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公開番号2025023079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024207220,2020060410
出願日2024-11-28,2020-03-30
発明の名称計画装置
出願人ENEOS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250206BHJP(計算;計数)
要約【課題】原料製造拠点から複数の脱水素拠点へ効率よく原料を配送することができる運用管理システムを提供する。
【解決手段】運用管理システム100において、情報取得部121は、複数の水素ステーション10での脱水素状況に関する水素ステーション情報を取得する。この水素ステーション情報は、それぞれの水素ステーション10において、どのような脱水素状況であるかを把握可能な情報であるため、どの水素ステーション10に対して、どのようなタイミングでMCHを配送すればよいかを把握することが可能となる情報である。これに対し、配送計画作成部123は、少なくとも水素ステーション情報に基づいて、複数の水素ステーション10へMCHを配送する配送計画を作成する。従って、配送計画作成部123は、それぞれの水素ステーション10の脱水素状況を総合的に判断した上で、適切な配送計画を作成することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
水素化物を含む原料を製造する原料製造拠点から、前記原料を脱水素反応させることによって水素含有ガスを得る複数の脱水素拠点への前記原料の配送を管理する運用管理システムであって、
複数の前記脱水素拠点での脱水素状況に関する第1の情報を取得する情報取得部と、
少なくとも前記第1の情報に基づいて、複数の前記脱水素拠点へ前記原料を配送する配送計画を作成する配送計画作成部と、を備える、運用管理システム。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記情報取得部は、前記原料製造拠点での前記原料の製造状況に関する第2の情報を取得し、
前記配送計画作成部は、前記第1の情報、及び前記第2の情報に基づいて、前記配送計画を作成する、請求項1に記載の運用管理システム。
【請求項3】
前記第1の情報は、前記脱水素拠点で用いられる前記原料の量に関する原料情報と、前記脱水素反応に伴って生成される脱水素生成物の量に関する脱水素生成物情報と、を含む、請求項1又は2に記載の運用管理システム。
【請求項4】
少なくとも前記第1の情報に基づいて、前記脱水素拠点に対して前記原料の供給が必要となるタイミングを予測する予測部を更に有し、
前記配送計画作成部は、前記予測部による予測結果に基づいて、前記配送計画を作成する、請求項1~3のいずれか一項に記載の運用管理システム。
【請求項5】
前記予測部は、前記脱水素拠点における水素の需要量に基づいて、前記脱水素拠点に対して前記原料の供給が必要となるタイミングを予測する、請求項4に記載の運用管理システム。
【請求項6】
前記予測部は、前記脱水素拠点における前記原料の残量に基づいて、前記脱水素拠点に対して前記原料の供給が必要となるタイミングを予測する、請求項4に記載の運用管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運用管理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、脱水素反応させることによって水素含有ガスを得ることができる水素化物を含む原料を用いるシステムとして、例えば特許文献1に挙げるものが知られている。特許文献1の水素供給システムは、原料の芳香族炭化水素の水素化物を貯蔵するタンクと、当該タンクから供給された原料を脱水素反応させることによって水素を得る脱水素反応部と、脱水素反応部で得られた水素を気液分離する気液分離部と、気液分離された水素を精製する水素精製部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-232607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなシステムを備える脱水素拠点では、タンクローリーなどで配送されてきた原料が用いられる。また、このような原料は、原料を製造する原料製造拠点から配送される。ここで、一か所の原料製造拠点で製造された原料が、複数の脱水素拠点へ配送される場合がある。例えば、複数の脱水素拠点が広範囲にわたって存在している場合、各脱水素拠点に対して効率よく原料を配送しなくては、タンクローリーなどの移動体の配送頻度が高くなり、その結果配送コストが上がり、最終的に水素のコストが上昇するという問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、原料製造拠点から複数の脱水素拠点へ効率よく原料を配送することができる運用管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る運用管理システムは、水素化物を含む原料を製造する原料製造拠点から、原料を脱水素反応させることによって水素含有ガスを得る複数の脱水素拠点への原料の配送を管理する運用管理システムであって、複数の脱水素拠点での脱水素状況に関する第1の情報を取得する情報取得部と、少なくとも第1の情報に基づいて、複数の脱水素拠点へ原料を配送する配送計画を作成する配送計画作成部と、を備える。
【0007】
本発明に係る運用管理システムにおいて、情報取得部は、複数の脱水素拠点での脱水素状況に関する第1の情報を取得する。この第1の情報は、それぞれの脱水素拠点において、どのような脱水素状況であるかを把握可能な情報であるため、どの脱水素拠点に対して、どのようなタイミングで原料を配送すればよいかを把握することが可能となる情報である。これに対し、配送計画作成部は、少なくとも第1の情報に基づいて、複数の脱水素拠点へ原料を配送する配送計画を作成する。従って、配送計画作成部は、それぞれの脱水素拠点の脱水素状況を総合的に判断した上で、適切な配送計画を作成することができる。以上より、原料製造拠点から複数の脱水素拠点へ効率よく原料を配送することが可能となる。
【0008】
情報取得部は、原料製造拠点での原料の製造状況に関する第2の情報を取得し、配送計画作成部は、第1の情報、及び第2の情報に基づいて、配送計画を作成してよい。この場合、配送計画作成部は、原料製造拠点での原料の製造状況も考慮した上で、配送計画を作成することができる。
【0009】
第1の情報は、脱水素拠点で用いられる原料の量に関する原料情報と、脱水素反応に伴って生成される脱水素生成物の量に関する脱水素生成物情報と、を含んでよい。この場合、配送計画作成部は、それぞれの脱水素拠点において生成された脱水素生成物の量も考慮した上で、配送計画を作成することができる。
【0010】
運用管理システムは、少なくとも第1の情報に基づいて、脱水素拠点に対して原料の供給が必要となるタイミングを予測する予測部を更に有し、配送計画作成部は、予測部による予測結果に基づいて、配送計画を作成してよい。この場合、配送計画作成部は、予測部による予測結果に基づくことで、実際に脱水素拠点において原料の供給が必要になるタイミングよりも早い段階で、予め配送計画を作成しておくことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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