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公開番号
2025023840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2024126198
出願日
2024-08-01
発明の名称
構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法
出願人
中建安装集団有限公司
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
G06F
30/13 20200101AFI20250207BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法を提供し、電気機械システムのインテリジェントなデバックの技術分野に属する。
【解決手段】本発明は「部材情報+位置情報」のコーディング体系に基づいて、部材の識別メカニズムを迅速、正確且つインテリジェントに確立できて、同じエリア、同じシステム、同じパイプライン及び同じタイプの異なる部材の指向が一意であることを実現できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法であって、
既存の情報分類及びコーディング体系を集約及び分析して、コーディング要件を決定するステップ1と、
コード構造は、位置情報コードと属性情報コードの2つの部分を含む柔軟なコード構造(弾性コード構造)に設計されるステップ2と、
コード構造の詳細設計を実行するステップ3と、
電気機械システムの各部材のBIMモデルをコード情報と対応させて、一意のID識別子の標定を完了するステップ4と、
Revit付属のAPIインターフェースメカニズムに基づいて、外部プログラミングツールと組み合わせて、情報パラメータの自動付与ツールを開発し、前記BIMモデルにIDコードを含む各段階の主要情報要件パラメータを付与し、前記IDコードの一意性の標定と主要情報の互換性から賦与した建物の電気機械情報管理を完了し、最後に、対応するディレクトリに対応するアドインツールファイルを作成するステップ5と、
前記ステップ3で設計されたコーディングを技術基礎として、コーディングルールを分類、整理し、対応する論理ルールに変換して、コンピュータで実行可能な論理言語を形成し、二次開発を通じてプログラム制御とインタラクションインターフェース操作の利点をRevitソフトウェア内に統合して、手作業によるコーディングをコンピュータによる自動化に置き換え、前記BIMモデルのインテリジェントなコーディングを実現し、最後に、情報パラメータ自動付与ツールを通じて前記BIMモデルのコーディング及び各段階情報リストを自動付与するステップ6と、
建物の電気機械システムの各段階における各参加者の情報リストを分析することにより、前記ステップ4の一意の前記ID識別子の標定に基づいて、情報パラメータ自動付与ツールを使用して前記BIMモデルに前記IDコードを含む各段階情報リストパラメータを付与して、BIMモデルを基本ユニットとした情報の保存と伝送管理を実現し、最後に部材の前記ID識別コードの情報を検索することで、BIMモデルを基本ユニットとした情報の抽出とインタラクションマネジメントを実現するステップ7と、
前記BIMモデルの中から前記ステップ3に記載のコードを使用して建物の電気機械システムを構成する各部材に対して検索測位及び状態検査を行い、各段階の情報リストを照合して、風システムと水システムを比較及び対照し、検査するステップ8と、
風システムのテスト及び調整を実施するステップ9と、
水システムのテスト及び調整を実施するステップ10と、
電気機械システムの全てのデバックプロジェクトが完了したら、前記BIMモデル内から電気機械システムに含まれる部材のデバック情報リストを導出して、現場での測定データと結果を添付した後、整理、分析し、まとめてファイリングするステップ11を含むことを特徴とする構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
続きを表示(約 3,500 文字)
【請求項2】
前記ステップ3の具体的なプロセスは、まず、情報コーディングは、線形階層コード形式を使用して、建物情報を開始点とし位置決めて、部品の連番にコード化されるまで、上から下へレベル毎に順次展開して前記BIMモデル作成の統一性と部材識別の一意性を確保するように設計され、次に、コード構造を具体的に設計し、電気機械部品の位置検索により、位置情報コードは第1レベルの位置情報コード、第2レベルの位置情報コード、及び第3レベルの位置情報コードの3つの部分に分割され、属性情報コードは電気機械システムの構造に従って、第1レベルの属性情報コード、第2レベルの属性情報コード、第3レベルの属性情報コード、第4レベルの属性情報コード、第5レベルの属性情報コード及び第6レベルの属性情報コードの6つの部分に分割されることを特徴とする請求項1に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
