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公開番号2025023265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024211630,2023188065
出願日2024-12-04,2018-06-29
発明の名称結束機
出願人マックス株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B65B 13/18 20060101AFI20250206BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】結束後のワイヤが抜けにくくなることを抑制することが可能な鉄筋結束機を提供する。
【解決手段】ワイヤWを切断する切断部8A1は、ワイヤWが通る第1のワイヤ通路83が形成される固定刃80Aと、ワイヤWが通る第2のワイヤ通路86A1が形成され、固定刃80Aの外周面を摺動してワイヤWを切断する可動刃81A1とを備える。可動刃81A1は、第2のワイヤ通路86A1の一の側に設けられ、固定刃80Aの外周面に沿って摺動する刃部87Aと、第2のワイヤ通路86A1の他の側に設けられる通路形成部材95A1を備える。第2のワイヤ通路86A1は、可動刃81A1が待機位置に移動する動作で、切断後のワイヤWを誘導する誘導部93A1を通路形成部材95A1に備え、誘導部93A1部は、第2のワイヤ通路86A1が、ワイヤWの送り方向に沿った上流側の端部の開口に対して下流側の端部の開口の方が、可動刃81A1の回転方向に沿った間隔が大きくなるように凹部をなす凹凸を有した面で構成される。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤを送るワイヤ送り部と、
前記ワイヤ送り部で送られるワイヤの送り方向に沿って前記ワイヤ送り部の下流側に設けられ、ワイヤが通る第1のワイヤ通路が形成される固定刃と、ワイヤが通る第2のワイヤ通路が形成され、前記固定刃の外周面を摺動してワイヤを切断する可動刃とを有する切断部と、
前記ワイヤ送り部と前記切断部との間で、かつ、ワイヤの送り経路の第1の側に設けられ、前記第1の側からワイヤに当接可能な第1の当接部と、
前記切断部の下流側で、かつ、ワイヤの送り経路に対し前記第1の側と反対側の第2の側に設けられ、前記第2の側からワイヤに当接可能な第2の当接部を含み、前記第1の当接部に当接した状態の前記ワイヤに前記第2の当接部が当接することで、前記ワイヤの進行方向を規制して前記ワイヤをカールさせるガイド部とを備え、
前記可動刃は、前記第1のワイヤ通路と前記第2のワイヤ通路とが連通する待機位置と、前記第1のワイヤ通路と前記第2のワイヤ通路とが非連通となる移動終了位置との間で移動可能であり、
前記第2のワイヤ通路は、前記固定刃に対向する側の開口に対し、前記ガイド部に対向する側の開口が、前記可動刃の移動方向に沿って前記第2の側に向かって広げられ、当該広げられた箇所の下流側に凹部を有し、前記可動刃が、前記移動終了位置から前記待機位置に移動する動作で、切断後のワイヤを誘導する誘導部を備えた
結束機。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記誘導部は、前記可動刃が前記待機位置に移動した状態において、前記ガイド部方向に突出し、前記ガイド部の上流側の端部との間隔が、ワイヤの直径未満となる端部を有した
請求項1に記載の結束機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、鉄筋等の結束物をワイヤで結束する結束機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、鉄筋の周囲にワイヤを巻き、このワイヤを捩じることで複数の鉄筋を結束する鉄筋結束機と称す結束機が提案されている。
【0003】
従来、この種の鉄筋結束機においては、ワイヤリールに巻かれたワイヤを送り機構によって結束機本体の先端側に向けて送り出し、送り出されたワイヤを結束機本体の先端側に設けられたカールガイドによってカールする。このときワイヤは鉄筋の周囲を囲むようにしてカールされる。鉄筋の周囲に沿ってカールされたワイヤはカッタにより切断され、その後捩じり機構によって捩じられる。
【0004】
カッタは、ワイヤが貫通可能なワイヤ貫通孔を有する固定刃と、固定刃の外周面を摺動する可動刃と、可動刃を駆動するリンク部材とから構成される。ワイヤを切断するには、ワイヤがワイヤ貫通孔を貫通した状態で、可動刃をリンク部材によって摺動させればよい。可動刃には、切断したワイヤの終端部近傍に係合し、該終端部近傍を折り曲げて保持可能な係合部が形成される。係合部は、ワイヤを折り曲げて保持可能なように、ワイヤとの係合部分が鋭角に形成されている。ワイヤの終端部近傍を保持することで、該終端部近傍がカールガイドとカッタの間、あるいは可動刃とリンク部材の間などに引っかかって詰まってしまうのを防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5309947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
係合部の係合部分を鋭角に形成することでワイヤの終端部近傍を保持することができるが、使用を重ねることにより係合部分が除々に磨耗し、該終端部近傍をしっかりと保持できなくなる可能性がある。その結果、該終端部近傍がカールガイドとカッタの間や可動刃とリンク部材の間などに引っかかって詰まってしまうことが考えられる。
【0007】
本開示は、このような課題を解決するためなされたもので、切断されたワイヤの終端部近傍がカールガイドとカッタの間や可動刃とリンク部材の間などに引っかかって詰まってしまうことを抑制することが可能な結束機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため、本発明は、ワイヤを送るワイヤ送り部と、ワイヤ送り部で送られるワイヤの送り方向に沿ってワイヤ送り部の下流側に設けられ、ワイヤが通る第1のワイヤ通路が形成される固定刃と、ワイヤが通る第2のワイヤ通路が形成され、固定刃の外周面を摺動してワイヤを切断する可動刃とを有する切断部と、ワイヤ送り部と切断部との間で、かつ、ワイヤの送り経路の第1の側に設けられ、第1の側からワイヤに当接可能な第1の当接部と、切断部の下流側で、かつ、ワイヤの送り経路に対し第1の側と反対側の第2の側に設けられ、第2の側からワイヤに当接可能な第2の当接部を含み、第1の当接部に当接した状態のワイヤに第2の当接部が当接することで、ワイヤの進行方向を規制してワイヤをカールさせるガイド部とを備え、可動刃は、第1のワイヤ通路と第2のワイヤ通路とが連通する待機位置と、第1のワイヤ通路と第2のワイヤ通路とが非連通となる移動終了位置との間で移動可能であり、第2のワイヤ通路は、固定刃に対向する側の開口に対し、ガイド部に対向する側の開口が、可動刃の移動方向に沿って第2の側に向かって広げられ、当該広げられた箇所の下流側に凹部を有し、可動刃が、移動終了位置から待機位置に移動する動作で、切断後のワイヤを誘導する誘導部を備えた結束機である。
【0009】
本発明では、可動刃が待機位置に移動すると、切断後のワイヤが誘導部で誘導される。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、ワイヤの後端部を可動刃で保持できなくても、ワイヤの後端部が、駆動部材とガイド部との間に挟まれることが抑制される。また、ワイヤの後端部が、駆動部材と可動刃との間に挟まれることが抑制される。よって、結束後のワイヤが結束機から抜けにくくなることが抑制され、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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