TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025024932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129324
出願日
2023-08-08
発明の名称
積層体の製造方法
出願人
株式会社ディスコ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/02 20060101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】親水化処理が行われた後の表面に異物が付着し難い積層体の製造方法を提供する。
【解決手段】第1面を有する板状の第1部材と、第1面に対面する第2面を有する板状の第2部材と、を含む積層体を製造する際に用いられる積層体の製造方法であって、第1部材の第1面に親水性の官能基を付す親水化処理を行う親水化ステップと、親水化ステップの後に、第1部材の第1面と第2部材の第2面とが対面した状態になるまで第1部材を搬送して移動させる搬送ステップと、搬送ステップの後に、第1部材の第1面と第2部材の第2面とを接触させることにより第1部材と第2部材とを接合により貼り合わせて積層体を形成する接合ステップと、を含み、搬送ステップでは、第1部材の第1面を液体で覆った状態で第1部材を搬送する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面を有する板状の第1部材と、該第1面に対面する第2面を有する板状の第2部材と、を含む積層体を製造する際に用いられる積層体の製造方法であって、
該第1部材の該第1面に親水性の官能基を付す親水化処理を行う親水化ステップと、
該親水化ステップの後に、該第1部材の該第1面と該第2部材の該第2面とが対面した状態になるまで該第1部材を搬送して移動させる搬送ステップと、
該搬送ステップの後に、該第1部材の該第1面と該第2部材の該第2面とを接触させることにより該第1部材と該第2部材とを接合により貼り合わせて該積層体を形成する接合ステップと、を含み、
該搬送ステップでは、該第1部材の該第1面を液体で覆った状態で該第1部材を搬送する積層体の製造方法。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
該親水化ステップの後に、該親水化処理が行われた該第1部材の該第1面を洗浄する洗浄ステップを更に含む請求項1に記載の積層体の製造方法。
【請求項3】
該搬送ステップでは、該液体としての水を該第1部材の該第1面に供給し続けながら該第1部材を搬送する請求項1又は請求項2に記載の積層体の製造方法。
【請求項4】
該搬送ステップでは、該液体としての水に浸漬した状態で該第1部材を搬送する請求項1又は請求項2に記載の積層体の製造方法。
【請求項5】
該親水化ステップでは、該第2部材の該第2面に親水性の官能基を付す親水化処理を更に行い、該搬送ステップでは、該第2部材の該第2面を液体で覆った状態で該第2部材を更に搬送する請求項1又は請求項2に記載の積層体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体を製造する際に用いられる積層体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
集積回路(IC:Integrated Circuit)に代表されるデバイスの更なる高集積化を実現するために、近年では、複数の半導体チップを厚みの方向に重ねて貫通電極(TSV:Through Silicon Via)等で接続する3次元集積が実用化されている。この3次元集積では、例えば、デバイスが設けられた複数のウェーハが、接合等の方法により貼り合わせられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
具体的には、まず、各ウェーハの貼り合わせにかかる表面を構成する酸化膜に対して、親水化処理が施され、この表面に、親水性の官能基である水酸基が付される。次に、水酸基が付された表面同士を接触させるように、複数のウェーハが重ねられる。これにより、表面を構成する酸化膜同士が水素結合により密着し、ウェーハに対して別のウェーハが積層された構造を持つ積層体(積層ウェーハ)が得られる。その後、積層体に対して、貼り合わせの力を強めるための熱処理が施される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-150172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述のような方法で積層体を製造する際には、ウェーハの各部に微細な異物(パーティクル)が付着することがある。例えば、親水化処理が行われた後の各ウェーハの表面に異物が付着すると、この異物が存在する部分で表面同士の密着が阻害され、気泡等の不良が発生し易くなってしまう。
【0006】
よって、本発明の目的は、親水化処理が行われた後の表面に異物が付着し難い積層体の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面によれば、第1面を有する第1部材と、該第1面に対面する第2面を有する第2部材と、を含む積層体を製造する際に用いられる積層体の製造方法であって、該第1部材の該第1面に親水性の官能基を付す親水化処理を行う親水化ステップと、該親水化ステップの後に、該第1部材の該第1面と該第2部材の該第2面とが対面した状態になるまで該第1部材を搬送して移動させる搬送ステップと、該搬送ステップの後に、該第1部材の該第1面と該第2部材の該第2面とを接触させることにより該第1部材と該第2部材とを接合により貼り合わせて該積層体を形成する接合ステップと、を含み、該搬送ステップでは、該第1部材の該第1面を液体で覆った状態で該第1部材を搬送する積層体の製造方法が提供される。
【0008】
好ましくは、該親水化ステップの後に、該親水化処理が行われた該第1部材の該第1面を洗浄する洗浄ステップを更に含む。
【0009】
また、好ましくは、該搬送ステップでは、該液体としての水を該第1部材の該第1面に供給し続けながら該第1部材を搬送する。また、好ましくは、該搬送ステップでは、該液体としての水に浸漬した状態で該第1部材を搬送する。
【0010】
また、好ましくは、該親水化ステップでは、該第2部材の該第2面に親水性の官能基を付す親水化処理を更に行い、該搬送ステップでは、該第2部材の該第2面を液体で覆った状態で該第2部材を更に搬送する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
トイレ用照明スイッチ
3日前
CKD株式会社
巻回装置
2日前
CKD株式会社
巻回装置
2日前
イリソ電子工業株式会社
電子部品
6日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
10日前
オムロン株式会社
電磁継電器
10日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
10日前
オムロン株式会社
電磁継電器
10日前
オムロン株式会社
電磁継電器
10日前
日新電機株式会社
変圧器
18日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
2日前
国立大学法人信州大学
トランス
10日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
24日前
株式会社ヨコオ
ソケット
17日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
23日前
三洲電線株式会社
撚線導体
24日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
2日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
24日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
17日前
日新イオン機器株式会社
気化器、イオン源
3日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
端子台
2日前
矢崎総業株式会社
端子台
2日前
矢崎総業株式会社
端子台
2日前
矢崎総業株式会社
端子台
2日前
住友電気工業株式会社
耐熱電線
10日前
株式会社村田製作所
コイル部品
16日前
矢崎総業株式会社
端子台
2日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
17日前
株式会社村田製作所
電池パック
24日前
河村電器産業株式会社
接続装置
18日前
株式会社村田製作所
コイル部品
2日前
株式会社ダイヘン
リユース方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池モジュール
2日前
株式会社村田製作所
コイル部品
2日前
続きを見る
他の特許を見る