【請求項3】
前記第1レベルの位置情報コードは建物情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は建物を表し、「1」がメイン建物、「2」が付属建物、「3」が特別区域の補助用建物を表し、次の桁と末位の桁の数字01~99は建物のシーケンス番号を表し、
前記第2レベルの位置情報コードはフロア情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9はフロアを表し、「1」が地上フロア、「2」が地下フロアを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はフロアのシーケンス番号を表し、
前記第3レベルの位置情報コードは設備機械室情報を表し、コード形式は、4桁で表し、最初桁と次の桁の数字11~39は設備室のタイプを表し、「11~19」が換気空調専門の設備機械室、「21~29」が給水及び排水専門の設備機器室、「31~39」が消防専門の設備機械室を表し、第3桁と末位の桁の数字01~99は設備室のシーケンス番号を表し、設備室や機械室ではないエリアは0000で表すことを特徴とする請求項2に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
【請求項4】
第1レベルの属性情報コードは専門分野情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は専門分野を表し、「1」が換気空調専門システム、「2」が給水及び排水専門システム、「3」が消防専門システムを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はサブアイテムシステムを表し、
前記第2レベルの属性情報コードは電気機械モジュールの分類情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は専門分野を表し、「1」が換気空調専門システム、「2」が給水及び排水専門システム、「3」が消防専門システムを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はサブアイテムシステムを表し、
前記第3レベルの属性情報コードは部材分類情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は専門分野を表し、「1」が換気空調専門システム、「2」が給水及び排水専門システム、「3」が消防専門システムを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はサブアイテムシステムを表すことを特徴とする請求項2に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
【請求項5】
前記第4レベルの属性情報コードは部材の補足情報を表し、コード形式は3桁数字を用いて表し、第3レベルの属性情報コードの特定に基づいて細分化し、前記第5レベルの属性情報コードは部材の取付角度情報を表し、コード形式は2桁数字を用いて表し、X軸を基準として5°ごとに増加することであり、00は水平の取付を表し、01はX軸から5°オフセットして取り付けることを意味するなど、これによって類推し、前記第6レベルの属性情報コードは部材のシーケンスを表し、コード形式は2桁数字を用いてシーケンス番号を表すことを特徴とする請求項4に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
【請求項6】
前記ステップ4の具体的なプロセスは、部材の前記BIMモデルを位置情報と属性情報の2つ次元の情報に分割し、これに基づいて、さらに位置情報を3つのサブレベルに分割し、属性情報を6つのサブレベルに分割し、次に、位置情報は、前記BIMモデルを開始点として位置決めて、上から下へレベル毎に順次展開し、3つのレベルの位置情報は上から下へ、それぞれが建物情報、フロア情報、設備機械室情報であり、最後に、前記BIMモデル構築要件を実現するために、電気機械部材の専門分野、モジュール分類、システム分類、材質パラメータ、取付角度、シーケンス番号の6つのレベルの属性パラメータ情報を含む属性情報を追加して、一意のID識別子の標定を完了することを特徴とする請求項1に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
【請求項7】
前記ステップ9の具体的なプロセスは、
(1)実測各段階風量に基づいて、前記BIMモデル内から各設備の情報リストを一つずつ照合し、
