記第2検出部が検出した前記第2濃度とを取得する、
請求項1に記載の排気浄化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
排気浄化システムは、排気ガスが流れる排気通路に設けられた酸化触媒(DOC)を有する。酸化触媒は、排気ガスに含まれる煤を酸化することで、下流側に設けられたフィルタに煤がたまることを抑制できる。
また、排気浄化システムの中には、酸化触媒の上流側に設けられたオゾン噴射部がオゾンを噴射して、COとNOを酸化させるものがある(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-31928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、酸化触媒の表面に硫黄やリン等が付着することで、酸化触媒の酸化性能が低下する場合がある。その対策として、特許文献1の技術を用いても、オゾン噴射部は、酸化性能の低下前と同じようにオゾンを噴射するため、煤の酸化が不十分となるおそれがある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、酸化触媒の性能が低下しても排気ガス中の煤を適切に酸化させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様においては、内燃機関の排気ガスが流れる排気通路に設けられた酸化触媒と、前記酸化触媒の上流側での前記排気ガス中の二酸化炭素の第1濃度と、前記酸化触媒の下流側での前記排気ガス中の二酸化炭素の第2濃度とを取得する第1取得部と、前記第1濃度と前記第2濃度との濃度差が第1閾値よりも小さい場合には、前記排気通路内において前記酸化触媒の上流側にオゾンを噴射させる噴射制御部と、を備える、排気浄化システムを提供する。
【0007】
また、前記噴射制御部は、前記濃度差が前記第1閾値より低い第2閾値よりも小さい場合に、前記濃度差が前記第2閾値以上である場合よりも、前記オゾンの噴射量を多くすることとしてもよい。
【0008】
また、前記噴射制御部は、前記オゾンの噴射後に前記濃度差が前記第1閾値以上になると、前記オゾンの噴射を停止させることとしてもよい。
【0009】
また、前記オゾンを発生するオゾン発生部を更に備え、前記噴射制御部は、前記濃度差が前記第1閾値よりも小さい場合には、前記オゾン発生部に前記オゾンを発生させ、発生した前記オゾンを前記排気通路内に噴射させることとしてもよい。
【0010】
また、前記内燃機関の回転数と前記内燃機関に作用する負荷とを取得する第2取得部を更に備え、前記噴射制御部は、前記第2取得部が取得した前記回転数及び前記負荷に対応した前記第1閾値を特定することとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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