(2)総風量のテストと調整:前記BIMモデル内からソフトウェア持参統計機能を使用して、システムパイプの直線パイプセグメントの比較的に長い部分を検索し、部材IDコードによりパイプを位置決めして、情報リストを読み取り、情報リスト内容に示す情報をもとにモデル内に測定断面板を作成し、空気の流れが均一な場所に配置し、パイプが長方形風パイプの場合、断面板を等しい面積の複数正方形の小断面に分割し、測定点を各小断面の中心に配置し、パイプが円形パイプの場合、断面板を等しい面積の複数の同心のリングに分割し、測定点は各リングの面積等分線上に配置され、且つ互いに直交する2つの直径上に4つの測定点を配置し、前記BIMモデル内で各測定点に対して初期測定を実行し、初期測定の平均値を取得して総風量を計算し、標準要件が満たされると、前記BIMモデルで測定された断面板のサイズに基づいて、実体の測定板を作成し、総風量テストを行い、
(3)末端風データのテストと調整:前記BIMモデル内から末端風口の情報リストを一つずつ照合し、気流組織のシミュレーションを使用して、分岐パイプのパイプラインの通過流量の割合の設定により、各送風口をバランス調整して、各風口のシミュレーションデータパラメータを情報リストと一致させ、分岐パイプのパイプラインの通過流量割合の設定を参考し、電気機械システムの各分岐パイプの調整バルブの開度を調整し、同時に、実測値がモデル情報リストと一致するまで実測テストを行うこと、が含まれることを特徴とする請求項1に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
【請求項8】
前記ステップ10の具体的なプロセスは、
(1)前記BIMモデル内から水システムの検査し、
(2)システム水充填:前記BIMモデル内から水補充設備、システムメインバルブ、建物の制御弁、フロア制御弁、末端弁を一つずつ位置決めし、前記IDコードを読み取り、水の流れ順序に従って並び替えて、現場では、前記IDコードの並べ替えに従って、順次に水補充設備を起動し、システムメインバルブを開き、フロア制御弁を開き、末端弁を開いて漏れがないか一つずつ検査し、排気し、
(3)パイプラインテスト及び調整:前記BIMモデル内から設備、パイプライン、末端の情報リストを一つずつ照合し、システム総流量を確定し、現場設備と比較及び対照し、メインパイプラインの情報リストデータに基づいて、設備の前バルブの通過流量の割合を調整することにより、各設備の流量に対して分配設定を行い、分岐パイプの情報リストデータに基づいて、メインパイプラインのバルブの通過流量の割合を調整することにより、各パイプラインに対して分配及びバランス調整を行い、末端情報リストデータに基づいて、分岐パイプラインのバルブの通過流量の割合を調整することにより、各末端に対して分配及びバランス調整を行い、設備の前記前バルブ、前記メインパイプラインのバルブ、前記分岐パイプラインのバルブの順序に従って、バルブのIDコード及び通過流量の割合を一つずつ統計し、統計情報に基づいて各バルブの開度調整を実行し、同時に実測値がモデル情報リストと一致するまで実測テストすることが含まれることを特徴とする請求項1に記載の構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機械システムのインテリジェントなデバックの技術分野に属し、特に、構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)
【背景技術】
【0002】
科学技術の発展とコア技術の革新のブレークスルーに伴い、超高層ビルや大規模オフィスビル、大型複合商業施設などの建物はますます増え、建物に含まれる電気機械設備の種類、パイプラインシステム、部品のモデルはますます複雑で多様になっており、建設業界の転換と高度化を促進する主要な手段の1つとする技術は、適用がますます深くなり、対応範囲が徐々に拡大して、建設業界の将来発展の必然的な傾向となっている。同時に、建物の電気機械システムデバック実践過程では、システム設備、バルブ、管継手及び端子等の部材の情報管理では視覚的な管理、即ち、ラベル付け、色付け、番号付けなどの方式が多く使用される。この方法では、デバック過程で管理の混乱やエラー、漏れが生じやすく、システムのデバック効率が低下したり、事故が発生する確率が高まったりするなどの問題が発生する。一方、部材情報の管理をコーディングの形式で実行すると、全体のデバック案の実現に役立つことができるが、建物の電気機械システムのコーディング案は比較的不足しており、主にプロジェクト情報の欠如、部材の位置情報の欠如などに現れるが、これらは建物の電気機械システムのデバックに必要な重要な情報である。その中で、プロジェクト情報は、部材管理情報とエンジニアリング建設オブジェクトを関連付けるために必要なブリッジであり、部材の位置情報は、情報管理検索とデバック制御位置決めの間の相互作用を実現するための重要な要素であり、重要な情報の不足は、建物の電気機械情報の管理過程中における部材指向が一意である実際のニーズを満たすことは困難である。したがって、本発明は、上記の既存の問題を解決するために、構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法を設計した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、既存の技術に存在する不足に対して、構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法を提供し、従来の建物の電気機械システムのデバック過程において、管理の混乱、エラー、抜け漏れなどが発生しやすく、システムデバック効率の低下、事故発生確率の向上などの問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、以下の技術的手段により上記技術的目的を実現する。
構築情報及び位置情報に基づく電気機械システムのデバック方法であって、
既存の情報分類及びコーディング体系を集約及び分析して、コーディング要件を決定するステップ1と、
コード構造は、位置情報コードと属性情報コードの2つの部分を含む柔軟なコード構造(弾性コード構造)に設計されるステップ2と、
コード構造の詳細設計を実行するステップ3と、
電気機械システムの部材のBIMモデルをコード情報と対応させて、一意のID識別子の標定を完了するステップ4と、
Revit付属のAPIインターフェースメカニズムに基づいて、外部プログラミングツールと組み合わせて、情報パラメータの自動付与ツールを開発し、BIMモデルにIDコードを含む各段階の主要情報要件パラメータを付与し、IDコードの一意性の標定と主要情報の互換性から賦与した建物の電気機械情報管理を完了し、最後に、対応するディレクトリに対応するアドイン(Addin)ツールファイルを作成するステップ5と、
ステップ3で設計されたコーディングを技術基礎として、コーディングルールを分類、整理し、対応する論理ルールに変換して、コンピュータで実行可能な論理言語を形成し、二次開発を通じてプログラム制御とインタラクションインターフェース操作の利点をRevitソフトウェア内に統合して、手作業によるコーディングをコンピュータによる自動化に置き換え、BIMモデルのインテリジェントなコーディングを実現し、最後に、情報パラメータ自動付与ツールを通じてBIMモデルのコーディング及び各段階情報リストを自動付与するステップ6と、
建物の電気機械システムの各段階における各参加者の情報リストを分析することにより、ステップ4の一意のID識別子の標定に基づいて、情報パラメータ自動付与ツールを使用してBIMモデルにIDコードを含む各段階情報リストパラメータを付与して、BIMモデルを基本ユニットとした情報の保存と伝送管理を実現し、最後に部材のID識別コードの情報を検索することで、BIMモデルを基本ユニットとした情報の抽出とインタラクションマネジメントを実現するステップ7と、
BIMモデルの中からステップ3に記載のコードを使用して建物の電気機械システムを構成する各部材に対して検索測位及び状態検査を行い、各段階の情報リストを照合して、風システムと水システムを比較及び対照し、検査するステップ8と、
風システムのテスト及び調整を実施するステップ9と、
水システムのテスト及び調整を実施するステップ10と、
建物の電気機械システムの全てのデバックプロジェクトが完了したら、BIMモデル内から建物の電気機械システムに含まれる部材のデバック情報リストを導出して、現場での測定データと結果を添付した後、整理、分析し、1冊の本にまとめてファイリングするステップ11を含む。
【0005】
さらに、前記ステップ3の具体的なプロセスは、まず、情報コーディングは、線形階層コード形式を使用して、建物情報を開始点とし位置決めて、部品の連番にコード化されるまで、上から下へとレベル毎に順次展開して、BIMモデル作成の統一性と部材識別の一意性を確保するように設計され、次に、コード構造を具体的に設計し、電気機械部品の位置検索により、位置情報コードは第1レベルの位置情報コード、第2レベルの位置情報コード、及び第3レベルの位置情報コードの3つの部分に分割され、属性情報コードは電気機械システムの構造に従って、第1レベルの属性情報コード、第2レベルの属性情報コード、第3レベルの属性情報コード、第4レベルの属性情報コード、第5レベルの属性情報コード及び第6レベルの属性情報コードの6つの部分に分割される。
【0006】
さらに、前記第1レベルの位置情報コードは建物情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は建物を表し、「1」がメイン建物、「2」が付属建物、「3」が特別区域の補助用建物を表し、次の桁と末位の桁の数字01~99は建物のシーケンス番号を表し、
第2レベルの位置情報コードはフロア情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9はフロアを表し、「1」が地上フロア、「2」が地下フロアを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はフロアのシーケンス番号を表し、
第3レベルの位置情報コードは設備機械室情報を表し、コード形式は、4桁で表し、最初桁と次の桁の数字11~39は設備室のタイプを表し、「11~19」が換気空調専門の設備機械室、「21~29」が給水及び排水専門の設備機器室、「31~39」が消防専門の設備機械室を表し、第3桁と末位の桁の数字01~99は設備室のシーケンス番号を表し、設備室や機械室ではないエリアは0000で表す。
【0007】
さらに、第1レベルの属性情報コードは専門分野情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は専門分野を表し、「1」が換気空調専門システム、「2」が給水及び排水専門システム、「3」が消防専門システムを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はサブアイテムシステムを表し、
第2レベルの属性情報コードは電気機械モジュールの分類情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は専門分野を表し、「1」が換気空調専門システム、「2」が給水及び排水専門システム、「3」が消防専門システムを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はサブアイテムシステムを表し、
第3レベルの属性情報コードは部材分類情報を表し、コード形式は、3桁で表し、最初桁の数字1~9は専門分野を表し、「1」が換気空調専門システム、「2」が給水及び排水専門システム、「3」が消防専門システムを表し、次の桁と末位の桁の数字01~99はサブアイテムシステムを表す。
【0008】
さらに、前記第4レベルの属性情報コードは部材の補足情報を表し、コード形式は3桁数字を用いて表し、第3レベルの属性情報コードの特定に基づいて細分化し、第5レベルの属性情報コードは部材の取付角度情報を表し、コード形式は2桁数字を用いて表し、X軸を基準として5°ごとに増加することであり、00は水平の取付を表し、01はX軸から5°オフセットして取り付けることを意味するなど、これによって類推し、第6レベルの属性情報コードは部材のシーケンスを表し、コード形式は2桁数字を用いてシーケンス番号を表す。
【0009】
さらに、前記ステップ4の具体的なプロセスは、部材のBIMモデルを位置情報と属性情報の2つ次元の情報に分割し、これに基づいて、さらに位置情報を3つのサブレベルに分割し、属性情報を6つのサブレベルに分割し、次に、位置情報は、BIMモデルを開始点として位置決めて、上から下へとレベル毎に順次展開し、3つのレベルの位置情報は上から下へ、それぞれが建物情報、フロア情報、設備機械室情報であり、最後に、BIMモデル構築要件を実現するために、電気機械部材の専門分野、モジュール分類、システム分類、材質パラメータ、取付角度、シーケンス番号の6つのレベルの属性パラメータ情報を含む属性情報を追加して、一意のID識別子の標定を完了する。
【0010】
さらに、前記ステップ9の具体的なプロセスは、次のものが含まれる。
(1)実測各段階風量に基づいて、BIMモデル内から各設備の情報リストを一つずつ照合し、
(2)総風量のテストと調整:BIMモデル内からソフトウェア持参統計機能を使用して、システムパイプの直線パイプセグメントの比較的に長い部分を検索し、部材IDコードによりパイプを位置決めして、情報リストを読み取り、情報リスト内容に示す情報をもとにモデル内に測定断面板を作成し、空気の流れが均一な場所に配置し、パイプが長方形風パイプの場合、断面板を等しい面積の複数正方形の小断面に分割し、測定点を各小断面の中心に配置し、パイプが円形パイプの場合、断面板を等しい面積の複数の同心のリングに分割し、測定点は各リングの面積等分線上に配置され、且つ互いに直交する2つの直径上に4つの測定点を配置し、BIMモデル内で各測定点に対して初期測定を実行し、初期測定の平均値を取得して総風量を計算し、標準要件が満たされると、BIMモデルで測定された断面板のサイズに基づいて、実体の測定板を作成し、総風量テストを行い、
(3)末端風データのテストと調整:BIMモデル内から末端風口の情報リストを一つずつ照合し、気流組織のシミュレーションを使用して、分岐パイプのパイプラインの通過流量の割合の設定により、各送風口をバランス調整して、各風口のシミュレーションデータパラメータを情報リストと一致させ、分岐パイプのパイプラインの通過流量割合の設定を参考し、電気機械システムの各分岐パイプの調整バルブの開度を調整し、同時に、実測値がモデル情報リストと一致するまで実測テストを行う。
(【0011】以降は省略されています)
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